あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

気と呼吸の話。

2014-01-31 12:27:35 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントや連載は-

http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005


諸君オッス!
この分ですと春まできっと絶対冬ですよねえねえねえ。
【本日もご好評に答えましては終わりましたが
最近いろいろと考えることがありますねえ。
大阪の人間は「みんな親切だ」と皆さん自画自賛されますが||
ちょっと胸に手を当てて考えてみてください。
勿論全部が全部とは言いませんが
それはお身内や仲間だけだったりしませんかいな?
私が感じている印象は身内や友達には
確かに気さくで親切ですが
結構みんな他人には閉鎖的でっせ】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫



「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   11. 人間は理屈だけでは生きられない困った生き物

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
人間と健康に関して鳳の医学オタクがお話しています。



〈体質〉



今、陽虚証という体質のお話を書いていますす。
陽虚証とは簡単に言うと寒がりやさんのことですが
前回から『肺』の陽虚証についてお話しています。

ところで皆さんは『肺』という臓器だけが
人の臓器の中で外界に接していることをお分かりでしょうか?
人体には五臓六腑といわれるものがありますが
その中で直接外界に接しているものは
実は『肺』以外にはありません。

『肺』は外気を取り入れたり
逆に体から出したりしています(呼吸).
これだけでも十分外の世界と接していることがご理解いただけると思います。
この件にお詳しい浅川先生の資料にも
このことが書かれています。
ここから引用--

> 「肺は呼吸の気を主る」と表現される肺の呼吸運動です。
> 医学典籍ではそのことを「天気は肺に通じる」(『素問』陰陽応象大論)と。
以上引用ですがそのことだけでもお分かりのように
『肺』はいためやすくできているともいえなくはありません。

なお『肺』のお話はこれまでにも何度かやっていますので
ここでは前回出てきた『衛陽』を含む『衛気』についてお話します。

ところで『肺』の弱りは以前の項目で取り上げた
『卑胃』のものとは少し異なっています。
『卑胃』はお腹を中心とした冷えや問題がまずありましたが
『肺』の作用には呼吸だけではなく
最も大きなものが実は「肺は気を主る」ということもあることに注目しないといけません。
つまり全身の気をつかさどっているということです。

その中に呼吸があるということですね。
そして後「肺は一身の気を主る」というものなんですが
ですから『肺』の弱りは
全身に影響を及ぼしかねないということにもなるわけですね。


悪徳コーポレーション、みっちゃん作詞と歌。
だいすぎ先生作曲とアレンジ。
曲の始まりでさっと春風が吹いたイメージで聴いてください。
寒くても季節には春が潜んでいます。
タンポポが咲き始めたというたよりも。
「つぼみ開くとき」
http://www.youtube.com/watch?v=Ua-Rnt6kzR4


『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

さてニュースレターですが
28日号を作りましたのでお読みください。

今回の寒さ対策では
暖かいチョコレートの飲み物の作り方を。
そのほか商店街のイベント、福福寄席の出演者のお名前。
そのほかの話題などを掲載しています。
あすなろ正面向かって右側の箱に入れています。
お気軽にどうぞ。

最近は乾布摩擦なんてのはしないんですかねえ?

2014-01-30 12:02:47 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントや連載は-

http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005


諸君オッス!
この分ですと春まできっと絶対冬ですよねえねえねえ。
【本日もご好評に答えましては終わりました。
もう少し具体的なお話とお願いです。
JR鳳駅東口の辺りの歩道のところに
ドライバーの皆さん、車をドンと止めるのはやめてもらえませんかいな?
あそこは雨の日などあなたたちのご家族を乗せる場所ではありません。
車は止めてはいけない場所であることはご存知だろうと思います。
視覚障害者だけではなくベビーカーを押すお母さんたちや
お年寄り、車椅子の皆さんも入れません。
お身内もですが他人にももう少し思いやりをお願いします。
警察の方も特に注意をお願いします。】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫



「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   11. 人間は理屈だけでは生きられない困った生き物

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
人間と健康に関して鳳の医学オタクがお話しています。



〈体質〉



今、陽虚証という体質のお話です。
陽虚証とは簡単に言うと寒がりやさんのことですが
特にその中でもお腹が弱い方の陽虚体質の方のお話をしてきました。

ところで火曜日は院長は久しぶりに定休を・
そして昨日は忙しくてブログを書くことができませんでした。

さて27日のブログの文中の書き方で誤りがありますので訂正します。

> 「病の邪は最初!“ひ皮部”に付き~」
ここは「>皮部」です。

> 「『卑経絡』」
は「卑の経」とします。
お詫びして訂正しておきます。

さてお腹の特に不具合のお話はいかがでしたか?
お心当たりがあるかと思います。
まあお元気な方もですが
普段からあまり冷たいものの取りすぎや
暴飲暴食はやはり考えておいてください。

では今回からは『肺』の陽虚証についてお話します。
お腹のものとはまた違いますので
よく読んでいただければと思います。
簡単にこの『肺』の陽虚証の方のことを書きますと
「寒がりで風邪を引きやすい方」となります。

ではまず『肺』という臓器の特徴のお話をします。
『肺』といえば胸に左右にあって
「呼吸器」となりますが
東洋医学ではそれほど単純には考えていません。

> 「体表の皮毛は肺が主どる」
と『傷寒論』にも書かれているように
呼吸以外に皮膚は肺に大きく関与しているということです。

「皮毛肺経に寒邪が侵襲して
衛陽(体表を温め守る気)の気が阻止されると
発熱や悪寒が現れる」というのが 
『傷寒論』に書かれている
『肺』が病邪にやられたときの症状ですが
こちらは急性の病ですね。

これは実は前回の項でも書いている
直接肺に病邪が入った状態と考えていただいてよろしいのではと思います。
普段健康な場合ではそれほど単純に臓がやられることはありません。

もともと皮膚が弱い方=肺の虚があるということですから
こういう方の場合の風邪などは
背中のぞくぞく感から入るという普段健康な方の書記症状ではなく
いきなり咳をしたり熱が出たり悪寒という症状が出るということになります。

皮膚は上にも書いていますが『衛陽』といわれるものによって保護されています。
『陽』とあるように性質は熱=暖めるというものです。
これは『衛気』とも呼ばれますが
毛穴をふさいだり広げたりして体温を調節しますし
病原体が付くと排除したりします。

この『衛陽』に問題があると
毛穴などの調節機能が落ちますので
特に冷えにあたるとすぐ」ゴホンゴホン」ときます。
そして寒気などがくるわけですね。
このタイプの方も実は結構おられます。

夏気をつけてあげないと治療院や病院などで
風邪を引いたということになるのがこのタイプの人たちです。
咳や鼻水が出るのはあっという間だったりします。
無理もありませんがやや神経質な方が多いように見受けられます。


悪徳コーポレーション、みっちゃん作詞と歌。
だいすぎ先生作曲とアレンジ。
曲の始まりでさっと春風が吹いたイメージで聴いてください。
冬の中にも春が潜んでいます。
タンポポが咲き始めたというたよりも。
「つぼみ開くとき」
http://www.youtube.com/watch?v=Ua-Rnt6kzR4


『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

さてニュースレターですが
28日号を作りましたのでお読みください。

今回の寒さ対策では
暖かいチョコレートの飲み物の作り方を。
そのほか商店街のイベント、福福寄席の出演者のお名前。
そのほかの話題などを掲載しています。
あすなろ正面向かって右側の箱に入れています。
お気軽にどうぞ。

院長も人の子。化け物ではありませんのではいな。

2014-01-27 13:38:00 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントや連載は-

http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005


諸君オッス!
この分ですと春まできっと絶対冬ですよねえねえねえ。
【本日もご好評に答えまして・・
私が道を歩いていますと(当然です)
東京ですれ違った若いお母さんと小さなお子さん。
お母さんがおっしゃいました-
「ほらほら、邪魔になるでしょ!
こっちへ来なさい」
大阪では「危ないからこっちへ来なさい」と申します。】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫



「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   11. 人間は理屈だけでは生きられない困った生き物

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
人間と健康に関して鳳の医学オタクがお話しています。



〈体質〉


BR>
今、陽虚証という体質のお話です。
陽虚証とは簡単に言うと寒がりやさんのことですが
特にその中でもお腹が弱い方の陽虚体質の方のお話を
今集中的にやっています。

ところで古代の人たちは病の伝わり方というものに
そして東洋医学の専門家たちは着目してきました。
「ひょっとしたら、病が伝わる順序があるのではないのか?」
まさにこれは予防医学の発想かも知れませんね。

『傷寒論(しょうかんろん)』や
その他の書物にも実はこのあたりのことが詳しく書かれています。

病の邪は最初ひ皮部に付き~
次に絡という小さな(細かい)筋に入り~
次に経という太い筋に入り~
そして六腑に入り~
最後に五臓に入るという順序を考えました。

当然ですが体表面のバリアが弱い人の場合は
いきなり六腑や五臓のどれかに直接
病邪が進入することがあります。
初期の風邪であったり、怖いものですと中風。
あるいは五臓などの精気が何らかの原因で
一気に虚した突然死などがそれです。

お腹の場合『卑』という裏の臓器がまずありますが
この場合もどちらかというと体質的に
子どものころから実は弱いという人がいます。
どちらかというと胃のほうが
私は後天的にくるのではないかなという気がしますね。
男の子の場合、特に生まれつき腸が弱い人が多いですが
そういう人の場合はもともと『卑』の臓が弱いと思われます。

しかし暴飲暴食で胃に常に負担をかけている人の場合は
やがてその『卑』をいため
糖の値が高くなるということに発展します。
そして気虚が進めば陽虚証へ発展します。
やがては体の中に脂も回ってきます。

ところで病の伝わり方を経絡学的に見ますとたとえば-
大腸経~胃経~卑経~心の経絡へ~とつながっていますので
最終的に病や冷えが心臓に行き着くと考えても
それを経絡学で裏付けてしまうことにもなります。
何度も言いますがこれはゆっくりと病が進行していく過程です。

ところで『卑経絡』は足親指爪崎内側からそのまま足裏を走行して
足全体に内側を上がってお腹へ行きますので
冷えもその経路にしたがって現れます。
ですが、厳密にいうと腎経や肝経も同じく足内側を通りますので
これは専門家でなければ位置は分かりにくいかと思います。

『卑経絡』はどちらかというと
足の内側でもかなり前に近い部分です。
そしてひざから下はむこうずねのやや内側辺りを上がっていると思っておいてください。

ところで今回の院長の入院もそういうことだったのかと言われても仕方ないですが
まあ院長も人間。
人にはこうやって書いてはいますし分かってはいるけど 、、、。
理屈だけでは生きていないとなるわけです。
別に開き直っているわけではありませんが
それだけ人間は弱いということでしょう。
まあ寿命がくるまで生きることにしましょうか。
ただし、それなりに真剣に生きますのでお任せを。


悪徳コーポレーション、みっちゃん作詞と歌。
だいすぎ先生作曲とアレンジ。
曲の始まりでさっと春風が吹いたイメージで聴いてください。
冬の中にも春が潜んでいます。
いつまでも寒くはありません。
梅の便りもぼちぼち聴かれるようになりました。
「つぼみ開くとき」
http://www.youtube.com/watch?v=Ua-Rnt6kzR4


『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

さてニュースレターですが22日号を発行しています。
ですがもう28日号を作りましたので
午後に入れ替えることにします。

今回の寒さ対策では暖かいチョコレートの飲み物の作り方を。
そのほか商店街のイベント、福福寄席の出演者のお名前。
ほかの話題などを掲載しています。
向かって右側の箱に入れています。
お気軽にどうぞ。

寒いと前かがみになりますよね。

2014-01-26 11:31:15 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントや連載は-

http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005


諸君オッス!
この分ですと春まできっと絶対冬ですよねえねえねえ。
【本日もご好評に答えまして・・
私が道を歩いていますと(またこれですが)
向こうから小さなお子さんを連れたお母さん。
「ほらほら危ないからこっちへきなさい。」
私、杖も振り回してませんし
道の端っこを静かに歩いてまして
何もしてませんけど?】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫



「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   11. 人間は理屈だけでは生きられない困った生き物

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
人間と健康に関して鳳の医学オタクがお話しています。



〈体質〉



今、陽虚証という体質のお話です。
陽虚証とは簡単に言うと寒がりやさんのことですが
特にその中でもお腹が弱い方の陽虚体質の方のお話を
今集中的にやっています。
『胃』の陽虚について
こだわりながらお話しています。

では具体的に胃の経絡が寒にやられるとどの辺りが冷えるのかといいますと
体の前です。
むこうずねから太もも、お腹周辺から体~胸全体。
そのうちのどこかに、あるいは
全体に冷えを感じます。
そういう症状が出ましたら
胃の『陽明胃経絡』に
寒邪というものが入ってるなと思っておいてください。

暖かいものを飲む。
あるいはオヘソを暖めてください。
実はオヘソそのものが大事なツボでもあるからです。


悪徳コーポレーション、みっちゃん作詞と歌。
だいすぎ先生作曲とアレンジ。
曲の始まりでさっと春風が吹いたイメージで聴いてください。
冬の中にも春が潜んでいます。
いつまでも寒くはありません。
梅の便りもぼちぼち聴かれるようになりました。
「つぼみ開くとき」
http://www.youtube.com/watch?v=Ua-Rnt6kzR4


『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

さてニュースレターですが22日号を発行しています。
寒さ対策では便利なおでんのおなべのお話を。
そのほか商店街のイベントの話題などを掲載しています。
向かって右側の箱に入れています。
お気軽にどうぞ。
なお今号は明日はずします。

胃に関する経絡の話。

2014-01-25 12:14:28 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントや連載は-

http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005


諸君オッス!
この分ですと春まできっと絶対冬ですよねえねえねえ。
【本日もご好評に答えまして・・
全盲視覚障害者が単独で道を歩くというのは
実は結構すごいストレスと緊張がかかっているものです。
こういうときに実は私の親しい友人で
空気が読めない馬鹿がおりましてねえ。
先だって和泉府中駅での出来事。
むんずと黙って人の腕を掴むやつがおります。
勿論冗談でやったことですが
あほかあああ!」って言ったことがあります。
冗談でもそれはやめましょう。
杖でひっぱたかれてもしりまへんで。
みんな命張って歩いてますので】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫



「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   11. 人間は理屈だけでは生きられない困った生き物

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
人間と健康に関して鳳の医学オタクがお話しています。



〈体質〉



今、陽虚証という体質のお話です。
陽虚証とは簡単に言うと寒がりやさんのことですが
特にその中でもお腹が弱い方の陽虚体質の方のお話を
今集中的にやっています。
『胃』の陽虚について
こだわりながらお話していますが
前回のブログで-

> 「胃の冷えは何も胃袋やお腹にだけ出るとは限りません。
> 原則的には病の書記は経絡から始まることは古い医学書にも書かれています。」

と院長はばさっと書いておりますが
実は細かく申しますと違っています。
もう少し丁寧に書くのならこういうことです。

前回このブログを書いて後で調べてみました。
こんな記述があります。ここから-

 「是れ故に百病の始めて生じるや、必ず皮毛(ひもう)に先す。
邪これに中るとき則ち?理開く。
開くときは則ち入りて絡脈に客す。
留して去らずんば伝えて経に入る。
留して去らずんば伝えて腑に入る」(素問皮部論)(そもんひぶろん)
以上資料引用。

これは通常の病の原因になる邪気が
人体内部へ進入する順序について書かれているぶぶんです。

このあたりの私の間違いを含めて
ついでに経絡というものを
正しく少し説明しておきますと
以下のようなことになります。

経絡は用語としては私たちはほぼ一つのものとして
普段何気なくばさっと取り扱っていますが
細かく言うと違います。

経絡の『経』という筋は
主に体を立てに流れるもので
経絡の『絡』という筋は
その経から分かれてどちらかというとほぼ斜め方向に流れます。
各経と経の間を走行していると考えてください。
これはかなり大雑把に書いていますがそういうことです。

実は経という筋は12本ありまして
絡という筋は15本です。
細かいことですが学問的に言うなら
ここまで説明すべきですが
どうもばさっと普段からひとくくりで
『経絡』という言葉を
頻繁に使うのでこういうことになってしまうんですね。
最も基本的なことも含めて
簡単ではありますが経絡の説明について
書き加えておきます。

さて、その胃経絡の走行部位ですが
古い書物には以下のように書かれています。
ここから資料引用--

足陽明胃経の走行部位ですが
胃経の循行は、鼻から起こり、
(アツ:頁ケツあたま+安アン押さえる→よく手で押さえるひたいの両眉の間)
中で交わり、鼻の外を循って口を挟み唇を環る。
その支は喉 を循り欠盆(鎖骨の上に上がった辺り)から
乳内廉に下り、臍腹を挟んで
気衝(気街キガイ:少腹部下方と大腿部上方の境界部分
つまり鼠徑部のこと)足と胴体の間部分の中に入り
大腿部から足に下り足の中指に至る。
資料は『傷寒論』より。
以上引用です。

つまりこの経路のどこかに冷えを感じるというのが
胃の陽虚の一つの目安にもなるよということです。


悪徳コーポレーションみっちゃん作詞と歌。
だいすぎ先生作曲とアレンジ。
冬の中にも春が潜んでいます。
いつまでも寒くはありません。
梅の便りもぼちぼち聴かれるようになりました。
「つぼみ開くとき」
http://www.youtube.com/watch?v=Ua-Rnt6kzR4


『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

さてニュースレターですが22日号を発行しています。
寒さ対策では便利なおでんのおなべのお話を。
そのほか商店街のイベントの話題などを掲載しています。
向かって右側の箱に入れています。
お気軽にどうぞ。