昼下がりの電話

専業主婦になって昼間家にいるようになると
実にいろんなところから、
「勧誘」、「案内」、などの電話がかかってくることを知った。

「新しく上場する株式のご案内です。」
「小学校のお子さんをお持ちのお母さんに学習教材のご案内です。」
「不動産投資のおすすめです。」
「お掃除に便利な洗剤のご案内です。」
「屋根の無料点検です。」











挙げればキリがない。

そういう時は電話を長引かせるのがイヤなので
相手が回りくどい言い方をしたときは
「それで、ご用件はなんでしょうか？」
と返す。
すると、
「○○の案内です～。」
と営業用の猫なで声で喋ってくるので、
「ごめんなさい、興味がないのでお電話切ってもいいですか？」
と、はっきり言うことにしている。


今日も昼食後、ティーを飲みながら寛いでいると
電話が鳴った。

勧誘の電話かな？
その手の電話はこの時間帯が一番多い。

「もしもし、○○○（大手電話会社）ですが、
この地域で光電話の切り替え工事が始まりましたので
そのご案内です。
インターネットなど、大変お得になっておりますので・・・・」

「はい。」

「失礼ですが、奥様のおうちではインターネットをお使いですか？」

「はい。」

「主に奥様がお使いになるということで？」

「家族で使ってます。」

「失礼ですが、現在どこのプロバイダーをお使いですか？」











何であなたに話さなきゃならないですか

「あのう、申し上げなければいけないことですか？」

「？？？・・・・
　あっ、いえ、この地域の方に順番にご案内しているものですから、
　皆さんにお聞きしています。」

だからといってあなたに言わなくてもいいと思うんですけど

そして、いつもの決め台詞。
「ごめんなさい。今のところ興味がございませんので、失礼します。」

「そうですか、またよろしくお願いします～。」
（ひきつった営業用猫なで声で・・・・）

全くもう！
お茶が冷めて、折角のティータイムが台無しだわ。

きっと・・・・やな奴～・・・・と思ってるだろうな～、あの人。

でも対応するのが耐えられない～。