肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

末はお笑い芸人か・・・・・

2013-10-29 15:15:43 | 子供の話題
我が家の菜園で育てている落花生が収穫の時期を迎えた。

落花生といえば千葉の名産だが
我が家は岐阜県なのに、ここ数年落花生を栽培している。

苗を植え付けておけば、あとは放置しておけばよい。
サツマイモのようにどんどん地面に広がっていくので、
草取りなどもそんなにしなくてよい、手間のかからない作物である。
が、落花生の名の通り、花が落ちて実が生るため、
落花したツルが地中に入り込んだ後に注意が必要だ。

なぜなら、
地上からはカラスが実を突っつき出すし、
地下ではモグラちゃんがトンネルを縦横無尽に掘り進めるからだ。

鳥よけネットをかけ、モグラ駆除剤を撒くものの、
全体の約20%くらいは被害にあっているような気がする。


先日、お天気が良かったので
ちび姫も連れていき、一気に収穫することにした。

私が株元に一鍬入れ、
ちび姫がそれを抜き取ると、
たわわに実った落花生が土の中から顔を出す。

「うわーママこれすごいよ!」
株を持ち上げ歓声を上げるちび姫。

だがこれで終わりではない。
ツルから外れた落花生がまだまだ地中に埋まっている。
備中鍬で周辺を掘り起こしながら
バラバラに散らばったのを拾い集めなければならない。

せっかく見つけた!と思っても、
裏向けたら半分食べられてるのもあって
なかなか完全な形のものを見つけるのは難しい。

私の傍らで同じように落花生探しをしていたちび姫が
土に向かって何か語りかけているのが聞こえてきた。

「モグラに食べられちゃったんだね。
ごめんよ。もっと早く見つけてあげればよかった。
ああ!お前は無事だったのか。よく生き残ったな。
なに?まだ仲間がいるのか?よし、今助け出してやるぞ。」

その芝居がかった言い方に、
思わず腹筋が緩み、鍬を持つ手の力が抜けてしまった。

ちび姫ちゃん、面白すぎ。
ダメだ、おなかに力が入らない。

「ママ、大丈夫?」

大丈夫、大丈夫。
さ、もう少し頑張ろう。


そうしてしばらくまた作業をしていたが、
いたずらっ子ちゃんはそれだけでは終わらない。

今度は掘った穴に向かって大声でこう叫んだのだ。

「ブラジルの人聞こえますか~?」

これにはもう、ヘニャヘニャと座り込むしかなかった。

あかん、お腹に力が入らへんよ~~~。

それにしても君のそのセンス、どこから来たんだろうね~?(笑)


ちなみに本家のギャグはこちら


サバンナ 八木真澄

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