とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

鶴見の機関区を歩く

2020-02-02 22:33:36 | 近所の旅
元住吉の駅からオズ通り商店街へ向かい二ヶ領用水の流れに沿って進む。
ガス橋へ向かう道の御幸跨線橋の所からは、鶴見機関区の広大なJRの敷地に沿って歩く。



右は三菱ふそうの巨大な工場群


鹿島田跨線橋の所で橋を渡り新川崎の駅の方へ


こんどは対岸を歩く。
坂を上がるようになると小倉跨線橋





この辺りはチョー懐かしい場所だ。
この先、矢向の商店街には、我が家の取引先の商店があった。
幼い頃よくこの小倉跨線橋を渡り取引先の店へ向かった。
私は父親の運転する車の助手席に座っているだけの熊のぬいぐるみのようなものだったが、それでも走っていたルートを覚えている。


我が家の家業は養鶏場であったと前にも書いたが。
当時は商店街が全盛期のころで、個人の商店も活気にあふれていた。
卵の配達は夜の9時ごろだったが、そのころようやく客足が落ち着つくのである。
ところが何かの事情で店の近くに車が止められなかったりすると、その辺をもう一度ぐるっと回ったりした。

たぶんこんな店だった。


一度店のおかみさんが車の中を覗き込んで私を見つけ
缶ジュースを手渡してくれたことがあった。
その時私は、ものおじして、ありがとうの一言がいえなかった。
幼心にも不甲斐ないと感じ
未だに心の底に引っかかっている。


小倉跨線橋がメインで利用していた橋だった。
橋を渡る時、鶴見の機関区には、まだ蒸気機関車がいて、時折白い煙を吐きながら動いているのが見えた。(調べたらD51だったようだ。)
今日歩いていると機関車が時折汽笛を鳴らしていた。
懐かしかった。





この先にあったのが江ヶ崎跨線橋で、当時の重厚な鉄橋の一部は、新山下の霞橋として横浜港へ移築されている。



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