あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

違いが分かる男・・ホンマカイナソウカイナヘエ。

2013-01-06 10:53:38 | Weblog
 現在発行している『あすなろ・ニュースレター』ですが
1月19日(土)おたふく寿司で実施「おおとり、福・福寄席」の
出演者のご紹介を書いています。
あすなろ経絡の表のドアポケットからお取りください。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!チャップイでんなあ。
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
【世間様は明日あたりから本格的に動くんでしょうね。
休みすぎると、しんどいことないですかいな?】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話ですが
経絡のお話に移っています。


   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

では虚実それぞれにおける両方の
ツボの働きの不足や鈍さの違いについて書いてみます。
『虚』とは気血(きけつ)が不足している状態で
『実』とは逆にそこに気血が集まりすぎて動かない状態のことを言います。
この状態で『実』の部分を放置しておきますと
それら以外の痰とか、余分な病理因子が集まりますが
病を起こしてしまった『邪気』が集まったツボと言うことで
カルテにも、ときにそんな嫌な評言で記載されることになります。
虚実ともにいずれも元気不足であり、働きが鈍ったものですが
本質的には『虚』と『実』が、まったく違うということがお分かりかと思います。

ところで簡単に治る肩こりや腰痛があったとしましょか。
この場合は東洋医学の世界でも
整形外科的な立場で考える治療をします。
ちょっと経絡のお話なんですが
それは『経筋』と言う概念です。

経絡は1本の紐状ですが
その経絡が通る筋肉の障害を治療しますが
元気な人の場合でしたら、それで簡単に治ります。
これが『その経絡の実の部位』ということです。
いくらきついものでも治ります。
1回でスパッと治ることもあれば
数回の治療でぐんぐん治ってしまいます。

ところが治らない場合があります。
その経絡の中にある『痛みや張りなどの実』のツボと
『虚』のツボとのアンバランスがある場合。
経絡的には逆にすっげえ別の『虚の経絡』などがある場合です。
これらを見つけられなければ治りにくいです。

そこでいろんな先生に診ていただいた。でもなかなか完治しない。
まったく違う先生に治療していただいたら不思議とぴたっと治ってしまった
ということがちょくちょく起きます。
これが『虚』の部分を見つけていただいたということです。
「合う先生」と患者さんがおっしゃられる先生でしょうな。

不足している部分には気血を集めて
余り過ぎた部分の邪気を取り去る。
要するにこれだけのことなんですね。
簡単に言えばやさしいですが
これがなかなか簡単には専門家でも分からない。
それが東洋医学の世界ということですね。


あすなろ経絡指圧療院
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551
『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。