肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

特色化選抜廃止?

2011-02-21 12:47:54 | 受験ネタ
特色化選抜について調べようとggっていたら、
なんと!廃止の方向だというニュースを見た。こちら

予てからこの制度に対しては懐疑的だったので、
本当に廃止になるならうれしい。


が、特色化選抜に二人の子供を送り出した親として、これだけは言いたい。


あれはいったい何だったのだろう?


10年間もこの受験制度に振り回された側は堪らない。


最初の試験でなんとしても合格したい!
そう思わない生徒なんていない。

親だって、なんとかして合格させてやりたいのだ。

学校には頼れない。
特色化対策なんてやってくれないから。

だから塾に通うしかない。

塾のほうだって手探りだ。
毎年ちょっとずつ出題が違うので、
傾向すら掴みづらい。

まるで、目標のない相手に向かって
シャドーボクシングしているみたいだ。

その挙げ句、round1でノックアウトされたら
ダメージが大きすぎる。

「あ~、ダメやった~。」
「俺も俺も~。」

殆どの子が平気そうな顔をしているが、
不合格になって平気なはずなかろう。

「立て~!立つんだジョー!」じゃないけど、
みんなround2に向けて、モチベーションを上げようと必死なのだ。

15歳の子供に無用の涙を流させる試験制度なんて不要だ。




かつて「学校郡制度」という名の下に、
合格したのにどちらかの学校に振り分けられ、入りたい学校へ入れないという時代があったが
何の因果だろう、
ちょうどその世代の子ども達が
「特色化選抜」によって再び翻弄されたことになる。

思いつきだけで受験制度をころころ変えるのは迷惑千万。
廃止で結構。


県の教育委員会で、これからどのような話し合いがされるのかは分からないが、
もし特色化選抜が廃止になったとしても、
二段階選抜、前期後期、とかなんとかうまいこと名前を変えて
試験を二度行う方式は残るかもしれない。

なぜなら、
県側からしてみたら、
一般受験だけにすると、受験料の収入が減ることになるからだ。

ちょっと邪な考えではあるが・・・・・・。



教育関係者の方がご覧になったら、
お気を悪くすると思いますが、
今日はごめんなさい。
親としてどうしても言っておきたかったものですから。