肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

できれば・・・・・

2011-02-14 10:51:20 | 生活
土曜日の夕方、
ちび姫が急に

「ママ~、なんか背中が痒い~!」

と、言い出した。

ちび姫は冬場になると、
乾燥肌になりやすく、
よく「掻き掻き」して真っ赤にしてしまうことがある。
今回もそれかしらと思って洋服をめくると、
なんと、蚊に刺されたような跡が無数に。
しかも大きい!

紛れもなくじんま疹だ。

しばらく様子を見ていたが、
腫れは顔にまで出てきた。

これは大変。

急いで休日診療所に電話し、診察をお願いする。

「心配だから私も付いていくわ。」

義母も車に乗り込んでくれた。
一人だと気持ちが焦ってばかりだが、
義母が来てくれるなら安心だ。

病院の受付には数名が並んで待っていた。
ロビーのベンチもかなりの人が待っている。

これは長丁場になりそうだと瞬時に分かった。

「私はちゃんといっしょに、あっちの方に座ってるわ。」

義母はロビーの端っこのベンチに、ちび姫と腰掛けた。


それから待つこと1時間半。
ようやく看護婦さんに名前を呼ばれて、
まずは「検温」。

さらに30分待って、中待合室へ。

そこで20分待ってようやく診察となった。

ちび姫の体を診た先生は
「じんま疹で間違いないですね。」

子供のじんま疹は食べ物が影響することは殆どなく、
外的要因、例えば体温の急激な変化などが多いそうだ。


つまり、「原因は不明」ということだった。


内服薬をもらって帰宅する。
時計は10時半を回っていた。

夕ご飯の用意はしておいたが、
食べずに出てきたのでお腹ぺこぺこだね。

3人ともモクモクと食べる。

幸い、お薬が効いたのか、
翌日からは発疹は一度も出なかった。
とりあえずよかったね~。


さて、
患者さんが溢れている救急医療の待合室には
いろんな症状の方がやって来る。

一番多いのは赤ちゃん~幼児。
高熱が出ているのであろう、
おでこに冷えピタを貼り、
ママに抱っこされてぐったりしている。

誰もがベンチに座ったまま、順番を辛抱強く待っている。

看護婦さんが診察室から出てきて

「○○ちゃん~インフルエンザの結果が出たのでお入り下さい。」

と大声で呼ぶ。

すると、隣りに座っていたママさんがムクッと立った。
その腕には冷えピタぴったんの赤ちゃんが!

え、えーっ!この子、インフルエンザだったの?

救急医療の現場ということは十分承知している。
自分もマスク持参で防衛しているつもりだが、

せめて、流感の患者さんには、
別室を用意して、そちらで待っていただくようにしていただけないだろうか?

昔、地球儀があった

2011-02-10 11:57:15 | Weblog
一年生に上がる時、
勉強机とランドセルを買ってもらった。


それからしばらくして、父が地球儀を買ってきた。

地球儀。

それは子供部屋のマストアイテムだったような気がする。
皆さんも家に一台くらい置いてありませんでした?

クイズ番組の賞品にも
必ず地球儀ってなかったっけ?

・・・・・ちょっと脱線。
超~ローカルなんだけど、
子供向けのクイズ番組って言えば
この地方では「天才クイズ」だったよね・・・・・(汗)
賞品は、自転車、天体望遠鏡、そして地球儀だった。


その地球儀だが、
買ってもらってしばらくは、
クルクル回し人差し指でストップ!「ここはどこの国?」なーんて
弟と二人で遊んでいたが、
直に飽きてしまった。

その後は埃が被るだけの悲しい学習アイテム。

冷戦終了、国家統一、分裂、独立を繰り返す世界情勢。
歴史の変貌と共に、国境線は書き換えられ、
地球儀は全然役に立たないものに成り下がってしまった。


その後、納戸に押しやられ、
日の目を見ないまま今日に至る。

夫の家にも地球儀はある。
実家のと同じように、屋根裏部屋の専属住人となっていた。


ところが、
今朝、はなまるマーケットを見ていてビックリした。
今の地球儀ってすごいのよ。
テレビの画面と繋がっていて地図が表示されるものとか、
タッチペンで差すと、「イギリスです。」「通貨は£です。」ってしゃべるものもあるんだって!
こちらを参照

そんな素晴らしい進化を遂げた地球儀を目にしても
自分の子供のために買うか、と聞かれたら悪いけど答えは「NO.」。
だって今は、google earth で世界のどこでも検索できちゃうんだもの。
地球儀を部屋に置くメリットは・・・・・「ない」と思う。
インテリアとして部屋に飾りたいという場合は「あり」かもしれないけど。

そのうちに技術がもっと進化して、
画像が飛び出てくる3D地球儀なんかが発明されるかもね。

男ですいません

2011-02-09 12:12:40 | 生活
最近見たCMで面白かったもの

缶コーヒー ジョージア・エメラルドマウンテンブレンド

エルビス・プレスリーの
A Little Less Conversation♪~にのせて、
テロップが出るんだけど、これがウケる!

途中、大好きな「鳥人間コンテスト」の様子が出てくるの。
今年もまた開催されるみたいだから楽しみだわ。


くれぐれも、動画を観ながらパソコンの前で噴き出さないでね。





家に帰って早速次男に見せると、

「男は、つるむ。」
の辺りから爆笑していた。

「いや~いいね。これは面白いわ。」

一緒に見ていたちび姫
「どこが面白いのか全然分からない。」
と、口を尖らせた。


あなたにはちょっと早いかな。
もう少し大きくなると分かると思うよ。


このCMから発展して
「女は~。」バージョンも是非作ってもらいたいな。

取り忘れ

2011-02-08 13:12:58 | 生活
先日、夫が日本出張で戻ってきた時、
長時間深夜営業で有名なディスカウントショップ“D”に行ってみた。

パッと見てどこに何があるかよく分からないディスプレイ。
目的のものを見つけようと、宝物探しのように店内を歩き回っているうちに、
あ、こんなところにこんなものが!
と、意外な発見もあり、
面白くてついつい長居してしまう。

夫はゴルフ用品のあたりで、
グローブを物色していた。
「安いものでいいから数が欲しい。」
ベトナムでは、湿度で生地がすぐに劣化し、破れてしまうのだそうだ。

その他、部屋着用にジャージの上下を買った。

レジでお金を払う段になって
係の女性の手際の悪さが気になった。
衣類に付いている万引き防止用のタグを外そうとしているのだが
上手くいかないようだった。

「お待たせしました。」

ようやく支払を終え家に帰った。

レジ袋から品を出し、
スーツケースに詰め替えようとしていた夫が声を上げた。

「なんだこりゃ~?タグが付いたままだ!」

見ると、
ジャージの下の部分に万引き防止用のタグが付いたまま。
上のほうはちゃんと取ってあるのに・・・・・。
あの店員さん、きちんと確認しなかったのね。

それにしても困ったわね~。
こういうのって、無理に取ろうとすると生地が破けちゃうし、
取れたとしても、中から色の付いた液体が出てきて汚れるって言うし。

夫はお店に電話して、状況を説明した。

すると先方は
「すみません、すぐに伺います。」
と、取り外しに来てくれるという。

約40分後、タグ外しの器具を持って
スタッフが到着。
「ご迷惑をおかけしました。」
と、謝りながらタグを取ってくれた。
レジ打ちの担当者の名前も、レシートでチラッと確認しながら・・・・・
あぁ・・・・あの人、あとで注意されるんだろうなぁ~。


それにしても素早い対応で助かったわ。

お義母さんもきっとああいうタイプのお店好きだと思う。
今度は一緒に行ってみようっと。

ただね、ディスカウントだからといって、
全てのものが安いとは限らないので要注意。
物によっては他のお店のほうがお値打ちだったりするから。

この時も、スニーカーが安いので
次男に一足買おうとしたんだけど、思いとどまったの。
そのあと、イオンに行って同じタイプの物を探したら
安売りしてたのよ。
あらかじめ事前調査して、価格を頭に入れておいた方がイイかもね。

月、取って~!

2011-02-07 15:01:20 | 子供の話題
長男と次男は小さい頃から寝付きが悪く、
抱っこして寝かせないと寝てくれなかった。

やったぁ、寝た!というところで、
そーっとベッドに横たわらせるのだ。

ところがこの作業は簡単ではなかった。
なにせ二人とも、
背中にセンサーが付いてるんじゃないかと思うほど敏感で
ちょっとでも衝撃を感じると
何かにしがみつくように手を上げて
泣き出してしまうからだ。

そうなるともうダメ。
もう一度抱っこして最初からやり直し。
体を左右に振り、「ゆりかごのうた」を歌いながら
寝かしつけるのだ。

最後の方は座布団ごと抱え、
寝たらそのまま下ろしていた。


気候のよい日は外に出て
家の前の道を行ったり来たり。

暗闇の中でも目がパッチリ、
そんなに早く寝るものか、寝かせられるものかと、
幼子は首に力を入れてギュッとしがみつく。
そんな我が子を抱きしめて、
ゆっくり、ゆっくりと歩き回る。

焦って速く歩こうものなら
こちらの気持ちを感じ取るのであろう、
ますます寝てくれない。

まさに母と子の根比べだった。

そんな中、月が明るくきれいな夜には
今思い出しても感動してしまうことを
言ってくれたものだ。

「ママ~、月、取って~!」

一茶の句「名月を 取ってくれろと 泣く子かな」
にも詠われているが
小さい子って、本当にそんなことを言うのだと
その時はびっくりした。

そうね、お月様きれいね。
じゃあ、うーんと高く抱っこしてあげるから
取ってごらん。

両脇に手を入れ
月に向かって高い高いをしてやる。

「取れない~!」

もっとノビノビしてごらん~

両手をぐーっと上げて月を取ろうとする。



ほんとにかわいいな~。


毎晩外に出て抱っこするのは
大変なことだったが、
こんなに可愛いことを言ってくれる我が子が
愛おしくて仕方がなかった。

小さな頃の幸せな思い出。
あの頃は二人とも可愛かったな~。

そんなエピソードを
塾のお迎えの時に雑談として話していたのだが、
隣りで聞いていた次男がこう言った。

「俺、なんか覚えてる。
漠然とした記憶だけど、『月取って。』と言った気がする。」

まあ、小さい頃の話だから覚えていないと思ったけど、
ちゃんと記憶にあるのね。

ねえ、写真で残した思い出より、
これってもっと素敵だと思わない?


「ママ、お月様取って!」

二人とも私の腕の中でそう言ったのよ。



ちなみに、ちび姫は
寝る時はベッドに寝かせるだけで寝てくれる子だったので、
夜空の下で30分も抱っこすることはなかった。

ただ、ロンドンの空の下、青々とした芝生のお庭で
「飛行機取って~!」
と、手を伸ばしていたっけ。

うわ!うわ!うわ!

2011-02-04 12:59:44 | 自分のこと・思い出
自分は絶対にそんなことをしないと思っていた。
いろんな人の失敗談を聞いて、
「ありえないわ~。」
と、せせら笑っていた。

ああ、それなのに・・・・・
やっちまっただよ。

携帯水没~!


・・・・・トイレにぼっとん・・・・・(泣)


いつもはそんなところに入れないのに、
たまたま、
(↑こう書くと、いかにも取って付けたようで、信憑性はないことはわかっているが、)
本当にたまたま、ジーンズの後ろポケットに入れておいたのが失敗の元だった。

家にいる時は、鳴ったらすぐに出られるよう、
キッチンのテーブルの上とか、リビングのサイドボードの上とか、
手の届く場所に置くことにしている。

だが、数日前、
次男からの「駅まで迎えに来てコール」に出られなかったことがあった。
鞄に入れたまま寝室に置いたため、呼び出し音に気が付かなかったのだ。

塾に出掛けなきゃいけないというのに、
いつまでたっても帰宅しない。
気になって携帯ををチェックしたところ、
メールが2件、着信も1件入っていた。それも相当前に。
これは大変!
と、急いで迎えに出掛けたが、
次男は寒空の下、凍えながら20分以上も待っていたのだった。

やっぱり肌身離さず持っていた方がイイかも。

そう思い直し、ポケットに入れたのだが、
トイレでジーンズを下ろした瞬間、

チャポン

へ・・・・・・?(理解不能)

振り向き、便器を覗くと、

うわ!うわ!うわ!

見事に携帯が水没していたのだ!



トイレだから汚いとか
そんなことは頭を掠めもしなかった。

直ぐさま手を突っ込んで取り出す。

電源?電源は付くかしら?

取りあえず電源は付いた。

でも、なんか反応がおかしい。

どうしよう、だんだんボタンが押せなくなってきた。

冷静に・・・・ここは冷静になるのよ。

えーっと、水に落とした時は
バッテリーもSIMカードも全部外して乾かしたほうがいい。
そう聞いたことがある。

取り出せるものは出して、タオルの上に並べた。

それから、ネットで携帯水没時の対応の仕方を調べてみる。

すると、

一、電源は絶対に入れてはいけない。

二、とにかく乾燥させる。

この2点が大事だと分かった。

中には「消毒用エタノールの中に10分浸し、ドライヤーで乾かす。」
という荒技もあったが、
こちらはちょっと勇気がなくて実践できなかった。

携帯をへの字に開いた状態のまま
ドライヤーの低温の風をひゅいーんと当て、
延々と乾かしてみる。


中のデータが生きているかどうかは
現時点ではわからない。

アドレス帳が消えちゃったらどうしよう~?
データのバックアップもしてないし。

明日、修理に持って行こう。

でも、ちょっと待って。

この携帯、夫名義になっている。

ということは・・・・
本人が免許証等提示しないと、
修理受け付けてもらえないって可能性あり?


まあ、ちょうど来週日本出張で戻って来るじゃない!
なんてラッキーなの!

急いで夫にメールする。

「携帯をトイレに落としちゃった。」


メールを開けた夫、
「今どきトイレに落っことす奴、知らんぞ。」と、大爆笑したそうだ。

そして一週間後、携帯ショップに持ち込んで修理をお願いした。

幸い電源は入り、中のデータは無事だった。

水没の場合、5250円の修理代がかかるという話だったが、
貯まったポイントを使って機種変更すれば、1500円程度で済むという。

というわけで、機種変してデータを移し替え。
無事に携帯ライフに戻ることが出来た。


それにしても、携帯って水に弱いのね。
便器に落としたらすぐにダメになるところなんて、
トイレットペーパーと同じだわ。


それでは謎かけを一つ。

「携帯&トイレットペーパー」とかけて
「子供を大学に合格させたい親」、ととく

その心は



「どちらも水洗(推薦)に弱いでしょう。」

お粗末様でした。

気持ちのよい接客態度。

2011-02-03 15:13:21 | 生活
ここのところ、
接客態度に腹を立てたり、
食器の衛生が気になったり、など
飲食店の悪口ばかり記事にしていたが、
今日は気分を変えて、爽やかな接客態度に感動したお話を。

酒屋といえば、
「ご用聞き」の店員さんが配達に回るというのが
かつてのスタイル。
サザエさんに出てくる三河屋さんのサブちゃん
グッドタイミングで勝手口に顔を出すシーンが思い出される。

でも今は、大型のリカーショップがあちこちに出来た。
ビールのケースをカートに乗せ、レジまで向かい、
車に運ぶのは客のほうだ。

この手のリカーショップ、
ポイントカードに点数が付くかわりに
すこし値段が高めにしてあったり、
安いと思うと、ポイント制はなしだったりと、
結局値段はどこも似たり寄ったり。

そんな中、いつも行くリカーショップが
最近のお気に入りなのだ。


まず、
「ラガーのレギュラー缶1ケース下さい。」
と、レジでお願いする。
すると、店内にいる別の店員さんが
積み上げた中から持ってきて、レジ横に立つ。
支払が済むと、
「お持ちします。」
と、車まで運んでくれるのだ。
お店の駐車場は狭いので
そんなに長い距離を歩くわけではない。
私一人でも十分運べるのだが、
つい甘えてトランクに入れてもらっている。

秋口には、店長さんらしき人が
「お客様、ワインなどはお召し上がりになりますか。」
と、尋ねてきた。

「ええ、飲みますけど・・・・。」
と、答えると、

「そうしましたら・・・・
今年もボジョレー・ヌーボーの季節がやってまいりました。
よろしければ、こちらお持ち下さい。」
と、「ボジョレー・ヌーボー只今受付中」のチラシを渡された。

まあ、
「お召し上がりになりますか?」
なんて丁寧な言い方を
リカーショップでされたのは初めてだわ。
ちょっぴりよい気分になってチラシを持ち帰ったが
ごめんなさいね、結局注文はしなかったの。
だって、買っても一緒に飲む人がいないんだもん。

また、ちび姫を連れて行った時のことだ。
レジで
「差し上げてもよろしいですか。」
と、飴の入ったボックスを母親の私に見せた。
飲食店でもよくある、子供に駄菓子をあげるサービスだ。
人によっては、甘いものを子供に与えたくないと思う人もいるかもしれない。
だからまず、
母親にお菓子をあげてもいいかどうか確認したのだ。
ちょっとした気遣い。
でも、そういう細かい心配りがとてもうれしかった。

というわけで、
このリカーショップに、ついつい足が向いてしまうのだなぁ~。