とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

竹取の翁

2014-05-31 14:15:46 | 庭、花木、畑、ガーデニング
今は昔、竹取のとうちゃんといふ者ありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
名をば、武蔵のおとっつあんとなむ言ひける。
その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。
あやしがりて寄りて見るに、筒の中にペットボトルありけり。

これ熱中症の予防なり。


今日も暑いです。
竹は切らないとはびこるので、うっとうしい梅雨が来る前に切ることにしました。
本当は秋が一番なのですがそんなことを言ってられません。
でも今日は2時で終了。
あまり暑い中頑張るのは体に毒です。

お疲れマンボ

2014-05-25 19:04:12 | 庭、花木、畑、ガーデニング
梅雨前の今は忙しい
朝から剪定作業や草むしり、野菜の消毒など山のような仕事が控えている
今日は5時起きで、7時から作業開始
12時までぶっ通しで剪定作業をする。
枝を透かし、見通しを良くする。
(基本的にそこに座ってみて、居心地が良いかがポイント)

午後からは草むしりを中心に、剪定した枝の片付けなどを行う
4時で終了。
へとへと

今日と昨日の作業でまだ5分の1程度。
あとどれくらい出来るかは今後のお天気しだいだ。
来週からは暑さと蚊との戦いとなる。
(たいてい完全には終わらないエンドレスの作業なのだ)

お疲れ様のビール


紫陽花が咲き出した
日本産のガク紫陽花は小ぶりだが風情があり、茶花としても使えます。



焼酎しょっちゅうネ

2014-05-24 17:36:43 | 料理 食 道具
最近八丈島の焼酎に凝っている。

今日買ってきた情け嶋は芋だがすっきりとした芋焼酎
となりのお酒は日本酒 岐阜の無風(むかで)(玉泉堂酒造)コクがあっておいしいく、1000円とコストパフォーマンスも優れたお酒です。



先週は川崎のミューザ川崎シンフォニーホールへ行ってきましたが、コンサートが始まる前にラゾーナをぷらぷら
1階に焼酎の専門店を発見、八丈島酒造の「八重椿」をゲットしました。


コンサートから帰ってきてさっそく味見。
やはり八丈島風なマイルドな焼酎でした。
八丈島の焼酎は昨年八丈島へ旅行に行った人から
お土産に情け嶋をいただいたのがきっかけで、お気に入りとなりました。

八丈島で思い出すのは
ほら吹きの人が多い島(北杜夫情報)
みんなで焼酎を飲みながら、まるまる一頭のヤギ肉を食べきってしまう島(椎名誠情報)
といった大らかなイメージがありますが、
島の焼酎も同じく、まろやかで誰でも美味しく飲めるお酒です。

となりの村主(すぐり)は長崎県壱岐の島のお酒ですが
私がフィギアスケートの村主選手のファンなので思わず買ってしまいました。
私は村主選手のことを村主ねえさんと呼んで応援しています。
もちろん優れもののお酒です。(壱岐産米にこだわった、かめ壺仕込みの麦焼酎)
系統としては八丈島の焼酎に似ています。

ブラシの木

2014-05-24 11:14:48 | 庭、花木、畑、ガーデニング
このオーストラリア原産の木は最近はやりのようで
テレビでもたびたび取り上げられています。

コップを洗うブラシには少し大きいようです。


やはりえんとつ掃除のブラシでしょうか。
もっとも、えんとつ掃除のブラシを知っている人は、今ではあまりいないかもしれません。

「チムチムニー チムチムニー チムチムチェリー
私はえんとつ掃除屋さん♪」
メリーポピンズです。


この場所もよく似合います。

熊谷榧さんと山スキーの本 

2014-05-17 21:09:29 | 本、作家
今日訪れた熊谷守一美術館の3階には、作家の志茂田 景樹さんのような髪の女性が座っていました。
館長の熊谷榧さんでした。

お目にかかるのは初めてでしたが、
私は榧さんの本や絵の密かなファンなのでありました。
特に山スキーに関する榧さんの本はかれこれ30年ほど前から拝読させていただいております。
榧さんのシリーズものの山スキーの本の中でいつも感心するのは、
榧さんがスキーツアー中のわずかな休憩時間にもスケッチをされていることです。(山スキーで疲れている上に、寒い雪の中で神経を使うスケッチなんてよほどの達人でなければできません)

数多い山スキーの記録には、私の所属していた山のクラブの仲間が出てくるものもありました。

ところで我が家には榧さんの絵「きばなしゃくなげ」(シルクスクリーン)があるのですが、
今日美術館へ行ったところ、そのタイトルが「みやまきんぽうげ」となっていました。
(その絵を購入した店では「きばなしゃくなげ」とタイトルを間違えて販売していたようです)
今日榧さん直々に確認したのでまちがいありません。

そうとは知らず、10年以上も前から「きばなしゃくなげ」とばかり思っていいたのですから
私の目も節穴です。


熊谷守一美術館29周年展 行ってきました

2014-05-17 19:10:25 | 音楽 美術
ついに熊谷守一の絵を見ることができました。
と言っても単に私がぐうたらな為、美術館に行かなかっただけではありますが、



感想です。
一口で言うと禅画のようなイメージでしょうか。
それでいて色鮮やか、質感も思いの外どっしりしている油絵でした。
3階には守一氏の書や水墨画もあり、
こちらはいよいよ悟りの境地の作品群となっています。

1階入口にある自画像は、アルプスの少女ハイジの「オンジ」のようで
特に口元が「俺の絵なんかよく見に来たな」とでも言っているような小憎らしい感じが
ちょっとおちゃめです。

注目したのは、絵のなかの守一氏のサインで、
漢字のサインとカタカナのサインをうまく使い分けており、
どちらも絵のアクセントとして大変すぐれた効果となっています。
(特にカタカナの方がすばらしい)

守一氏の作品は無駄を削り取って、ものの本質を見事に表現している
と誰かが言っていた気がしましたが、
私には、はっきり言ってそこまではわかりませんでした。

ただ、こつこつと積み上げてきた境地でなければ
こういう絵は描けない。
とだけは感じたのでした。



どくとるマンボウ 北杜夫

2014-05-17 00:53:59 | 本、作家


ユーモア溢れる文章で多くのファンを獲得したマンボウ先生。
私も高校時代に夢中になったファンの一人です。

白きたおやかな峰
どくとるマンボウ青春期
どくとるマンボウ航海記
幽霊
楡家の人々
どの本も懐かしく思い出される作品ばかりで、
一度ならず何回も読み返しています。
このへんも根本的に他の作家とは異なるところです。

北杜夫と言うと、
旧制高校とバンカラ
北アルプスの山々
昆虫記
トーマス・マン
躁うつ病
奇人変人
博物学
そんなイメージの言葉が思い浮かびますが、
マンボウ先生の本を読み、
なにかと影響を受けたことも多かった。

例えば、どくとるマンボウ青春期を読んで、
旧制高校の学生がよく読んだという
「善の研究」、「愛と認識との出発」や
「三太郎の日記」、「いのちの初夜」などの本も買ってきたことがあがありました。
三太郎の日記にいたっては難解な文章と
びっしり隙間なく埋め尽くす小さな文字にくらくらし
いまだに一ページと読み進むことができないでいます。
よくぞ昔の学生は、これらの本を必読の教養書として読んだものだと感心しました。

 

平均的な日曜日

2014-05-11 19:53:53 | 日記
トキワサンザシの花は虫が大好きだ。
アブやハナムグリの仲間が
朝早くから優に100匹以上花の周りを飛び回っている。
近づいてみると羽音もぶんぶんと聞こえ、怖いくらいだ。

隣りにある橘の花も咲きだした。

こちらもついでというレベルではあるが、ぶんぶんとやっている。
エリカの花も咲いているが不思議と人気がない。
虫によって花の好き嫌いがあるようだ。

私が虫なら橘の花は大好きだ。
さわやかな花の香りは清楚で上品だ。

橘の木は、私が生まれたころから私の家にあり、大きさも当時からほぼ同じだ。
花の香りには過去の記憶を呼び起こす力があり、
単なる香りだけではない、インパクトがある。

白い花はいくぶん地味だが、文化勲章のデザインにもなっている。

なにしろ右近の橘、左近の桜で昔から日本人には、なじみが深い。
みかんは、かわいくて小さいが、さわやか系の味で私は好きだ。


午前中は芝刈りや草むしり
午後にはコーヒや晩のおかずを買いに行きで
なんとなく疲れてしまった。

お疲れさまのハイサワー焼酎割り


サワーを飲んでいると、ムクドリが集団で芝生の上を歩き回って、さかんに地面をつついていた。
芝を刈ると虫でもでてくるのか、嫌われ者のムクドリだがなんだかかわいい。



梅の木の剪定

2014-05-10 16:18:27 | 庭、花木、畑、ガーデニング
剪定といっても枝ごと切り落とす乱暴なやり方だ。
ここ数年一つも剪定していなかかったので、枝が絡まった状態でぼうぼうとなってしまっていた。
梅の木は強いので、すぐに芽吹いてくるのだが、
問題はどう樹形を整えるかだ。
そこまでこだわっている余裕がない。
すでに周りは密林状態だ。
他の木も剪定しなくては追いつかない。

なんでも梅の木は裸で登れるように剪定をしなさいと言うそうだが、
幹から伸びる細かい枝をきちんと切るようにという意味なのだろう。

また、春先などに梅を植え替える場合には、
太い根を思いっきり切り落とした方が根付きがよい。
このへんも、梅の木の特徴だ。

こうすると梅の木を枯らすことはあまりない。
運ぶのも楽になるので一石二鳥だ。
(梅の木のうんちくその1)

艦むすとプラモデル

2014-05-10 11:40:13 | 主張 感想

プラモデルを買う若い人が増えているという。
しかも帝国海軍の軍艦のプラモデルが売れているそうだ。

ウーン、ついにプラモデル好きの若い世代が現れたか。
昔のプラモデル世代のおじさんとしては嬉しいが、
理由は「艦むす」という、ネットゲームの影響であるという。

「鑑むす」というというのは旧日本海軍の軍艦を萌え系の女の子に擬人化した、
とっぴょうしもないキャラクターだ。(機関車トーマスのようなものか?)
詳しいことは、よくわからないので興味のある方はネットで調べてもらいたい。

大和や長門、空母赤城、といったメジャーな軍艦から、
マイナーな駆逐艦や潜水艦まで揃っている堂々たる布陣だ。

びっくりな内容だが、今のネット社会の現れなのだろう。
調べたら各軍艦の艦歴など、
かなりマニアックな情報まで盛り込まれている。

昔の海軍の軍人さんが見たら激怒しそうな気もするが、
そういったうるさ方も今はもういないのでだいじょうぶなのだろう。
内容はともかく、
最近の若者に戦争のことを少しでも知るきっかけになればと思う。


谷太郎川林道から不動尻 七沢山 境界尾根(5月6日)

2014-05-06 19:29:11 | 山行
コース-谷太郎川林道終点から不動尻-七沢山-境界尾根-谷太郎川林道終点

谷太郎川沿いの登山道を進む
思ったよりきれいな沢だ。

苔むした穏やかな流れを辿ると滝の音がした。しかし滝ではなく堰堤だった。
ちょっと残念。

不動尻のキャンプ場の施設は、今ではすっかり無くなっている。

簡易トイレだけがポツンとおいてある。
ここから大山方面への登山道へ入る。

唐沢峠手前で尾根をそのまま三峰方面へ向かう。

下草がまったくないさっぱりした尾根だ。
犯人はやはり鹿なのだろうか。


白ヤシオつつじが咲いている。


見通しがきく尾根で、テープも随所にあり、この季節は特に問題なく歩ける。

モミの木


七沢山から境界尾根分岐


霧がでてきていやな感じだ。
いきなり、ホールドもスタンスも悪い下りとなる。
うーん、さすがにデンジャラスなルートだ。


このルートを下りに取ると、尾根筋を見極めるのがなかなか困難だ

テープや境のしるしの石柱が頼りだが、いくつかの尾根上のポイントは、その先同じような角度の傾斜となっており主脈の尾根の判断がつきにくいところがある。実際、一回違う尾根を下ってしまい50mほど行き過ぎて気がついた。(怪しい雰囲気を察知した)
テープや石柱は必ずあるので、なかなか次のがでてこないようなら、ルートを間違えている可能性がある。
久しぶりに神経を張り詰めて、地図とにらめっこだ。

無事下山、
だだいま。お帰り。


<コース概況>
谷太郎川林道終点 9:40ー不動尻10:30ー唐沢峠手前尾根分岐 11:30
七沢山 13:00ー境界尾根から谷太郎川林道終点 14:30

境界尾根は困難なルートだ(基本的に登山道ではない)
とくに初めての場合は、下山ルートにとるべきではないだろう。
七沢山からしばらくは崩れやすい痩せ尾根で、
その後のルートの見極めも慎重に行う必要がある。

青葉繁れる

2014-05-05 17:13:26 | 庭、花木、畑、ガーデニング
今日は丹沢三峰でも行こうと思っていたのだけど、
朝起きたらやはり天気があやしい。
うーんしょうがない、今日の所はあきらめて、
生垣の剪定だ。

緑のきれいな季節だが、一歩間違えると、昼なお暗い藪となってしまう。
勢い余って歩道の方へあふれ出てきた金木犀の枝葉をざく切りにする。



剪定した枝はとりあえず、敷地内に山積み状態。
これだけで午前中いっぱいかかってしまった。フー


人は広くていいですねとお世辞に言うが、
これを延々毎土日にやらなければならないとなると、いいですね、なんて言ってられない。

自分も歳のせいか、いつもの年よりもフットワークが悪い。
実はゴールデンウイークも昨日まで仕事疲れで身動きがとれなかった。

でもやっぱり新緑はきれいだ