「SWEAT & TEARS」(2017年6月10日の記事)
奇跡的に在庫があったDVDは、こちら~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/36/267bf612b333f8953381c0fe04e1f906.jpg)
「アメリカン・バレエ・シアター
ミハイル・バリシニコフの「ドン・キホーテ」」
振付:ミハイル・バリシニコフ
(マリウス・プティパ&アレクサンドル・ゴルスキー版による)
音楽:ルートヴィヒ(レオン)・ミンクス
キトリ:シンシア・ハーヴェイ
バジル:ミハイル・バリシニコフ
1983年6月、ニューヨークの
メトロポリタン・オペラ・ハウスにて収録された、
全3幕のバレエ作品でっす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cf/2f5cc7914ce69481e5338ec0d49a711f.jpg)
「ドン・キホーテ」の特徴の1つは、
カラリとした、陽気な世界です。
物語の中心にいる、キトリとバジルは、
お姫さまや王子ではなく、庶民。
スペイン情緒あふれる音楽にのって、
若者らしく、恋の喜びを謳歌しまっす。
ドン・キホーテと従者サンチョ・パンサも、登場。
バルセロナの広場や居酒屋のシーンでも、
2人は超越した存在感で、
だけども、妙に調和するという、
不可思議な現象が起こります。
全編とおして、
賑やかなのですが、
ドン・キホーテが見た夢の世界は、
まことに幻想的で、
作品に幅をもたせています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/83/5129537f5717050aedc364a77ef9603a.jpg)
当時のバリシニコフは、30代半ば。
遊び心と円熟味が、いい塩梅にミックスされています。
空中姿勢が乱れないばかりか、
その伸びた脚は、月まで届くのではと思うほど。
飛び回りながら、舞台上を大きく一周するマネージュは、
遠心力と一心同体、
空気と戯れているようで、
観ている者の、カタルシスを誘発しまっす。
表情豊かなマイムも魅力的。
役柄上、弾けた振るまいもしますが、
美しいマナーが身についているため、
下品にはなりません。
・・・ワ~ワ~、モ~モ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8e/53559d85c6f56525e0b8f65799cbc970.jpg)
そんなバリシニコフ氏ですが、
このほど、
「高松宮殿下記念 第29回 世界文化賞(演劇・映像部門)」を
受賞したとの報道がありました。
「ミハイル・バリシニコフ(アメリカ/ラトビア)」の
地名を見ると、
ソ連の時代は、終わったのだなあと実感。
優れた踊り手が、
世界の国々で、
のびのびと表現できますように。
「ホワイトナイツ/白夜」(2016年11月6日の記事)
明日もがんばるぞ!
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「アメリカン・バレエ・シアター
ミハイル・バリシニコフの「ドン・キホーテ」」
振付:ミハイル・バリシニコフ
(マリウス・プティパ&アレクサンドル・ゴルスキー版による)
音楽:ルートヴィヒ(レオン)・ミンクス
キトリ:シンシア・ハーヴェイ
バジル:ミハイル・バリシニコフ
1983年6月、ニューヨークの
メトロポリタン・オペラ・ハウスにて収録された、
全3幕のバレエ作品でっす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cf/2f5cc7914ce69481e5338ec0d49a711f.jpg)
「ドン・キホーテ」の特徴の1つは、
カラリとした、陽気な世界です。
物語の中心にいる、キトリとバジルは、
お姫さまや王子ではなく、庶民。
スペイン情緒あふれる音楽にのって、
若者らしく、恋の喜びを謳歌しまっす。
ドン・キホーテと従者サンチョ・パンサも、登場。
バルセロナの広場や居酒屋のシーンでも、
2人は超越した存在感で、
だけども、妙に調和するという、
不可思議な現象が起こります。
全編とおして、
賑やかなのですが、
ドン・キホーテが見た夢の世界は、
まことに幻想的で、
作品に幅をもたせています。
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当時のバリシニコフは、30代半ば。
遊び心と円熟味が、いい塩梅にミックスされています。
空中姿勢が乱れないばかりか、
その伸びた脚は、月まで届くのではと思うほど。
飛び回りながら、舞台上を大きく一周するマネージュは、
遠心力と一心同体、
空気と戯れているようで、
観ている者の、カタルシスを誘発しまっす。
表情豊かなマイムも魅力的。
役柄上、弾けた振るまいもしますが、
美しいマナーが身についているため、
下品にはなりません。
・・・ワ~ワ~、モ~モ~。
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そんなバリシニコフ氏ですが、
このほど、
「高松宮殿下記念 第29回 世界文化賞(演劇・映像部門)」を
受賞したとの報道がありました。
「ミハイル・バリシニコフ(アメリカ/ラトビア)」の
地名を見ると、
ソ連の時代は、終わったのだなあと実感。
優れた踊り手が、
世界の国々で、
のびのびと表現できますように。
「ホワイトナイツ/白夜」(2016年11月6日の記事)
明日もがんばるぞ!
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