あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

今度は冷えが主に主体の病。

2013-09-30 14:50:14 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

今月30日あすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について
堺市立健康福祉プラザで行われる10月のイベント告知。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【昨日は私院長が、子どもの頃から夢に見た
理想に近いベンチャー図サウンドを楽しませていただきました】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫



「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

さて病邪が三陽経絡を経て、陰経絡へと入ってしまいました。
前回のまず『太陰病』ですが
これを解説してみます。
-主に七つのものを挙げました。

・「発熱がない。」
=冷えの病です。

・腹部膨満。
・嘔吐。
・下痢=いずれもお腹の病です。

・口渇なし=冷えの病には基本的には口渇はありません。

・食欲がない=冷えの病には
どちらかといえば食欲は減退します。

緩弱=これは脉のことですが
『緩』は卑の脉でもありますが
実はまだそれほど冷え切っていないという意味もあります。
『弱』は湿邪も疑われますが
気血が損なわれていることを意味します。
要するに全体に虚がつよくなってしまっているということになります。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

実はこれ以前にもやってはいますが?

2013-09-28 14:01:43 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

今あすなろ経絡が発行しているニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、肺について
そのほか本通りネット9月のライブ道場の内容などです。
今月30日からまた新しいものを発行する予定です。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【さて、怪しい院長の怪しい外出シリーズ。
昨日を持ちまして終わりました。
じゃあもう出て行かないかといいますと、そうはいかん||
明日は本通りネット・ライブ道場。
臨時休とさせていただきます】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。
『陰陽が併さり』の部分の
『傷寒』というカテゴリーの
その中の五つ目の『温病』を終えました。
これでとりあえず『陰陽が併さり』の部分は終わったことに鳴ります。

広岡は-「傷寒の証のものは
それぞれの経に散在して
その変化は百出するが
この五綱目から外れることはない」と言っています。

ではもう1度おさらいをします。
その5項目とは何だったのかといいますと-
中風・傷寒・湿温・熱病・温病でした。

それぞれの特徴が理解できれば
どの臓器や腑がやられているんだなということは分かりますし
一つだったり二つ、あるいはそれ以上の臓器と腑がやられてるなということが
かなりの確立で分かります。
これが分からなければまず古典治療はできないということになります。

ちょっと『陰陽が併さり』という項目からは少し離れるんですが
『三陽経絡』に入った熱を種とした外邪の病を取り上げましたので
ここからは『三陰経絡』と言う場所へ邪気が入った症状にも
少し触れておきます。

陽経絡から六腑へ邪気が入りますとまず熱となるんですが
前回の最終段階を超えてしまうと今度は陰経絡から臓器へと移ります。
病の症状は熱を主としたものから冷えを主としたものへと変化します。
『太陰病』『少陰病』『厥陰病』
の三陰病です。

まず『太陰病』ですが-主に七つのものが特徴です。
・発熱がない。
・腹部膨満。
・嘔吐
・下痢。
・口渇なし。
・食欲がない、
・緩弱。以上です。
これらの病理解説は次回にします。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

こんな状態皆さんもご経験があるのでは?

2013-09-27 10:45:41 | Weblog
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〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
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今あすなろ経絡が発行しているニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、肺について
そのほか本通りネット9月のライブ道場の内容などです。
今月30日からまた新しいものを発行する予定です。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【さてあすなろ院長の最近ちょこちょこ出て行く平日の
ちょっと怪しい外出シリーズですが||
ようやく本日で最終になります。
午後12時から2時ごろの予定になります。
お電話はつながりますのでお気軽に。
その代わり明日は臨時休になります。
「喧嘩売ってるんかい?」
これは音楽ですはい】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。
『陰陽が併さり』の部分の
『傷寒』というカテゴリーの
その中の本日から五つ目の『温病』について始めます。
前回のブログで-
「『三陰経絡』に病が移ってしまった状態の解説は
次回でします。」と書きましたが
後一つ残っていました。
それが上記の『温病』です。

前回の『熱病』は
胃や大腸などのいわゆる六腑に熱邪が侵入したものでした。
なぜか陽経絡や六腑に邪気が入ると
病は結構症状がきついということも覚えておいていただければと思います。

さて次の、その『温病』ですが
六腑ではなく胃の親分に当たる『卑』に邪気が入ったものです。
『卑』に関しては何度かやっていますので
適当にバックナンバーから探していただければと思いますが
お腹の最も大事な部分だということは申し上げて起きます。

さて五つ目の『温病』とはどんな病なのかと言いますと-
「『温病』は土に属し、その病は緩やかで
熱も甚だしくはない。」と広岡も言っています。

その具体的な症状に関しては-
「四肢が怠惰となり、飲食しても味を感じない
といった症状が混在して現われる。」となっています。

『卑』のことにつきましては『飲食労倦』など
ほかのところでも過去にも結構やっていますので
このブログをご覧いただいている方には
何となくでもご理解いただけるかと思います。
これが日々の積み重ねというもので大事なんですよね。

さて「四肢が怠惰となり、飲食しても味を感じない」状態。
これもご経験のある方たちにはうなづいていただけるかと思います。
あの独特のけだるさですね。

食欲は多少はあるんだけど
でも何を食べてもおいしくない。
あるいは味気ないという感覚です。

それは『卑』という部分の生理と病理が分かれば理解できますし
これも日々の積み重ねができていれば
いまさら調べなくてもお分かりいただけますよね。

このブログで私とともに長い間東洋医学をお勉強いただいている皆さんは
もう相当の医学オタクになっていただいているものと思います。
どうやら毎回同じ皆さんがご覧いただいている感じですね。
今後ともよろしくお願いします。
次回はいよいよ次の段階の『三陰経絡』に
邪気が移った病のお話です。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
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『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

いよいよ熱病の最終段階へと。

2013-09-26 11:40:50 | Weblog
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今あすなろ経絡が発行しているニュースレターですが
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最後は明日金曜日告知した昨日の時間が変更になりまして
午後12時から2時ごろの予定になりました。
お電話はつながりますのでお気軽に】




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   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
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<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。
『陰陽が併さり』の部分の
『傷寒』というカテゴリーの
その中の四つ目の『熱病』についてやっています。

『陽明病』の軽症についてもう少し解説します。

「身熱、悪寒せず悪熱する」
この段階ではとにかく熱です。
元気な人ならお布団からも足を出したがります。
水をほしがります。
ご飯よりもとにかく水分をほしがります。

汗が出るのは熱を下げるということで
これは人体の解熱機能です。
水分をほしがるのは汗をかきたいからです。
車のエンジンにおけるラジエーターの作用の人体生理機能です。
煩喝というのは熱邪は陽気過多ですから
気分もそうなりますし
ときにはお布団を蹴飛ばしたり
イラついたりもします。

『脉は洪大』というのは
洪水のような激しく、大きなという意味です。
『有力』も大変勢いのあるということです。
特にこの場合は何だかぐいぐい外に向かって押し出してくるような感じの脉です。
これらは『陽実』というものを意味します。

ここからは以下、一段と悪い状態に入ります。
もうここまでくれば経絡から、六腑の胃や大腸に熱が及んでいます。

その証拠に『腹痛拒按』というのがあります。
これはお腹を抑えると痛がることです。
ときにその術者の手を払いのけようとします。
胃や腸の実証です。
便秘、潮熱などがあるとうわ言を言い出したりもします。
『沈実有力』というのは脉ですが
それまで軽く触れていた脉も
ここまできますと『沈実有力』となります。
ぐっと抑えないと脉が触れないということです。
病邪が奥へ入ってしまっていることを意味します。

三つポイントがあります-
1.熱が盛んであること。
2.津液を傷つけてしまっている。
3.とくに胃腸に熱が結集している。
以上のことが概ね推察できます。

『三陰経絡』に病が移ってしまった状態の解説は
ごめんなさい。次回でします。


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『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

同じ熱病でもこれほど違いが。

2013-09-25 11:32:24 | Weblog
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本日は午後2時30分から5時30分ごろまでと
金曜日のおおよそ午前10時ごろまでとなります。
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   10. 物事の基本と、抽象的考え方

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<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。
『陰陽が併さり』の部分の
『傷寒』というカテゴリーの
その中の四つ目の『熱病』についてやっています。

さて外感の邪気(病へ発展させるもの)はまずは-
身体に入りますと熱邪に変化して体の外側から-
『太陽』~『少陽』~『陽明』へと移っていくことになりますが
これら三つを『三陽経絡』と言います。

特に『少陽』という経絡は
『少気少血(しょうきしょうけつ)』と言われる性質を持ちます。
どういう意味かと言いますと、狭いんですわ。
つまりここに病が入り込むと、なかなか取れません。
特にお体の弱い患者さんの場合
病は熱や汗を出して、いわゆる
身体の邪正闘争によって外へ押し出されますが
その勢いが弱いと、そこからなかなか
病を引き起こした邪気が抜け出せません。

風邪を引いてしばらくすると直ヨくが落ちたり
吐き気など前回のブログにもあるような症状が
『少陽』という部分に邪気がいると思っておいてください。
最も苦しい上体です。

そして、これが治らないでもう一歩深い部分に入りますと『陽明病』と
病の名前も変わります。
これ、どんな症状になるかと言いますと
たとえば経証の場合だと-
「身熱、悪寒せず悪熱する」となります。
もうこの段階へ入りますと悪寒はありません。
ここまでの熱の病のお話で、何となく
皆さんもご経験で納得されていると思います。

ほかに、汗が出る。
煩喝。
脉は洪大。
もしくは有力。
本日はここまでとしますが
ここまでの解説と、これがひどくなるとどうなるのかというお話は
次回へ続けます。


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