あすなろ経絡指圧
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{明日のために今日経絡指圧}
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諸君オッス!冬が来ましたね。
【しっかし、今日は寒いですねえ。
暖かくしてお過ごしくださいね】
≪東洋哲学と医学から見た人間≫
「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。
10. 物事の基本と、抽象的考え方と見方
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。
≪脉のお話≫
『脉診』の基礎的なお話をしています。
本日は『弦脉』についてです。
これまでにもあまり出てこなかったものかもしれませんね。
これ病の脉ですのでねえ。
ではこの『弦脉』とはどんな感じの脉なのかといいますと
前回取り上げた『緊脉』よりも
少しやわらかい感じの脉です。
つまり楽器や弓などの弦を弾いているような
ぴんぴんした感じです。
どんなときに出てくるかというと、血管が狭くなっているときで
原因としては、心の負担、つまり自身の努力では
どうしようもないような精神的なストレスにやられてしまっているときや
強い痛み。そして冷えですが特に注目したいのは
強い精神的抑圧や欝の人にも見られるものです。
あまり脉診の経験がない人ですと
勘違いしてしまって一見元気そうな脉に感じてしまうような脉です。
ところで人はどんなときにいらいらするかといますと
自分の思うようにならないときでしょうね。
精神的抑圧。
あるいは何かに反発したいときにも、この脉は出てきます。
五臓でいうと肝経の病です。
実は東洋医学では肝臓は狭い意味で使われていますが
これが特に『肝』の障害という広い概念でばさっと捉えられたときは
精神状態の特にいらいら状態や怒りっぽくなる状態。
最終的には強い気滞からくる欝として捉えています。
経絡的な視点で捉えるなら全身に気が発揚しない状態であり
のびのびした躍動感あふれる愉快な精神状態とは
とてもとても、程遠い状態になります。
さて季節の脉という部分で以前取り上げた
長い感じの脉というのがありましたよね。
あれは『長の脉』と言いましたが
つまり活動的な陽脉の一種です。
『弦』に『長』という脉が現れると
かなり精神状態が強いストレスでまいっていると診ることができます。
あれが出ているときは特に自律神経の交感神経が
かなり優位に働いていることを考えます。
ですから当然脉も早くなります。
ゆったりとお話を聴いて上げるだけで
実はこういう患者さんの脉はしだいに落ち着いてきます。
そして「先生おかげさまでずいぶん楽になりました。
気分がなんだか爽快になったように思います。」となります。
極端に言うならこちらは特に何もしなくてもよろしいわけです。
患者さんがご自身でご自身を治されるといってもよろしいでしょうね。
余分なものを心身から追い出すという瀉法という治療を自らされた結果ということですが
それをお手伝いする。これも治療家としての仕事の一つです。
東洋医学は実に深くて抽象的ですが
だからこそ人間観察医学だと私は思っているわけです。
お勉強に飽きましたか?
悪徳コーポレーションメンバー
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな
迷曲・夕暮れの湖 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=nAXgz-4M9gc
『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。
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あすなろ経絡からは誰でもいつでも簡単にできる
『シリーズ・簡単養生法』今回はその2について。
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