とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

本格的ななつぞら

2019-07-27 23:30:40 | 日記
いよいよ本格的な夏空となってきた。
今日は雨こそ降れ、日差しは夏そのもの、湿度も息苦しいほどだった。

朝ドラのなつぞらもいよいよ佳境に入ってきたようだ。
ドラマの中で白蛇伝やワンワン忠臣蔵を思わせる長編アニメ映画のことが出てくるが
私はそれらの映画を学校行事として小学校の体育館で見たのだった。初めて見るアニメ映画だったので特に印象深い。(ワンワン忠臣蔵のテーマ曲は今でも頭にこびりついているI)

主人公なつ(広瀬すず)の昭和ファッションも理屈ぬきで面白い。
アニメや演劇の論争も実際にはもっと熱いバトルがあったものと思われるが、そういう雰囲気も伝わってくる。
意外に見てしまう。

放送途中で京都アニメの凄惨な事件が起きたことはたいへん残念なことだったが、
皮肉にも今回の事件であらためて確認できたのは、日本アニメの海外での評価の高さだった。
カナダや台湾の国家元首や国連事務総長までもが、じきじきに京都アニメの犠牲者を哀悼し負傷者ならびにご家族に対する見舞の言葉を述べられた。
更に事件を受け海外から京都アニメに対する支援の輪がすぐさま起きたということにも驚いた。

きっと以前なら小説家や画家になっていたような人材が、今はアニメの世界に集まっているのだろう。それだけ質の高い作品を作り上げるには、一人や二人の才能だけでは作りえないことをドラマなつぞらでも教えている。

夏はワンコ巻

2019-07-21 18:56:25 | 日記

湿度が高くて異常に気温の高いこの頃は、屋外で作業をするには過酷すぎる。
いくら水分補給してもあっという間に汗になる。
年を取ると外へ出るのもおっくうになってくる。
それで、このごろの苦し紛れの対策。

濡らしたタオルに保冷剤を包み首に巻く。

名付けてワンコ巻
首輪のようにして使用。
保冷剤の効果は30分ぐらいなのだが、それでもかなり違う。
保冷剤が常温になっても、タオルを濡らしていれば、気化熱でしばらくは有効。
短時間なら、なんとか持ちこたえることができる。

もうすこしスタイリッシュに長時間持つ方法がないかとも考えるが、
基本的に保冷剤の性能しだいといったところだ。
なにか新素材はないか。

暑さ対策としては他に、
去年、パタゴニアのTシャツを買って、かなり気に入った。

汗をかいたときに、じっとりと濡れる不快感がなかったからだ。
速乾性という機能だろう。
今まで経験したことのないような着心地だった。
生地をみると、細かい格子状の編み目にさらに細い繊維が格子状の升目にびっしり編み込まれている。新素材なのだろうがすごい技術だ。
それで汗をかいてもべとつかずさらっとした肌感覚を実現している。


あとは帽子で、なにか夏に特化した新機能の帽子がないかと思う。



文化の街神保町を歩く

2019-07-15 17:19:30 | 東京散歩
今日は、さかいやスポーツへ夏服を買いに行く。
私の場合、普段着も登山用の服も一緒なので必然的にそうなる。


さかいやスポーツの裏手の方にある公園に、周恩来総理の記念碑があった。




周恩来は偉大な中国の政治家だ。
いにしえの名宰相、陳平とよく比較されることもあるようだが、
私は、周総理の方が勝っていると思う。
目先のことにとらわれず、常に思慮遠望の気配りができるバランス感覚に加え、古き良き時代の中国人の人徳を備えておられた。
周総理のような政治家は、今の中国では望むべくもないが、せめてその心は伝えてもらいたいものだ。

救世軍本営 



社会鍋で有名な救世軍の本営
本営っていうぐらいだから代表者は中将か大将なんだろう。
神田は小隊だって、ずいぶん位が低いね。
神田小隊は少尉殿なんだろうか。

文房堂さんは、神保町の重要文化財のような存在。



そもそも店の歴史が重要文化財だ。
村山槐多や関根正二も、お金がなくても、文房堂さんの絵の具をむりしてでも買いに来たんだって。


なんだか神保町の街は、歩いているだけで感動する。


スポーツの応援歌、部歌のことなど

2019-07-14 10:31:41 | 独り言
スポーツの応援歌はいろいろあって面白い。

私らの大学のクラブでは、(一応体育会系)公式行事の時は校歌と応援歌と部歌を歌った。
他にもクラブの山小屋の歌など、昔の先輩が作った歌が複数存在していた。
大学によっては、寮歌というのもあるようだが、それに代わる学生歌のようなものも存在していた。

クラブの行事には宴会がつきものだったが、そんな場面で歌い継がれてきたのだった。
宴会芸というのは今ではカラオケに取って代わられてしまったようだが、昔の宴会では何かしら皆一人一芸を披露しなければならなかった。
ある先輩は中日ドラゴンズの「燃えよドラゴンズ」を熱く歌った。
歌われるときは、半端ないくらい気持ちが入っていて、中日ファンでなくともいたく感動した。
ところがその先輩は、毎回皆の期待に応えなければならないはめになり、4年間「燃えよドラゴンズ」ばかりを歌っていた。

プロスポーツにも公式のものから、非公式のものまで応援歌はいろいろあるようだ。
今日の朝なんとなく思い出したのが
「ソウル若三杉」 「がんばれジャイアンツ」
ネットで検索したら、ちゃんと出て来て懐かしかった。

ネットで検索しても出てこないのはクラブの歌で、
一部記憶があやふやとなってしまった曲もある。
残念なことだ。

ホメラニアン

2019-07-07 13:32:49 | 日記
わたしには、父親の威厳というものがあまりない。
それは、普段家族に「ゆる語」(ゆるキャラのようなもの)で話すゆるい父親だからだ。
たとへば、娘に対しては、

「今日は先生にホメラニアンか。」
「おめでとう。ワンワン!」
・・・・・・・・・・・・・・
「ええい、うるちゃい。」
「シッシ、向こうへお行き。」・・・・・などなど

ところが最近このフレーズ、自分だけのオリジナルかと思っていたら。
FM東京でそういうフレーズの番組をやっていることを知った。
人間同じようなことを考えるものだ。

番組のキーワードとなっているホメラニアンは、自己肯定。よくやった、頑張っていると自分へのエールのようだ。
日本人は他人をほめるのが苦手のようだが、アメリカ人はちょっとのことでも相手の良い所を見つけ褒める習慣があるようだ。

こういうところは見習ったほうがよいのかもしれない。

私の茗渓堂書店

2019-07-06 14:47:23 | 本、作家
あるべきものがあるべき場所にないというのは寂しい。
最近そういう経験が多くなった。
歳を取るというのは、そういうことなのか。
茗渓堂もまたそうだった。

ある日御茶ノ水駅に降り立つと、
ない、ない、
茗渓堂のビルがない。書店の入口がない。
なんども行ったり来たりしたが、入口を変えたわけでもなかった。
移転するわけはないので、閉店となったことを悟った。

茗渓堂は長年山やさんに親しまれてきた。
山の本ばかりでなく、山の絵(主に版画)も売っていた。
自分の家の新築祝いに、茗渓堂さんで山の絵の版画を購入し玄関に飾った。
山道具を買いに行くのと同じぐらいの頻度であったが、私にとっては無くてはならない本屋さんだった。

茗渓堂さんのオリジナル栞もセンスがよかった。
(沢野ひとしさんのデザイン)
今のこっているのはこの3枚だけだった。