肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

気持ちのよい接客態度。

2011-02-03 15:13:21 | 生活
ここのところ、
接客態度に腹を立てたり、
食器の衛生が気になったり、など
飲食店の悪口ばかり記事にしていたが、
今日は気分を変えて、爽やかな接客態度に感動したお話を。

酒屋といえば、
「ご用聞き」の店員さんが配達に回るというのが
かつてのスタイル。
サザエさんに出てくる三河屋さんのサブちゃん
グッドタイミングで勝手口に顔を出すシーンが思い出される。

でも今は、大型のリカーショップがあちこちに出来た。
ビールのケースをカートに乗せ、レジまで向かい、
車に運ぶのは客のほうだ。

この手のリカーショップ、
ポイントカードに点数が付くかわりに
すこし値段が高めにしてあったり、
安いと思うと、ポイント制はなしだったりと、
結局値段はどこも似たり寄ったり。

そんな中、いつも行くリカーショップが
最近のお気に入りなのだ。


まず、
「ラガーのレギュラー缶1ケース下さい。」
と、レジでお願いする。
すると、店内にいる別の店員さんが
積み上げた中から持ってきて、レジ横に立つ。
支払が済むと、
「お持ちします。」
と、車まで運んでくれるのだ。
お店の駐車場は狭いので
そんなに長い距離を歩くわけではない。
私一人でも十分運べるのだが、
つい甘えてトランクに入れてもらっている。

秋口には、店長さんらしき人が
「お客様、ワインなどはお召し上がりになりますか。」
と、尋ねてきた。

「ええ、飲みますけど・・・・。」
と、答えると、

「そうしましたら・・・・
今年もボジョレー・ヌーボーの季節がやってまいりました。
よろしければ、こちらお持ち下さい。」
と、「ボジョレー・ヌーボー只今受付中」のチラシを渡された。

まあ、
「お召し上がりになりますか?」
なんて丁寧な言い方を
リカーショップでされたのは初めてだわ。
ちょっぴりよい気分になってチラシを持ち帰ったが
ごめんなさいね、結局注文はしなかったの。
だって、買っても一緒に飲む人がいないんだもん。

また、ちび姫を連れて行った時のことだ。
レジで
「差し上げてもよろしいですか。」
と、飴の入ったボックスを母親の私に見せた。
飲食店でもよくある、子供に駄菓子をあげるサービスだ。
人によっては、甘いものを子供に与えたくないと思う人もいるかもしれない。
だからまず、
母親にお菓子をあげてもいいかどうか確認したのだ。
ちょっとした気遣い。
でも、そういう細かい心配りがとてもうれしかった。

というわけで、
このリカーショップに、ついつい足が向いてしまうのだなぁ~。