少し前、新聞の投書欄で、
奥様を亡くされた男性からの投稿文を読んだ。
「そこそこ社会的な地位も得た」と仰るその方によると、
結婚して以来、
家のこと、子供の教育のことなど、全て奥様に任せっぱなし、
休日も「付き合い」だと称して、ゴルフや麻雀に興じ、
それを自慢げに友人に話すこともあったという。
ところが奥様は不治の病に倒れ、
祈りも虚しくお亡くなりになった。
こうなる前になぜもっと妻を大切にしてこなかったのか、と
自戒の意味を込めた心打たれるエッセイだった。
ただ、こんな一節が妙に引っかかった。
「夜、皿を洗っているときに、何故俺が・・・・と涙することもある。」
もし私の方が先に逝ったとしたら、
夫がお皿を洗っているときに、私のことを思いだしてほしくないわ。
せめて、テレビを見て、旅行に行った場所が写ったときとか、
おいしいワインを開けたときとか、
そういう時だったら嬉しいな。
夜、夫が一人で寝ているときだったら、尚よろしい。
そうしたら、ご褒美として夢枕に立ってあげてもいい。
だめだ、それはちょっと怖いかも。
奥様を亡くされた男性からの投稿文を読んだ。
「そこそこ社会的な地位も得た」と仰るその方によると、
結婚して以来、
家のこと、子供の教育のことなど、全て奥様に任せっぱなし、
休日も「付き合い」だと称して、ゴルフや麻雀に興じ、
それを自慢げに友人に話すこともあったという。
ところが奥様は不治の病に倒れ、
祈りも虚しくお亡くなりになった。
こうなる前になぜもっと妻を大切にしてこなかったのか、と
自戒の意味を込めた心打たれるエッセイだった。
ただ、こんな一節が妙に引っかかった。
「夜、皿を洗っているときに、何故俺が・・・・と涙することもある。」
もし私の方が先に逝ったとしたら、
夫がお皿を洗っているときに、私のことを思いだしてほしくないわ。
せめて、テレビを見て、旅行に行った場所が写ったときとか、
おいしいワインを開けたときとか、
そういう時だったら嬉しいな。
夜、夫が一人で寝ているときだったら、尚よろしい。
そうしたら、ご褒美として夢枕に立ってあげてもいい。
だめだ、それはちょっと怖いかも。
「夢にくらい出てきてくれてもいいのに」とも言ってました。
ずっと一緒に魚釣りに行っていたからでしょう、やめちゃったんですよ。
思い出すのがイヤなのではなく、一人だと楽しくないんでしょうね。
って、妻は、こうやって一人で食事をしたあと,こんな気持ちでさらをあらっていたのか?という,懺悔なのか、それとも、なんで、こんな役職まで勤めた自分がサラなんて洗わなくては行けないのか?という、どちらの涙だったのだろうか??なんて、素直でない私は、よこしまな心で読んでしまいました。
やっぱり、気付いたときは遅いなんていう事にならないように,日々を大事にしないといけませんね~!
「おじいさんはよほど私が嫌いとみえて、何十年経っても呼びにこんし、夢枕にも立たん」と普段強気だった祖母がふと言ったことがあります。
その時はまだ子供で冗談だと思ったのだけど、おばあちゃんも女だったんだ、と大人になって気がつきました。
好きな魚釣りも、一人じゃつまんないですものね。
お孫さん達は釣り、お好きなのかしら?
一緒には行かないのかしら?
お母様が夢に出てきてくれたら、お父様は嬉しいでしょうね。
そうなんです、そこが一番気になった所なんです。
詫びの涙か惨めな涙か、どっちだ~!?
それに、今更「地位」がどうとかっていうのも必要ないかと、それもちょっと気になって(汗)
そうそう、後悔しないためにも
大切な人は日頃から大切にしないと、ですよね。
でも、コメントでばくさんが仰っているように、
後悔の涙なのか、惨めの涙なのかっていうのが気になったんです。
うちのおばあちゃんのところには
お迎え遅かったです。
おじいちゃん、さんざん遊んできたから、
おばあちゃんも早くお迎えに来なくていい、と、思っていたみたい(笑)
先日、帰ったらお茶のポットが空のまま台所にあったので、「せめて、次のお茶作っておいてよ。」とお願い(やや強めに)したところ、「どうして俺にいうんだ!息子に言えばいいだろう!」と喧嘩になってしまいました。なんで家事は夫除外当然論がまかり通ってしまうんでしょう。夫婦同じように働いて疲れているのは同じですよね。もう少し家事にも理解ほしい気がします。
共働きのご家庭では双方が協力しないとやっていけませんね。
そうそう、なにか家事をしてほしいときは、
「これやってよ。」ではなくて、
「これをやってくれると、私、助かるんだけど・・・・」
という言い方をしています。
子ども達にもそうやって頼むの。
意外と効果あるのよ。
昨日今日と妻は飲み会。
だから当然、私が夕飯を作ります。娘が妻より美味しいって言われると張り切っちゃいます。
妻の入れ知恵かな?
朝昼の洗い物はして置けよ!
食べた後から食器洗いをしていく私はたらいにぬめり気が発生しません。
そんな私が先立たれて台所に立ったときに何を思うのでしょうか。
ご飯の用意も後片づけもご主人がやってくださるなんて。
食べたらすぐ洗う、鉄則ですね。
主夫の鏡です。
うちの夫は「関白宣言」みたいに
「俺が先に死ぬ」と決めています。
男の人は先に死にたいものなのでしょうか。