とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

日吉のあたりを散歩する

2019-01-20 21:58:03 | 近所の旅
庭先の椿(岩根絞り)が咲いている。
今年の咲きだしはいつもより早いようだ。


どこからきたのかミツバチが一匹一生懸命花粉集めをしている。
品種によって咲きだしの時期が違うが、椿の花は、花の少ない時期に次々と咲き継ぐのでありがたい。

暖かいので日吉のあたりを散歩する。


金蔵寺は日吉の本来の中心地。
それでこの辺りを日吉本町という。
創建は平安時代、清和天皇の御代だ。


梵鐘は家康、秀忠の寄進と伝わる。




地下鉄日吉本町の先には上総層群王禅寺層の露頭がある。


私が小学生ぐらいの時には上総層群が露出している崖が沢山あった。
当時、上総層群という名前は知らなかったが、縄文時代に海進があってこの辺りは海だったということは知っていた。もっとも上総層群はもっとはるか昔の地層だが。
この地層の特定の場所から、貝の化石が出るので興味があった。


大っぴらにはあまり掘り返せないが、(崖が崩れるから)小学生の気楽さから(大人がやると警察に通報されてしまう)いくつか貝の化石のサンプルを取って来た。(正体不明な化石もあった。中学生になって、一度生物の先生の所に持っていったが、やはり分からなかった)
机の引き出しに大切にしまっていたのに今では何処に行ったのか分からなくなってしまった。


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1 コメント

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Unknown (tkng313)
2022-10-17 20:55:31
はじめまして
日吉本町に生まれ育ったものです。現在は長野県に暮らしています。
昔、祖母に手を引かれて何気なく通っていたあの土の小山、最近通ってみたら学術的な説明書きが立っていたので興味深く見ていました。所々穿ったように穴があり、当時それは蛇の穴だと教わりましたが、多分違うと思います(笑)
近くの日吉本町第4公園の保育園側にも同じような土質の斜面がありました。そこでサンゴ?フジツボ?の欠片のようなものを拾った記憶があります。
40歳近くなり、地元の小さな史跡などに興味が湧いてきました。今回の記事、楽しく拝読しました。
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