マスコットキャラクター「ちくまる」くんや、
福岡県田川市のマスコットキャラクター「たがたん」くんに会えるのか~???
そして、炭鉱の歴史をたどる旅」
略して、
「へいちくの旅」ルポ(全15回)。
![Cimg3694 Cimg3694](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/68/c3588b01d045a356de4c19424e3e7505.jpg)
「へいちくの旅(案内編)」
「へいちくの旅(朽網駅・編)」
「へいちくの旅(なのはな号・編)」
「へいちくの旅(切符・編)」
「へいちくの旅(へいちく鉄道駅名・編)」
「へいちくの旅(ちくまるくん・編)」
「へいちくの旅(ホルモン鍋・編)」
「へいちくの旅(たがたん・編)」
「へいちくの旅(田川市石炭・歴史博物館・編)」
「へいちくの旅(炭都物語・編)」
「へいちくの旅(へいちくのプリンス・編)」
「へいちくの旅(かしわめし・編)」
「へいちくの旅(松本清張記念館入口・編)」
「へいちくの旅(松本清張記念館・編)」
「へいちくの旅(おみやげ・編)」
![Cimg3696 Cimg3696](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e0/54caa48a8d499c692dece0b18d8b4837.jpg)
明日もがんばるぞ!
この記事を入れて、全15回の
「福岡県を走る平成筑豊鉄道(へいちく)を満喫し、
マスコットキャラクター「ちくまる」くんや、
福岡県田川市のマスコットキャラクター「たがたん」くんに会えるのか~???
そして、炭鉱の歴史をたどる旅」
略して、
「へいちくの旅」ルポも、ついに最終章です。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。
田川市のみなさんへ。
どの訪問先でも、あたたかく迎え入れてくださいました。
ちくまるくんや、たがたんくんにも会えて、嬉しかったです。
みなさんにとっては、おそらく、なんてことない日常の風景が、
わたしの目には、愛しいものとして映りました。
数々のワンシーンをありがとうございました。
我が国のエネルギー源のルーツをたどり、
生活に密着した鉄道を利用する旅の締めくくりは、
松本清張記念館でした。
ここでは、思う存分「感じる」ことができました。
そして、感じたことをもとに、
己は、どう生きるべきか。
そんなことを考えさせられる場所でした。
マズローの欲求段階説でいうと、5段階目にあたる「自己実現」の次元です。
地に足をつけ、志を高くもつ。
生きるうえでの原点を、いま一度、思い出すことができました。
山藤章二さんによるイラスト。
「羊羹 黒ダイヤ」ほか、田川のおみやげ。
へいちく鉄道のカレンダーほか。
「STOP!! 飲酒運転」ステッカー。
北九州空港の販売所で購入。
形あるものと、形にならないものと。
たくさんのおみやげを、持ち帰ることができました。
現地で出会ったみなさま、ありがとうございました。
そして、この長い旅行記を読んでくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
「へいちくの旅」ルポは、これにて終了で~っす。
みんな、みんなに、幸あれ!
「昭和三大巨星」の1人、松本清張(ミツコ調べ)の
功績と人柄に触れることができます。
約10年前に、初めて訪問した際には、
その、あまりある偉業に圧倒され、恐ろしささえ感じました。
ここには、観光気分で気楽に来られぬ近寄りがたさと、
「お前は、どう生きているんだ」と、突きつけられる
厳しさが宿っています。
展示されている表紙を眺めているだけで、
大きなうねりが、我が身に押し寄せてきました。
清張さんが、身を削り、切り裂いて作り上げた作品の数々。
「張込み」「黒地の絵」「地方紙を買う女」「球形の荒野」「わるいやつら」「空白の意匠」・・・。
作品タイトルは、一編の詩のようです。
タイトルは抽象的で、強い印象を与えますが、
書かれている文章は明確で簡潔です。
余計な装飾がないので、想像する余地が多いのです。
そして、話の展開が速く、その物語自体が、おもしろい。
いまもなお、映像化される理由は、そこにあるのではないのでしょうか。
![Cimg4015 Cimg4015](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e2/2191d98dd89cd19409f1444db9a2b2b2.jpg)
作品の根底に流れるのは、えもいわれぬ悲哀。
運命に翻弄された、
または、去勢された人々のやるせなさが、
淡々とした筆致で綴られています。
40歳過ぎてから文壇デビューし、82歳で亡くなるまでの短い期間に、
数多くのヒット作を発表したことも、
巨星が巨星たるゆえんです。
![31282 31282](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b8/445020fcb5d549ceb526a100afe35113.jpg)
今回も清張パワーに打ちのめされましたが
(この打ちのめされる感じは、自分が成長するための刺激であり、心地いいものです)、
5月6日まで開催中の企画展
「北九州市制50周年・松本清張記念館会館15周年記念特別企画展 北九州と松本清張」は、
若干、肩の力を抜いて見ることができました。
企画展の趣旨をまとめた、藤井康栄館長のお言葉が秀逸です。
清張以上に、清張を理解してるのではないかしら。
また、清張に限らず、
人間が誰しも抱いているであろう故郷観を、
見事に表現されています。
![Cimg4017 Cimg4017](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c1/3af12fe7e55d9ef8b754958c38235b4c.jpg)
話が前後しますが、
常設展では、
清張と深く関わった、
出版各社の編集者による証言VTRを、見ることができます。
今回も、
編集者のかたには申し訳ないのですが、
大いに楽しませていただきました。
巨星の意を正確にくみ取り、手足となって資料を集める作業は、
そりゃあ、並大抵の労力ではないわよね。
そして、苦労話をしつつも、
言葉の端々に、清張への愛着や親和の念が滲み出て、
とてもあたたかいものでした。
たまたま居合わせた清張フリークの観覧者と、
VTRを見ながらクスクス笑ったり、
清張談義に花を咲かせたり。
そんなことも、旅の思い出となりました。
![Cimg3995 Cimg3995](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/10/66f24c0578e7c41ea54941df6c99cfe3.jpg)
松本清張記念館の職員のみなさま、ありがとうございました。
幸あれ!
以上、訪問地ルポは、これにて終了。
明日もがんばるぞ!
「美空ひばり、手塚治虫、松本清張」(ミツコ調べ)。
現在も、人々に多大な影響を与えています。
![Cimg4012 Cimg4012](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/3c/dfc86d4c2b77e5d758037a063e1560a9.jpg)
小倉にある「松本清張記念館」には、
個人的な思い出があります。
そう。
あれは、平成16年1月。
福岡県内に記録的な大雪が降りました。
ちょうどその頃、博多を拠点に、日帰りで、
西小倉にある北九州芸術劇場と、松本清張記念館に行きました。
♪降りつもる~雪 雪 雪 また雪~よ~~~♪
![Cimg3656 Cimg3656](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/87/84c1605d9235fd03d73a72aed53674d7.jpg)
歩いている人なんか、いっちょんおらんも。
膝下まであるブーツが埋もれるくらい、積もっている雪にもめげず、
ミツコは行ったさぁ~。
西小倉駅から徒歩すぐのはずが、
えっらく遠く感じたさぁ~。
やっとこさっとこ、入口にたどり着き、安堵と喜びで、知らず知らずのうちに、
歩くスピードが変わったのでしょうね。
ツルーーーーーーーッと足を滑らせ、
ストーーーーーーーンと尻もちをついたのでした。
しかも、咄嗟にどういたわけか、両足を前に伸ばし、長座の姿勢で着地。
尾骨に走る、激痛。
シカァシ。
ここは舞台人の端くれ、何事もなかったかのように、立ち上がり、
しれ~~~っと入場したのでした。
その間、0,5秒。
・・・ううう。
あの失態は、監視キャメラに撮られているはず。
警備員さんは、さぞや、笑いをかみ殺したことでしょう。
人生に虚無感を覚えたときに見て、
生きる希望が湧いてくれたなら幸いですが・・・。
![Cimg4014 Cimg4014](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6e/443129729eac7b8bc9ef17937941d17d.jpg)
ここがその現場です。
あれ?こんな絨毯、あったっけか?
当時は、なかったような気が・・・。
松本清張記念館の職員さん、常連さん、いつから敷いていたか、
ご存じでしたら教えてけろ~。
![Cimg4027 Cimg4027](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/98/71517aab0ea2eea00df0ee87bd653f4d.jpg)
そんな松本清張記念館に、再訪でっす。
おねぃしゃん、おねぃしゃん、入場しますよ~~~。
くづつ。
明日(もう今日)も、がんばるぞ!
へいちくの旅も、いよいよ終盤戦。
田川伊田から、2日目の宿泊地・小倉に向かいます。
へいちく鉄道で、直方(のおがた)駅まで。
福北ゆたか線で、折尾駅まで。
折尾駅で、鹿児島本線に乗り換えます。
エヘヘ~。
浅尾が折尾に到着。
鹿児島本線の乗り場は、どこだべか。
・・・わわっ。
地下連絡通路に、迫力ある絵が。
折尾神楽だそうです。
「・・・は、いかがですか~~~!?」
フムフム。
日本全国、いたるところに、文化は伝承されて、
「折尾名物・・・いかがですか~~~!?」
え~と、折尾神楽の文化は子どもたちに伝承されて、
「・・・かしわめしは、いかがですか~~~!?」
そう、かしわめしは、伝承されて・・・。
んん?
「かしわめし」?
どどどん。
どうです、みなさん。
このお値段で、このボリューム。
旅人にやさしい、コンパクトなサイズ。
エヘヘ。
おねぃしゃ・・・あ、おばしゃん、あ、いえ、おねぃしゃん、く~ださいな~。
「いらっしゃいませ~!!」
ふくよかな笑顔がまぶしい、販売員さん。
寒さや薄暗さ、心細さが漂う地下連絡通路に、
光とぬくもりをもたらす、お日さまのような存在です。
よく通る声、かいがいしく働くさま、明るい表情が、
このお弁当は、絶対においしい!と確信させてくれます。
ウッシッシ。
さっそく、いっただっきま~す。
わ~お。
鶏肉、卵、海苔のバランスがよく、味つけも濃すぎない。
ごはんに味がしみていて、お箸が止まりません。
最高の夕食になりました。
(株)東筑軒「折尾名物 かしわめし」。
みなさんも、ぜひご賞味くださ~い。
「かしわめし」販売の、おばしゃ・・・もとい、おねぃしゃん。
お腹も心も満たされました。
撮影のご理解ご協力、ありがとうございました!
幸あれ!
旅行記、次回は最終訪問地「松本清張記念館」ルポです。
明日もがんばるぞ!
かねてより、乗り物とハンサムには、深い関係があります。
女子学生が、憧れの男性と、おなし車両に乗ろうとして、
押すな押すなの騒ぎになった逸話は多いですね。
加山雄三しかり。京本政樹もまたしかり。福山雅治は「バス停の君」でした。
我が愛読マンガ「イキにやろうぜイキによ」(聖千秋)の冒頭にも、
そういった文章があり、その一文で、
ある登場人物が、いかに人気者なのかが伝わってきたのでした。
それでは、たとえば、鉄道会社にハンサムさんが勤務していたら、
いったいぜんたい、どうなってしまうのか~~~???
ジャジャーーン。
へいちく鉄道410号「炭都物語号」。
メルギュー運転士さん、陽ざしを浴びて、なかなか男前ですよ~。
ジャジャーーン。
412号(旧型車両塗装)。
ちくまる運転士さんも、凛々しいですね~~~。
ジャジャーーン。
「へいちく浪漫号」(通称・レトロ)の車内。
デラックスな内装です。
メルギュー運転士さん、横顔もイケてますね。
結婚式や地域のイベントにも利用されていますが、
日常的にも運行しているそうです。
へいちく鉄道には全7種の車両がありますが、点検や整備の都合上、
何時の列車に、どの型を運行するかは、特に決まっていないとか。
よって、この高級感あふれるレトロ号に巡り合ったら、
その日はラッキーデーですね。
毎日、へいちく鉄道で通学する高校生も、帰宅するなり「今日レトロ」。
「ただいま」も言わず、「今日レトロ」。
思わず、母君にそう言いたくなるほど、希少価値がありまっす。
ジャジャーーン。
408号「ちくまる号<ブルー> 」(再掲)。
大きなちくまる運転士さんも、魅力いっぱい。
ジャジャーーン。
400型「なのはな号」。
ちくまる運転士さんとメルギュー運転士さん、
両者とも甲乙つけがたいファニーフェイスです。
なになに?
もっと、キリリとしたハンサムさんを紹介しろって???
分かりました。
「へいちく鉄道のプリンス」(ミツコ命名)の登場で~~~っす。
ジャジャーーン。
M本さんでっす。
へいちく鉄道を利用した際、M本さんを見かけたら、
帰宅するなり「今日プリンス」ですよ。
メルギューくんとの2ショットにも、気さくに応じてくださいました。
平成筑豊鉄道のM本さん。職員のみなさま。
これからも、人々の夢を乗せて、人生を乗せて、前進していってください。
ありがとうございました。
幸あれ!
くづつ。
明日もがんばるぞ!
・・・いよっ!(チェッカーズ「FINAL 武道館ライブ1992.12.28」のトオル氏風に)
「へいちくの旅」ルポ、再開っちゃね。
田川市石炭・博物館や石炭記念公園をさるいたけん、
きもちしんこ、ひだるか~。
おやっ。
「田川生まれのよかもん た~んとあるよ!
ただ今、営業中」
よかね~。
矢印の先ば、見てみると~。
あれは、列車っちゃなか?
ソロ~リ。
急に動き出さんか、心配だけんが、
好奇心ば抑えきれんちゃね。
近づいてみるったい。
・・・。
・・・・・・。
おお~~~。
なんと、「日本国有鉄道」ぜ。
・・・。
入ってみらんか。
おいに言いよっとね。
そうたい。はよ入らんか。
待て待て。車体ば、確認するっとぜ。
わわっ。
横から見ゆうと、駅やん。
列車でもあり、駅でもある、
セレクトショップ「たがわ炭都(たんと)物語」
ピリリリリリ!
しゅっぱつ、しんこ~~~う!
ガタン・・・ゴトン・・・ガタン・・・ゴトン・・・。
ガタン・・・ゴトン・・・ガタン・・・ゴトン・・・。
ガタン・・・ゴトン・・・ガタン・・・ゴトン・・・。
ガタン・・・ゴトン・・・ガタン・・・ゴトン・・・。
国鉄時代からのヘッドマークが、所狭しと飾ってあったっちゃ。
常連のおんしゃん達が、イートインコーナーで談笑しとったけん、
おいも、気になってたものば買うたっちゃ。
石炭ソフトクリームったい。
こげん黒くても、あま~い。えっらい、うまか~~~。
フムフム。
おんしゃん達に、鉄道の話ば聞かせてもらったっとぜ。
かつて使っていた改札鋏(かいさつきょう)や、懐中時計ば見せてくれたり、
ほんなごつ、みんな親切ったい。
こぎゃんこつが、旅の醍醐味やね。
くずもの入れに、くずものば入れて、
そろそろ停車駅ったい。
名残惜しいけんが、しょんなか。
また一緒に遊ぼうぜ!(コンサート最後の、フミヤくんの決め台詞風に)
セレクトショップ「たがわ炭都(たんと)物語」には、
ジャム、醤油、蜂蜜の加工品、甘酒、和菓子、洋菓子、素朴なお菓子、
ちくまるくんグッズ、漆喰のルミエキューブなどなど、
「田川生まれのよかもん た~んと」あります。
ぜひ、お運びくださ~い。
「たがわ炭都物語」のおねぃしゃん。常連のおんしゃん達。
かけがえのないひとときを、ありがとうございました!
幸あれ!
くづつ。
東日本大震災から、3年が経ちました。
関東の多くの電車が、列車の停止訓練を実施し、黙祷を捧げる予定。
被災地から、遠く離れていても、
わたし達は、忘れていません。
どんな状況においても、
「感謝」と言える石巻の心根。
この強さ、慈悲深さに、ただただ、頭が下がります。
わたしにできることは、少ない。
だけれども、
ゆずの、Hey和ライトのパッケージにあるように、
「消せない明かり 灯し続けて」いきます。
できることを、やっていきます。
記事のタイトルは、
天童よしみさんの曲名。
歌の舞台は、限定されていますが、
離れ離れになった者同士が、再び会えますように、という願いが
主題になっています。
それは、普遍的な願いです。
♪遠く離れても こころあたたかく あなた信じて 暮らします
そうよ いつの日か きっと会えますね
海の神様 カムサハムニダ
霊登サリの願いはひとつ
散り散りになった 家族の出会い♪
(「珍島物語」より引用。作詞:中山大三郎)
明日もがんばるぞ!
日本も、がんばるぞ!