とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

ホンダ青山のCafé cub meetingをのぞいて見る

2024-10-20 19:31:55 | 東京散歩
カブを愛するライダーが毎年ホンダの青山に集結するお祭り。
カブの良い所はオーナーにより千差万別の自己主張が出来るところだ。
正統派からギャグ物までなんでもあり。




カブのことばかり考えて
ご自分の頭のネジを2,3本締め忘れている方も多いようだ。






じいちゃん、ばーちゃん、ギャルまで気軽に楽しめる。
スーパーカブのよいところ。


スーパーカブが愛される根拠は実にまっとうな研究の積み重ねによるものだ。

完成された機能美
重要文化財クラスのバイク
RC149 

1966年 マン島レースでシーズン5勝をあげ年間チャンピオンに 
この年ホンダは50cc、125cc、250cc、350cc、500ccの5部門を制覇する。

だからすごいのだ。


平日に表参道を歩く

2024-02-02 21:25:32 | 東京散歩

あれだが、平日の日中にバスに乗ると年寄りが多い。
自分ももうすぐ仲間入りかと思うと、少しやるせない。
動けたり、頭が回るうちは働く時間を短くしたりして働いた方が、人としての誇りのようなものを維持できて、精神衛生上も良いのではないかと思う。

むろん、賃金や収益にならない家の仕事をするというのも正しい働き方とは思うのだが、社会に対する見栄だろうか。

で、平日こんなふうに渋谷から原宿へ歩き、明治神宮に参拝して表参道を歩くと
特になんの目的もなくさまよう高齢者の図で、なんだか肩身がせまい。
今日のような曇り空の寒い日には、なおさらネガティブ、ネガティブ。

でもさすがは表参道、青山界隈は刺激的、街がアート空間に溢れている。
同潤会アパートの生き残り



表参道の交差点



青山界隈はさすが東京のトレンド地区、他の街ではあまり見ないようなものが、次々と現れる。

店内が工事中で足場を組んでいるわけではない。(ディスプレー)



やはり年よりだからと家に閉じこもっていてはだめだね。
街の空気を感じて進化し続ける必要がありそうだ。


品川駅から泉岳寺 増上寺 虎ノ門 神谷町

2023-02-25 20:12:27 | 東京散歩
品川駅から歩き始める。
どうでもいいが大きなクレーンがやたら目に付く品川駅周辺。
まだまだ変わりゆくようだ。

mont・bellの横をとおり、高野山東京別院へ
一願大師さんは、庶民的な好々爺のお姿

願いを叶えてくれる神通力のある人というのは、実はこういう人なのかもしれない。

カミソリ後藤田さんはここが菩提寺であるようだ。(四国出身のためか?)


高輪消防署は東京一カッコいい消防署



萬松山泉岳寺は、今川義元公をを弔うために家康が建てたお寺だそうだ。
萬松山は、家康が幼いころ人質として過ごした織田家の菩提寺、萬松寺に掛けているのだろうか。
泉岳寺の開山は義元公の孫に当たる人物とある。
家康が青春時代を過ごした駿府の今川家を懐かしんで開山したのか。
晩年家康が駿府に住んだのも、政治的な判断だけでなく、やはり若いころ過ごした駿府が忘れられなかったからなのだろう。

高輪中学と泉岳寺の間にある通路を行く。


三田の寺町を歩く。


三井倶楽部近くにある志ほあみ地蔵尊。


その先、天祖神社脇の欅の根張りがすごい。神社の木なので伐採しないで見守っているのだろう。

芝公園の梅林が見ごろ

増上寺のあたりから見る東京タワーが美しい。
やはり私は、スカイツリーより東京タワーだな。


お茶漬けカー 


虎ノ門駅近くのキッチンダダ

いつも気になるが大抵お客が外で待っている。
神谷町駅から帰る。
軽くジャブを効かせた東京お散歩コース(私にとっては身近な東京観光)

上野から神保町へお散歩

2023-02-11 20:47:27 | 東京散歩

上野で散歩。
日比谷線のホームからJRの駅へ向かう。
昔はよく上野から夜行電車へ乗っていた。
で、思い出したのが上野駅には昔0番線ホームというのがあったこと。
(0番なんて、ゼロ戦じゃないんだからありえないだろう。)
どうして記憶しているのか分からないが、ネットで調べるとやはりあったようだ。

上野の西郷さんの所へ行く。
頭のおっきい西郷さん。昔はずいぶん鳩の糞で汚れていたが、今はわりときれいになった。上野の象徴だ。(西郷さんの颯爽としたポーズがよい)


正岡子規記念球場

野球を愛した熱血漢、青白い文学青年とは正反対。(でも薄命なホトトギスだった。)

野口英世の銅像。

昔は聖人君子のような人かと思っていたが、お金にルーズで、私生活もいいかげんな人間くさい人だったようだ。(そんな人でも偉人になれると皆に希望をいだかせてくれる人物。)

鈴本演芸場

隣りは懐かしの酒悦、左サイドは、すしざんまい。(だからなんだ)

湯島天神 梅まつり(人いっぱいです)


小石川の猫ビル


故立花隆さんの事務所
本当に狭そうなビル(歴戦の駆逐艦のよう)


神保町の食べ物屋さんの有名店は長蛇の列。(そこまでして食べるか?)
石井スポーツを見て帰る。(そろそろ雨具を買い替えたい。軽量テントがほしい。
缶ビールを丸ごと保冷できるような口の大きいテルモスがほしい。(作ってくれないかな))



大井町から鈴ヶ森 品川水族館 東京湾野鳥公園 蒲田 1月28日

2023-01-29 11:28:33 | 東京散歩
ウォーキングだ。
今日の朝は雪が積もっていた、一番寒いころなので防寒は完璧で出かける。

大井町から立会川に沿って歩く。


土佐藩の下屋敷がこのへんにあって、竜馬が若いころ江戸にいたからこの像が造られたようだが、竜馬は少し出張りすぎな気がする。

もっと他の偉人にもスポットを当てるべきだ。

鈴ヶ森刑場跡




お仕置き場というのがいい。「月に代わってお仕置きよ~」

品川水族館

都内で周りの環境もよく、なかなかよい水族館。
子供が小さい頃何回か車で来た。
ペンギンのことをペンクと呼んでいたのが懐かしい

有名な京浜運河を渡り東京湾野鳥公園へ

入園料300円
ビジターセンターが暖房が入っていて暖かいので大休止。

眺めもよい。
野鳥の監察小屋(トーチカのよう)

今日は野鳥よりも飛行機の方が多かった。


帰りは蒲田駅までてくてくと歩く

新年の渋谷あたりを散歩

2023-01-09 17:29:25 | 東京散歩
昨日は渋谷駅の山手線のホームを変更、4000人の作業員を出して2日がかりで完了した一大プロジェクトだった。
渋谷の街は激変している。
少し見ないうちに景色が変わっているので気を付けなければいけない。

それで用が無くともたまに歩いてみる。
ヒカリエのハチへ行ってみる。(8階)
わりと民芸運動的アート空間で面白い。
招き猫はラッキーキャットなんだ。

買いたいな~と思うかわいいグッズもある。どういう風に使うか少し想像しなければならない。おじさん(じーちゃん)が使うとブランドイメージを損なうか?と余計な心配をする。

ハチからの展望もよろしい。
ビルの上にある大画面がリンクしている。(今まで無かった景色だ。)



宮下パークへ行く。(新しめなスポット)




東急百貨店は閉店になる。(今私が通勤で使っているコートはここで買った。)


悟りの渋谷 ふーしょうふーめつ しきそくぜくう


さらに旧山の手通りから中目黒へ行く。
最近渋谷、代官山、中目黒ルートと渋谷、青葉台、代官山、中目黒ルートが連続して歩けるイメージになってきた。


自由が丘から東工大 洗足

2022-07-10 16:36:02 | 東京散歩
自由が丘から大岡山の東工大キャンパスへ向かう。
東工大と言えば理工系の東大のようなものだが、意外とネームバリューは低いような気がする。私の家からも、わりと近いのだが、あまりそこに大学があるという意識がない。

国立大なので地元民にもオープンだ。


私立大だと、一般人がのこのこと大学キャンパスなどに入れないのだが、東工大は特に厳しいチェックもない。校内のガーデンスペースには「小さい子が騒ぐと、講義や実験に集中出来ないから気を付けてね」とのカンバンがあるくらいで、「勝手に校内に入るな」とか排他的な雰囲気はない。地元民と共存共栄の関係にある大学だ。


そういえば私の家でも桜の苗木を寄付したと父親が言っていたので、大学キャンパスの何処かにうちの桜もあるはずだ。

東工大本館は文化財に登録されている。

斬新なデザインの図書館

大学キャンパスは東急目黒線、大井町線の線路を挟んで南北に分かれているので、校内に連絡橋がある。

橋を渡り、大岡山商店街へ。
むろんここまで来たらドイツパンのショーマッカ―さんへ行き
プレッツェルにロゲンブロート、フロッケンブロートを買って帰る。

この環七沿いにある立ち食いそば屋さん、わりと有名、(日曜日はお休みのようだ)

私も昔、3、4回食べたことがある懐かしいお店だ。(そうとう古くからやっている)

環七を渡ると三合塚と呼ばれる遺跡がある。


ここは雅子皇后の地元


小和田邸の前を通り、圓融寺へ(休憩)

洗足駅へ戻るとバスで清水へ
洗足学園は溝の口へ引っ越してしまったが、バス停はまだ洗足学園前のままだった。
このまま東横線の都立大学、学芸大学駅のように、学校はなくとも、地名の代わりとして使うのだろうか。

月光原小学校前のバス停のアナウンスは小学生の声だった。
東急バスも地元に配慮しております。
清水から歩いて学芸大学駅へ

頼朝の名馬 生喰(いけずき)と 磨墨(するすみ)大田区洗足池、馬込あたり

2022-02-12 18:12:17 | 東京散歩
秦の始皇帝は、優秀な騎馬軍団を用いて中国初の皇帝となった。

漢の武帝が西域を攻略した目的は、大苑の汗血馬を得るためだったとも言われている。

武帝の漢詩

西域天馬歌
天馬来る  西極よりす
万里を経て 有徳に帰す
霊威を承りて 外国を降す
流沙を渉りて 四夷服す

関羽雲長は天下無双の武将であったが、赤兎馬という名馬を手に入れたことから、鬼に金棒的な活躍ができたと三國志は記している。

かように古代における馬の威力は絶大であった。
と、前置きが長いが

先々週、頼朝所有の名馬生喰(いけずき)のことで港北区鳥山の馬頭観音を訪れた。
生喰を輩出した地は、ここがそうなのだという所がいろいろ伝わるようだが、名馬を生んだ産地ともなれば、その地の馬の商品価値が高くなるので、われもわれもとなったのだろう。その中でもわりと本当っぽいのが、大田区のあたりだ。
伝承地である洗足池へ行ってきた。



立派な像もある。名前も池月で、洗足池らしい当て字になっている。


ところで、頼朝の御料馬で1番は生喰だが2番目とされたのは磨墨(するすみ)という馬であり、宇治川の戦いで佐々木高綱と先陣争いをした梶原 景季が賜ったとされている。
やはり磨墨もこの地の馬込と関係があると伝わるようだ。

馬込の磨墨塚(南馬込3-18-21)


梶原景時が開基と伝わる萬福寺(南馬込1-49-1)
梶原景時の墓

磨墨(するすみ)像

近くには源氏と関わりの深い旗岡八幡宮(旗の台3-6-12)がある。

源頼信(頼朝のご先祖様)が平忠常の乱平定のため下総へ赴く際にこの地に宿営し、源氏の氏神である八幡宮を祭り、戦勝祈願したとされる。
頼朝にとっては縁起ものの神社なので、この地の名馬を自分用の馬としたというのも、つじつまが合う。


旧小坂邸 世田谷区瀬田4丁目 

2021-09-27 23:16:16 | 東京散歩
旧小坂邸は砧公園の中を流れる谷戸川と丸子川(旧六郷用水)との合流点北側の、国分寺崖線沿いに建つ和モダンな住宅だ。
建築は昭和12年だそうだから、そう古い建物ではない。
当時の住宅によくある、洋室と和室を組み合わせた造りになっている。


別邸として建てられたが、わりと最近までお住まいだった雰囲気が残っており、懐かしい感じのする住宅だ。
こういう住宅に住むのも悪くない。
公園になるだけあって谷一面が庭。アプローチも50mぐらいある。


ビクターのステレオが置いてあった。昭和30年代ぐらいのものだろう。たぶん真空管だ。


これは冷蔵庫かな。


このくるくる回す鍵がなつかしい。


都立大学の駅から駒沢公園

2021-09-23 20:41:10 | 東京散歩

朝方、自分の家のお墓へ線香を上げに行く。
今日は暑くていかん。

こういう日は何をやってもダメなので、軽く散歩へ行く。
都立大学駅を降り、駒沢公園へ向かう。
駅前のラーメン屋さんの「汐屋だい稀」が食べたいと思うのだが、まだ食べたことがない。
その隣は八雲書店。
学芸大の恭文堂書店、自由が丘の不二屋書店と並び、地元密着型書店の代表的老舗。
目黒通り沿いにあった梅干しの専門店が無くなった。
ボーリング場(トーヨーボール)もだいぶ前になくなった。
本屋さんはガンバッてる。
あと肉のハナマサが駅前にあるというのも面白い。

駒沢公園へはめったに行かない。
ランニングや犬の散歩にはよいだろうが、散歩にはあまり適していると思えない。

銀杏がだいぶ落ちていた。だれも拾おうとしないようだ。
近づくとおじさん臭い。うんこ臭い(自虐的)


駒沢公園にくっついている「ぶた公園」に「りす公園」は、街の普通の公園みたいだが、子供たちに人気が高い。
大きな公園と一体なので安心感があるのかもしれない。






大げさな仕掛けがなくとも、子供たちにはこんな方のほうが良いのかもしれない。

今週、名古屋の姪っ子に男の子が生まれたそうだ。


御茶ノ水へ行く

2021-08-30 19:04:47 | 東京散歩
御茶ノ水、神保町と覗いて歩く。

山の上ホテル

名だたる文豪がこのホテルでカンズメとなり名作を書いた。

昔、私の友人がこの格式あるホテルで結婚式を挙げた。
彼はベジタリアンであった。
肉や魚、そしてなぜかニンニクもNGであった。

それで彼の披露宴のメニューには、これらの食材が使えなかった。
メイン料理に肉や魚介類が使えないというのは、料理人泣かせである。
彼の結婚式では、式の途中で異例とも言える、シェフの挨拶があった。
如何に苦労して本日のメニューを考えたか。
メインの肉料理がないのは、これこれこういう理由であるからあしからずと弁明されていたのを思い出す。

最近はあまり本を買わなくなった。
久しぶりに一誠堂書店で古本を購入。

伝統の図柄


手提げ袋

またこよう。

有明アリーナの辺りを散歩

2021-07-11 09:01:57 | 東京散歩




オリンピックのバタバタ劇が目に余る。
それぞれ、えらい人達が勝手に動いているようで、コロナ対策ともごっちゃになって方針や計画に統一性がない。
昨日も、酒の販売をしている業者は取引金融機関に指導させるとか、わけのわからない大臣発言があったり、オリンピックも土壇場で無観客に決まったりで、国民はいつも突然の下達で対処のしようがない。

私なんかも有明アリーナで開催のバレーボル予選会のチケットが当選していたので休暇を取ったのだが、無駄になってしまった。

商売関係の人達は、目も当てられない惨状だろう。
それで、うっぷん晴らしに問題のその辺りを散歩してみた。

オリンピック施設へのアプローチの歩道は、草ぼうぼうの所が多い。
なんかもうオリンピックは終わってしまったかのような雰囲気だ。

それでも参加選手の気持ちを考えれば、あまり悪口も言えない。
後輩のFも、東京オリンピックの誘致活動から長年オリンピックの裏方としてがんばって来たので、オリンピックに直接かかわる人達は、われわれなんかよりもっとやるせない気持ちだろう。
東京オリンピックが、ただの記録会とならないよう、最後の知恵を振り絞るしかあるまい。


家の庭を見て日本橋、銀座を歩く

2021-04-03 20:43:11 | 東京散歩
春本番
庭のつつじや石楠花も咲いてきた。







庭もいいが外へも出かけたい。
少し遠慮がちに日本橋ぶらぶらや銀ブラへ出かける。
前々から気になっていた日本橋の「ここ滋賀」へ出かける。

目的は鮒ずし。
「お酒はぬるめの燗がいい~肴は琵琶湖の鮒ずしいい~女は無口な人がいい~・・・歌い出すのさ鮒ずしを・・・ダンチョネ」・・・。

この発酵食品、奥が深い。諸外国に誇れる日本の食文化だ。
お酒は金亀を買った。(滋賀はよい酒蔵が多い。)

そのまま歩いて銀座方面へ向かう。
名古屋の矢場とんが現れる。


銀座の老舗中華料理店

(これが元祖東京ラーメンの味か)

銀座のぺこちゃん健在。

最近銀座なんて歩いていなかった。
昔、この辺りの証券会社に勤めていた先輩と待ち合わせた時のことを思い出した。
地下街のある居酒屋が待ち合わせの場所だった。店の人に聞くと、先輩専用の指定席があるとのことで驚いた。ほぼ毎日来ているようだった。
昔の人の酒飲みに対する執着は、今の人には理解不能だろうと思う。

ちょうど私らより前の世代だ。
いっしょに飲みに行くとあまりつまみも食べず、やたら酒を飲んだ。
破天荒な先輩もたくさんいた。
へんな先輩を思い出すと、
中東のアフガニスタンあたりで資源の試掘権の交渉をしていた人はやはり浮世ばなれしていた。
原宿のレストランの経営者はいつも竹の子族みたいな恰好してきて正ちゃん帽がトレードマークだった。
西武ライオンズの初代私設応援団団長。人間は普通だったが昔からライオン丸みたいな髭を生やしていた。
今の人達は当たり前みたいな顔の人ばかりで、良くも悪くも想定外の行動をとるような人はいなくなった。




八王子城址から高尾山

2021-03-27 19:24:33 | 東京散歩


八王子城を50年ぶりに再訪する。
今はずいぶん観光地化されているが、昔は御主殿跡もなかった。


その代わりに麓には東京造形大学があった。
どうでもよいことだが、当時城から下山してきたらモミジの木の枝にナナフシ(昆虫)がいた。(初めてナナフシを見たのが八王子城址だった。)

古地図だとこんな感じ。

城址入口にあるパネル。(全体像がわかりやすい。)

昔は本丸まで一気に駆け上がったが、今はヨタヨタと登る。
本丸まで、まあまあの標高差がある。

ところが本丸は狭い。全体の曲輪自体が小さいので、たいした人数の兵は動かせない。
これで大藩である前田利家と上杉景勝の連合軍に攻められては、ひとたまりもない。
いくら規模の割には堅牢な城と言っても多勢に無勢、一日で落城というのもしかたのないことだ。

詰めの城は落ち延びる時のための非常用物資の貯蔵庫があったものか?

城を後に高尾山へ向かうと、途中猿がいた。
猿なんて普通にいる野生動物になってしまった気がする。
一時期、東京の都心でも猿が頻繁に目撃されニュースになっていたが、そのころ、うちの母も近所で猿が横断歩道を渡っているのを見たと言っていた。
野生動物と人間との共存とはいっても、野生動物と人間の暮らしには一定の境がないといけない。

中央線を渡り日影沢から高尾山へ。
高尾山に着いたらさすがに人の波。

山頂からは丹沢連峰も見える。(左の三角が大山、右の連山の中で突き出ているのが蛭が岳、右端の三角が大群山)

山桜をはじめ紅枝垂れなんかも満開。わりとみんな平気で車座になって弁当を食べている。お店も盛況。



ほら貝に太鼓も鳴ったかと思ったらお坊さんのお勤めの時間だ。
いい演出。観光客は喜ぶ


八王子 滝山城を歩く

2021-03-14 23:23:44 | 東京散歩

滝山城へ行くのは50年ぶり
信じられないほど昔の話だ。
今では城跡の碑を見たのと、すぐ後ろに多摩川が流れていたことぐらいしか覚えていない。
当時どうやって行ったものか。
今回は駅から歩いて行く。途中八王子ラーメンの「圓」を覘くがすでに待ち人あり。

11時半でも待たなければならないのか。でスル~
駅前の道をそのまま、まっすぐ北へ向かい八王子道の駅となる。

八王子は地方中核都市のようだ。
東京の続きというイメージでない。南北方向は日本のシルクロードと言われた横浜線に八高線があり東西には甲州街道が通る物流の拠点だ。

道の駅もそれを象徴している。
地元物産以外にも富士吉田のうどんや桧原村のこんにゃくなどもある。

思わず買ってしまった。


東京純心大学の先から登りはじめる。

本丸から多摩川を見る




中の丸

この城の要は二の丸だそうだ。


大手口からの道

観光グッズも豊富(立派なパンフも置いてある)

スマホガイドもある。

確かに城は立派で、八王子の北の守りの要だ。
城の眼下は多摩川で、北からの兵は丸見えだ。

帰り道 大手口の農家が椎茸の原木栽培をしていたのを購入。

今時貴重だ。
しかも特大サイズの原木で特大サイズの椎茸を収穫している。
まだ食べていないがこれぞ椎茸。本物だ。


帰りは一様八王子ラーメンのみんみんを覗いて見た。

やはりというか、外に行列で、空しくバスで駅に向かう。
気の短い者は、道の駅で売っている、みんみんのラーメンを買った方がよい。