あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

あわててつけた名称なのに後でいちゃもんをつけた西洋医学。

2011-04-30 12:25:45 | Weblog
あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52

あすなろ経絡指圧療院は、JR鳳駅側のほうから
堺市鳳本通商店街、アーケードを右へ入って
150mのところにあります。
{明日のために今日指圧}
お気軽にお越しください。

「弟子のユータローです。
親しくユーちゃんとお呼びください。
春から初夏へと季節は移ってきました。
うちの院長ノートからも引用させていただきます。

ところで現代は医学も発達して寿命も延びました。
(実際には衛生観念が確立したからだという人もいますが?)。
しかし知識も昔の人たち以上のものを皆さん持っているはずですよね。

でも、どうして病気がなくならないのか?
次から次へと新しい病名がつけられた病気が出てくる?

医学が発達したということで
前回述べたような養生=予防=自分の体を愛おしく思うということが
現代人はできなくなったんだろうと院長は言ってます。
事が起きれば最終的には医者任せということだろうとも?


鳳本通りネットは、今後音楽以外の活動も
行なっていくと院長は言ってます。
そんな各種イベントに関するふれあいカフェブログは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005


あすなろには実際の治療のやり方の写真も含む
経絡指圧整気療法のやり方などの資料がありますので
詳しくはあすなろまでお越しください。
またメールでの健康相談も好評です。
5名以上の方が集まっていただける会などがありましたら
このブログなどでお話しているような
楽しいセミナーもさせていただきますので
お気軽に あすなろ院長へお尋ねください。」


アクセスはおなかいっぱい~
・もうお腹いっぱいですのではいな。
{仕事が済んだら今年も、おおとり福・福寄席とライブ} 。
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     [しばらく具体的な気というもののお話を]

気とは何ぞや?
実例を使ってお話しています。
今日も〔気の感触〕というお話。
気虚の話ですが
基本的には気が不足しているということをお話しましたが?

気虚の症状にもいろいろありますが
やる気がないというのがあります。
きさまたるんどるぞ!」
いえいえ、気が不足すると本当にやる気が起きません。
ご飯も食べたくないですし口に入れてかむことすら嫌になります。
考えることすらうっとうしくなります。

もう一つは疲れやすく体がだるくなります。
ですから、一概に「たるんどる」なんて言ってはいけません。
ただし、この病の困るところは見た目では分かりにくいこと。
現代医学では検査にもひっかかりにくいということなんですな。
まああすなろへ来てみんしゃい。
【そんな治療家の話は次回へと続きます】


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
今は日本と中国の鍼灸などのサイトなどからの
資料を参考にさせていただきながら
ときに引用させていただいて書いています。


   7. 違った視点で

今までの六経的な視点から少し現代医学に近い立場で
これまでの3陰、3陽などの経絡を整理しながら
より細かく、そして現代的な捉え方で考えています。

手の少陰心経とその関連グループの話です。
少陰といえば、前回でも少し出てきた腎があります。

ところで、東洋医学では「腎臓」とか「肝臓」なんて言わないのが通常です。
西洋医学では五臓をパーツとして捉えていますので
明治以降日本に西洋医学を取り入れる際
解剖用語などには、東洋医学の
それまで使われていた各部の名称を
そのまま使ってしまったということが起きます。

腎臓とか肝臓という言葉ですが
無論東洋医学でもそれらの概念は分かっています。

ただし五臓に関する考え方が
基本的に西洋医学とは違っていることです。
狭い意味で臓器であり広い意味では
もう少し大きな働きとして見ます。
しばらく腎=腎臓と
心=心臓との関係などを含めて
私なりに研究している事柄について僭越ですが
ちょと、お話してみるある。

研究すれば、大差はないのかも?

2011-04-29 11:27:57 | Weblog
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そんなお話をしています。
うちの院長ノートからも引用させていただきます。

養生学といえばあの貝原益軒(かいばらえっけん)という人が有名ですね。
養生訓という彼の書物に
こんな文章があります-

『人の身は、天地と並んで三才とされている。
このように貴い身を養い、命を守って長生きするのは、きわめて大切なことであ
る。
その術がないなんてことは、あってはならない。』

“その術”とあるように彼は
健康管理は技術なんだと言っています。


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     [しばらく具体的な気というもののお話を]

気とは何ぞや?
実例を使ってお話しています。
今日も〔気の感触〕というお話。

気虚と一口に言いましても当然ですが
特定の臓器が弱い人には
やはりそれなりの症状も出てきます。
老化による体力の低下は腎の機能低下ということです。
老化は誰にもやってきますが
老化=病人ではありませんし
年寄りは必ず病人になるということではありません。
60代なら、60代の。
80代なら、80代なりの健康状態というのがあります。
これが東洋医学でいう平人(へいじん)という概念です。
【そんな治療家の話は次回へと続きます】


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


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今は日本と中国の鍼灸などのサイトなどからの
資料を参考にさせていただきながら
ときに引用させていただいて書いています。


   7. 違った視点で

今までの六経的な視点から少し現代医学に近い立場で
これまでの3陰、3陽などの経絡を整理しながら
より細かく考えています。

手の少陰心経とその関連グループの話です。

小腸から膀胱へおしっこがたまっていくという発想は面白いですね。
中医学にお詳しい浅川先生も
「コーヒーがドリップ方式のように」
と表現しておられるのも笑ってしまいましたが。
昔の人たちはまさに、そんな感じでとらえていたんでしょうね。

ところで「腎は水の臓、津液を主どる」
という文言が、素問逆調論という医書に出てきますが
いくら経験医学・臨床医学といっても
やはり生理学的にも科学的にも、きっちりと裏付けられないものはだめです。

この段階で心臓・小腸・腎臓・膀胱という
東洋医学と現代医学を踏襲した一連の流れが何とか理解できますが?
あえて“?”と付したのは
お詳しい浅川先生でさえ
「やはり心臓と小腸とのかんけいが?」と
おっしゃっておられるのも面白いです。

ただ、これが経絡学の経絡学たるところだと
私などは開き直っていますが?

やはり両方揃わないといけませんね。

2011-04-28 12:31:45 | Weblog
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うちの院長ノートからも引用させていただきます。

東洋医学は予防医学といわれます。
古代の人たちの時代には今のようにレントゲンもなければ
抗生物質もなく命を落とす人が多かったんですね。
だからこそ、どうすれば
病気にかからないかということを真剣に考えることになります。

そのためには季節の運行や暦なども取り入れなければいけませんし
当然人々は古くからの経験を通じて
お薬として使えるものや
その他の治療法を研究することにもなります。

そこで養生学もこうした人々の経験から積み重ねられていきますが
こういうものが東洋医学の1分野として
現在に受け継がれているといえます。


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     [しばらく具体的な気というもののお話を]

気とは何ぞや?
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今日も〔気の感触〕というお話。

気虚には、疲れやすいとか息切れがするなどの症状以外に
少し動くとすぐ汗をかくというのもあります。
何でも人とは異常に違う部分というのは
やはりちょっと健康状態を疑ってみることが重要です。
こういう気虚の概念を、ぜひ皆さん掴んでおいてください。
【そんな治療家の話は次回へと続きます】


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


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   7. 違った視点で

今までの六経的な視点から少し現代医学に近い立場で
これまでの3陰、3陽などの経絡を整理しながら
より細かく考えています。

手の少陰心経とその関連グループの話です。

東洋医学といいましても実は古代の医学から現代の中医学にいたるまで
やはり変遷や進歩を遂げながら現在にいたっています。
そして西洋医学との交流によっても
それまで東洋医学として常識と考えられていた考え方も
変えなければいけないことや
西洋医学から取り入れなければいけないことも当然あったわけですね。

ところで東西医学の交流はそれほど新しいものではなく
結構古くからありましたので中国医学も
影響を受けたことも当然です。

実は前回にも書いた小腸と膀胱との関係も
その1例といえます。

古代医学の書物には、こんなことが書かれています。
以下浅川先生の資料から引用させていただきますが-

「大腸の上口は小腸の下口である。
ここに至って、清濁を泌別する。
水液は膀胱に入り、滓穢は大腸に入る」
以上引用です。

おいおい?腎臓は??
まことに荒っぽい考え方ですが
以前にも書きましたがこういうことも含めて
東洋医学は、やはり臨床医学として発展してきたということですね。

しかし後の医学書では、きっちりと腎臓(腎)というものについて
西洋医学とは違った視点で臨床と研究の結果
東洋医学では深い考察を成し遂げることになります。

何事もあわてないようにしないとね。反省。

2011-04-27 12:01:19 | Weblog
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体がシャンとしない皆さん。
季節が移っているのにいまだお体の時計が
この時期の季節に合っていないのかも知れません。
ぜひ、あすなろへお越しください。


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     [しばらく具体的な気というもののお話を]

気とは何ぞや?
実例を使ってお話しています。
今日も〔気の感触〕というお話。

さて気虚とは?気が減少する事ですが
一口にどういう人が
この気虚が疑われるのかといいますと主に-
だるい・疲労・食欲不振
そして・風邪をひきやすいなどの症状が現れやすい方といえます。

おおよそ消化機能が弱いことで
栄養が全身にいきわたりにくくなることで
心身の活動にいろいろな問題が起こります。
進む段階によってもいろんなタイプがあります。
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   7. 違った視点で

今までの六経的な視点から少し現代医学に近い立場で
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より細かく考えています。

手の少陰心経とその関連グループの話です。

実は2011-04-24 14:50:16のブログで
えらいはしょって書いているところがあります。
「小腸で消化吸収された物意外は腎臓へ」という箇所です。
おしっこのことばかり書いてましたので
ついつい変な書き方をしました。
きっちり書きますね。
最終的には小腸で消化された残りのかすは大腸へ。
そして濁となった水分は腎臓へ行ってから膀胱へ送られるということです。
付け加えておきますね。ごめんなさい。

ところで古典医学にも解剖図がありましてね。
胃とか小腸、大腸などの位置や働きは
現代医学とほとんど変わりません。
ただし膀胱に関しては古典医学と中医学でも少し違うようです。
しかし分かっていることは
膀胱の機能ですがこれに二つあります。
蓄尿と排尿です。
この辺りの認識は今も昔も変わりません。

東洋医学はどこからでも攻めることができる。

2011-04-26 14:32:24 | Weblog
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「最近おおとり福・福寄席のチケットも販売している
弟子のユータローです。おかげさまでチケットは完売しました。よろしくお願します。
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これから春から初夏にかけての健康について
しばらく書いています。
うちの院長ノートからも引用させていただきます。

果物はおいしいけど、むくのがじゃまくさい。
野菜のお料理もなんだか手間がかかって嫌だ。
そういうのも時代なんでしょうね。
でも体には絶対にいいんですが?


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あすなろ経絡の治療の考え方と手技の目的は
あくまでも気を整えるという東洋医学本来の考え方です。
これは整体ではありません。
経絡整気療法というもので、あすなろが独自に開発したものです。

実際の治療のやり方など詳しくは写真も含む資料もあります。
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上記ユウタロウコーナーのHPをご覧ください】
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私たち東洋医学をやっているものが
普段、患者さんにもよく使う言葉がいくつかあります。
その一つが気の不足というもので専門的には
気虚といわれるものです。

これは気の不足による病証というもので
症状は大変多いです。
お医者さんにお話しすると「お年ですからねえ。」と言われます。
勿論それもありますが
なぜなら、弱っている五臓六腑の各部分によっても出てくる症状も異なりますし
気虚そのものがどうしても
全身に影響を及ぼしてしまうことにあります。

しばらく東洋医学であすなろに来られる患者さんの中から
気虚といわれる各種のタイプについてお話してみます。
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手の少陰心経とその関連グループの話です。

前回のブログで、膀胱と腸の間に、瘻という通路ができるお話をしましたよね。
現代医学では原因が分からないという、間質性膀胱炎という話が出ました。
東洋医学でいう「湿熱」と書きましたが
同じく病理的には実熱というのが正しいと思いますので訂正しておきます。

ところで心臓から小腸~そこから膀胱への流れというのは
多少なりとも現代医学を学んだものからすれば
確かにちょっとおかしな感じもしなくはありません。
しかし以前にも言ったように東洋医学は
あくまでも臨床医学だということをご理解ください。
臨床医学が理論付けられた形へ発展していったというのは暴論かいな?

実は五臓六腑という言い方は東洋医学からきてますが
これはそれぞれの五臓と六腑は表裏関係にあると考えたからです。

ここにこういうことが言われています。
「小腸・大腸・膀胱はいずれも六腑なる者、物を伝化して蔵さず。
故に実すれど満つる能わず。」
これは古典医書の素問(そもん)五蔵別論(ごぞうべつろん)の1文です。

たとえばおしっこが出にくい患者さんがいたとしましょ。
腎臓には特に問題なし。
当然膀胱を疑います。
しかし治療しても改善しないことがありますが
これを「六腑の問題」として考えます。

ほかの小腸であったり大腸であったり?
あるいは六腑の治療ツールとしてもよく使う手の三焦経を。
もしくは陽経絡を取り仕切る背骨の督脈を。
これで結構片がつく(笑)。
勿論経絡にはそれなりに虚実は出ます。

それでもだめなら肺のほうから攻める。
これは気の押し下げる力が弱いという判断で根拠はあります。

本日はちょっとプロのような・・お話で恐縮でしたが
これが東洋医学的治療の治療たる由縁であるということで
まさに融通無碍の経験医学の面白いところでもあります。