あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

関連付けと陰陽的な見方。

2011-07-31 13:42:20 | Weblog
あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
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「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
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ときに引用させていただいて書いています。


   7. 違った視点で

今までの東洋医学的な六経(経絡)的な視点から
それを基本にしながらも少し
現代医学に近い立場で発展させて書いています。

厥陰経絡に関する病のお話です。
このブログでも何度か出てきますが
東洋医学には“陰陽”という基本的な概念があります。
これは古くから、東洋哲学全般を貫いている大事な考え方です。

物事は単純には動かない。
また成立しないということなんですが?

もう少し分かりやすく書きますと~
物事には動くものと動かされる物があるということです。
そして裏と表があるともいえます。

人体にあっては脾は陰として存在します。
つまり大事な物を精製しています。
それを運ぶのが陽の胃袋です。
この二つが揃ってこそ人体の栄養などは保たれるということです。

世間の会社や組織に当てはめると
営業マンたちは陽の部分の人たち。
この人たちを動かすのが幹部社員=陰の部分の人たち。
ところが幹部連中が馬鹿で社員たちが優秀だったら?
やる気と希望という栄養が回ってきませんので必ず
この会社は、ぶっ壊れる運命をたどることが予想できます。

「胃が悪いですね。
胃薬を出しておきましょう。」
とお医者さんはおっしゃいますが?
果たして悪いのは胃だけなのか?

東洋医学を勉強されたお医者さんは
当然ですが陰の臓の脾を疑います。
そして脾と胃に影響を与えやすい他の五臓などを診ます。
これはもう先生方は癖のようになっています。

特にこの病は肝や胆、心や三焦などといった関連を診ないと
実は病の本質が見えません。
東洋医学が全体医学だといわれるのがここです。
これは経絡治療の世界でもまったく変わりません。
次回は、つぼのお話に入ります。


重要なものほど真ん中にありますな。

2011-07-28 16:17:35 | Weblog
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   7. 違った視点で

今までの東洋医学的な六経(経絡)的な視点から
それを基本にしながらも少し
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厥陰経絡に関する病のお話です。
前回から“脾胃”について書き始めました。

東洋医学は列記とした医学ですから
当然のことながら学問として体系化されています。
実は東洋医学には臓象学説というのがあります。
その辺りから少しお話をします。

では、漢方でいうところの脾胃とはいったい何か?
脾胃は人体の機能単位と考えます。

飲食物の消化吸収で具体的には
古典医学でいうところの、水谷の運化という評言の働きで
体中に栄養などを作って運んでいます。
血液なども作ったりします。
そして、これら血液や栄養などを運搬するための
気という生命エネルギーを作ったりもします。
気は勝手にはできません。
これは栄養から作られますのでね。
気には二つの種類がありますが
ここでは血管などの脈内を運行するものが重要に鳴ります。

また脾は、すごく大事な働きとしては血液を漏らさないという働きもしています。
脾と胃は人体の真ん中に位置しますが
この真ん中というところに意味があります。

体を三つの部分に分けるやり方では
三焦の、中焦ということです。
【この話は次回へ引っ張り・・じゃあなくて~続けます】

落語ではありませんのではいな。

2011-07-27 13:16:52 | Weblog
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   7. 違った視点で

今までの東洋医学的な六経(経絡)的な視点から
それを基本にしながらも少し
現代医学に近い立場で発展させて書いています。

厥陰経絡に関する病のお話です。
前回この病気の特徴を私なりに
各種の文献から見まして適当に八つに分けてみました。
その中でも最もよろしくないのが
「・飢えて食を欲せず」というところです。
強烈な評言ですなこれ。

夏ばてであれ、しんどいなどといいましても
食事ができていればまず大丈夫といえます。
昔の年寄りたちはよく
“食い力(くいりき)”という言い方をしたものです。
「おまえは大丈夫や、食い力があるから」。
院長も学校をずる休みできなかったのを思い出しますが?

ところが食が進まないというのはよくありません。
夏になると食欲が落ちる人でも
す涼しい場所に身を置けば元気を回復できます。
これはごく当たり前の平人(健康人)です。

ところが食欲が落ちる。
それもです~
「・飢えて食を欲せず」というのは穏やかではありませんね。
食べたいのに食べられないんですからね。

東洋医学の中でよく出てくる用語に
“脾胃”というのがあります。
「脾臓と胃袋をくっつけてんのかよ?」
という声がヤンキー諸君以外からも聞こえてきそうですが?
西洋医学でいうところの脾胃とは違います。
脾と胃は表裏関係といいまして
その働きも東洋医学では陰陽で考えています。

脾は陰ですから、バックに存在して親分です。
胃は表で頑張りますので陽という存在です。
要するに目立たないのが親分でして
いつも目立つやつが小物ということ。

さて、この脾と胃は二つで一つと考えるのが
東洋医学では常です。
この脾胃の働きは大きく分けて二つと思ってください。

一つ目は消化。
二つ目は健運です。

「案にたがわずケンウンケンウン」とは違いまして・・
それもいうなら・「ケンフンケンフン」。
これはまあ落語の世界に出てきますが~~
これは落語の解説ブログではありませんのでここではパス。
「ケンフン」と検索してみてください。
出てきたらおもろいけど。

とにかく「あれがだめなら、これ。」
「これでもなければ、あの手を使おうか?」と
東洋医学は実にいろんなところから病気にアプローチする医学だということです。
【この話次回へ続けます】

古典医学は深い。

2011-07-26 11:20:47 | Weblog
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厥陰経絡に関する病のお話です。
ちょっと原点に戻します。

古典医書から見てみます。
落語の世界でも出てくる有名な医学書に
“傷寒論(しょうかんろん)”というのがあります。
この厥陰病について以下のように実に詳細に説明されています。
分かりやすく主に8項目にばらしてまとめてみました-

・厥陰の病たる、気上がって心を撞き
・心中疼熱し
・飢えて食を欲せず
・食すれば則ち吐し
・これを下せば利止まず
・上気して顔色は一見赤みがかっているが
・下半身は冷えている
・咽が渇いている

経絡的に見ますと今までの手足の厥陰経と
同じく少陽経。+足の太陰脾経絡も
絡んでいることが分かります。
足の太陰脾経は同じく足の胃経絡と表裏関係にありますので
これまでに書いてきた主症状に加え
この二つの経絡がやられると、予後は当然ですが重篤となります。
この辺りのお話をこれからしていきます。
【次回へ続けます】


研究すればするほどすごい医学!

2011-07-25 11:34:39 | Weblog
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   7. 違った視点で

今までの東洋医学的な六経(経絡)的な視点から
少し現代医学に近い立場で
これまでの3陰、3陽などの経絡を整理しながら
複雑な人体の健康と病気について
より細かく考えています。

厥陰経絡に関する病のお話です。
今足の厥陰肝経絡についてこだわっています。

前回では寒気がこの経絡に入っているときの
種々の障害の話をしました。

元来肝経絡は気や血の流れをよくしたり
血をためたり、場所としては主に筋肉や腱を栄養しています。
ですから普段足がつるとか、頑固な肩こりがある方は
この経絡の異常を疑うのが私たち専門家の常識です。
マッサージ屋さんで肩ばかり揉んでもらっても根本的には治りません。
すぐにこってくるというのがその理由ですし
ここに経絡治療の基本的な考え方があるわけです。

次に肝経絡が障害を受けているかどうかを調べる部位があります。
目や爪に現れやすいです。
体がガシガシになっていて+その部分を見てください。

今までに上げてきましたいろんな病状ですが
まさに厥陰病という具合に、ほとんど取り上げてきたものに
これまでの関係の経絡が絡んでいることが理解できます。
気と血の流れを両方いっしょに処理しなければいけないということです。
治った感覚は、実にすっきりさわやかだと
患者の皆さんはおっしゃいます。

頑固な筋肉障害に関しても
この経絡を研究することは治療家であれば当然ということですね。
スポーツをされている方でアキレス腱を切る人をよく見かけます。
こういうタイプの方もバックに肝経絡の障害を疑います。

次回からは厥陰病でも最も重篤な症状の
お話をしながら関係のある経絡のお話をします。
【次回へと続けます】