こういうタイプの人は恋愛にも興味なさそうに見えたりしますな。

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〒593-8324
大阪府堺市西区鳳（おおとり）東町１丁５２

あすなろ経絡指圧療院は、ＪＲ鳳駅側のほうから
堺市鳳本通商店街、アーケードを右へ入って
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料金表を含む経絡指圧整気療法に関する資料がありますので
詳しくはあすなろまでどうぞ。
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すでに入っている秋のおおとり福・福寄席と
９月４日（日）午後1時から
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　　　≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
今は日本と中国の鍼灸などのサイトなどからと
院長ノートの資料も参考にさせていただきながら
ときに引用させていただいて書いています。


　　　8.　違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治（べんしょうろんじ）についてお話しています。

ところで、これらのことは今までにも何度か書いてきています。
長くこのブログをご覧いただいている方は
かなり東洋医学の知識が入っているのではとも思います（笑）。
ということは・今書いていることは
体系付けられた東洋医学の根っこの
ある部分というわけです。
東洋医学にはこういう分類法が
実に豊富にあります。
特にこれはかなり重要なところでもあります。

このブログは実は私たちの同業者の皆さんや
私の患者さんたち。そして東洋医学に
ご興味をお持ちの皆さんに読んでいただいていますので
どこにターゲットを絞るかということに神経を使ってます。
まあ、しかし私の研究成果を書いているということで
どうかご勘弁を・・

陰陽弁証の本日は『陽虚』について書いてみます。
基本的には前回までの陰虚の逆と考えてください。
そして最近では案外若い人に多い体質になっているようです。
まとめますと以下のようになります。

体が冷えやすい。
冷房を嫌う。
原気がない。
皮膚が冷たい～特に手足が冷たい。
食欲不振（細い）。
自汗が出る。
おしっこがきれいで量が多く長い。
ときに悪寒をする。
周りの人たちが汗をかいているのに
自分だけが1枚余分に上着を着たい感じ。
ほかに眩暈や全身浮腫などといった症状も出ることがあります。
あなた、どないですか？

私たちの患者さんでは多い体質の一つです。

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　　　8.　違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治（べんしょうろんじ）についてお話しています。
もう少し陰虚体質の特徴でもある
虚熱症状などについて書きます。

さて、午後になってから徐々に熱が上がってくることはありませんか？
手足に嫌な感じの熱感。
後不眠、のどが渇く、夜中頭に汗をかく。
これらの症状ですが、そういう陰虚のタイプの人に多いはずです。
次回から陽虚証について書きます。

自身の体質を知ること。

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　　　8.　違った視点で病気を診る

今東洋医学独特の診察方でもあり
また診断から治療へとつなげる手段のお話をしています。
弁証論治（べんしょうろんじ）についてです。

前回のブログで「陰証、陽証が
ときに逆と判断してしまう」ことも。
というような意味のことを書きました。
もうこうなると、かなり複雑な話になってしまいますので
このくらいにしておきます。

今回から陰陽の証の中でも
基本的な部分のお話です。

それは“陰虚と、陽虚”の話です。
ここは、かなり大事な体質に関することなんですが？
ですから特に病気がなくても皆さんの
東洋医学的に見て、自身が
どんな体質なのかを知る上では重要な部分でもあります。
これ結構大事です。
漢方のお医者さんとお話になられるときの参考にもなります。

まずは“陰虚（いんきょ）”についてです。
年齢が高くなりますとかなりの確立で
生理的に皆さんこういう体質になるんですが？

どういう体質かというと-
微熱（虚熱）が出やすくなります。
虚熱というぐらいですから実熱ではありません。

私院長もですが風邪を引いたとしても
若かったころのように顔が真っ赤になって
うんうんうなされるような熱は出ません。
それが実熱といわれるもので元気な人の特徴です。
今はあきまへん（ホントホント）。

陰虚の人の熱はたいてい微熱で経過します。
ですからなかなか病気が治らないということにもなります。
これは病邪を外に押し出す力が弱くなっていることを意味します。

年齢がいかなくても勿論そういう人がおられるはずです。
これが陰虚体質の最も典型的な特徴といえます。
後もう少しこの体質の熱に関することを書きます。

ところが、それほど簡単に判断がつかないのが人の体。

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陰証の方の体質をざっと書きました。
勿論これがすべてではありません。
その程度にもよりますし健康状態にもよります。
おおよそはと、お考えください。
では陽証の方はどうかといいますと
まったくその逆になります。

顔面はやや赤みをおびているか紅潮。
・手足は温かいです。
・呼吸は普通かやや深いです。
・暑がりで冷房を好みます。
・のどは渇きます。
常にペットボトルを持っています。
・大便は便秘気味です。
・小便はやや黄色身をおびています。

上記にもありますが、これも程度によります。
また陰証￣陽証が
どちらとも判断しにくい人も実はいます。
一見したところ「陽証だろう？」と思ったら
「あらら、陰の虚かよ？」ということだってあります。

人の体はそれほど単純にはできていません。
あくまでも傾向性という感じで捉えます。
これだけでは臨床的な判断材料にはなりません。

おおお・ちめたいお手手・・

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では実際に人と体質、病を陰陽に分けて
もう少し具体的に分類してみます。

陰証では～
・顔面は蒼白。
・手足は冷たいです。
・呼吸が浅いです。
・寒がりで暖めることを望みます。
・冷え性です。
・のどは渇きません。
・大便はどちらかというとやわらかく下痢に近いですね。
・小便は、どちらかというと
きれいに澄んでいますし量も多いです。
これでこの方はまず大きく陰証として分類します。