とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

北海道新幹線動き出す

2016-03-27 20:42:38 | 独り言
北海道新幹線が動きだした。
旅情溢れた青函連絡船はいよいよノスタルジーの彼方へ。

もう、これもすでに結構過去のことだが、
なんと言っても
北海道新幹線の鍵となったのは青函トンネルの開通だろう。

青函トンネルが開通したころ
「あんな仕事が出来たら面白いだろうな。」
同窓会から帰って来た父が言った。

父の同期の人が青函トンネルのプロジェクトリーダーの一人であったようだ。
そのぐらいの年齢の人達が手掛けた仕事だ。
今日の新幹線の開通は、
その人達の人生を賭けた仕事が完結した日でもあった。

漱石没後100年展 神奈川近代文学館

2016-03-26 23:12:28 | 本、作家
auのコマーシャルを見ていて思いました。
二宮金次郎というのは、歩きスマホのはしりだったんですね。
日本の教育は、金次郎のように歩きながら本を読むようなせっかちな人になりなさいというんだから、日本人が、歩きスマホになるのも致し方のないことです。

ところで、小説でせっかちな主人公といえば「ぼっちゃん」です。
というわけで、今回は、神奈川近代文学館の夏目漱石没後100年展へ行ってきました。
(やや強引な展開)

実を言うと私は、漱石先生の小説をあまり読んでいません。
かろうじて、ぼっちゃんや、草枕は、はるか昔に読んだ記憶がありますが、あとは読んだふりで乗り切りました。

特に印象的だったのは、漱石の書画の展示です。
なかなかの腕前です。
本職でもないのにこれだけのものが描けるということは、
さすがは漱石先生。
マルチタレントです。

展示室に書いてあった漱石の言葉です。
「苟も文学を以て生命とするものならば単に美という丈では満足できない。(略)
命のやりとりをする様な維新の志士の如き烈しい精神で文学をやって見たい。
それでないと何だか難をすてて易につき劇を厭うて閑に走る所謂腰抜文学者の様な気がしてならん」

まるで吉田松陰のようですね。
漱石も松陰のように、寺田虎彦、岩波茂雄、和辻哲郎、久米正雄、芥川龍之介、中勘助、阿部次郎、野上弥生子、鈴木三重吉など、日本の文壇を担う人達を育てているのですから、文学では松陰と同じようなポジションだったんでしょうね。

<漱石プチ自慢>
これは、大正時代に出版された、「硝子戸の中」(漱石最後の随筆集)
古本屋で300円で購入したお値打ちものです。



乃木神社から根津美術館

2016-03-21 21:00:07 | 音楽 美術
まずは、桜も咲きだした六本木のミッドタウン界隈から乃木神社へと向かいます。

乃木将軍の展示室へ入ると、有名な水師営の会見の写真や、愛用の品などがあります。
いろいろ言われる乃木さんですが、やはり大変な人物です。

乃木神社から一路、根津美術館方面へと向かいます。
さっき見た水師営の会見が頭から離れず、歩きながら心の中で口ずさみます。

ろじゅんかいじょう やくなりて
てえきのしょうぐん すてっせる
のぎしょうぐんとのかいけんは
そのなもたかき すいしえい
(文部省唱歌「水師営の会見」)

けっこう歌えてしまうのが、恥ずかしい。

さて根津美術館到着

 
かってな解釈だが燕子花図屏風のためか、根津美術館には春のイメージがあります。
今やっている特別展は仏教絵画名品展
タイトル「ほとけの教え、とこしえに。」
とういことで、GO
仏教美術と言えば仏像が一般的で、仏画というのは、そうそう見る機会がありません。
が、やはり仏画にも、すごい仏様の魂が宿っています。
学術的価値とかを除くと次の3作が、綺麗、大きい、ち密、絶妙なバランスで、最も優れていると思います。(これだけで入館料1000円の元は十分取れます)

兜率天曼荼羅 とそつてんまんだら
大日如来像 (中尊寺)
金剛界八十一尊曼荼羅(金剛輪寺)滋賀県

よく宗教画というと、ヨーロッパのキリスト教の絵画が持てはやされますが、
精神性といい、絵の技術といい、私には、日本の密教画のほうがより素晴らしいと感じます。(日本人ですから)

さて根津美術館には、お約束の庭園めぐりが付いています。
なんでも新しい散策路ができたそうなので、まだの方はどうぞ。

野口健×藤巻亮太100万歩写真展 六本木 富士フイルム写真展

2016-03-19 23:46:58 | 独り言
もう終わってしまったが、3月7日に写真展を見るため六本木まで行ってきた。
展示の写真はブログなどに載せてもよいということなので
拝借しました。

ネパールの震災の写真。


子供は万国共通の顔を見せる。




野口健さんの情報発信力は、現在の登山家の中では抜きんでている。
コメントも小気味よい。

今回の展覧会の写真とは、まったく趣が異なるが、
かつて山の雑誌の「山と渓谷」に、山岳写真月例という、
読者が自分の写真を投稿する山岳写真のコーナーがあった。
今月の入選1位、佳作1位というように掲載され、マニア心に火を点けるコーナーだった。それぞれの写真一枚一枚に対して、評価した理由、今一歩足りなかった理由についても的確なコメントが添えられており、たいへん参考になった。

絶妙な稜線の構図、沸き立つ雲、日の光の織り成す奇跡の一瞬、
白黒写真の、色の濃淡だけで表現された写真というのは、
もう見かけなくなったが、大変魅力的なものだった。

これも昭和のノスタルジーとなった。

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキさんがすごい

2016-03-19 18:26:44 | 音楽 美術
先週のNHKのクラッシック音楽館は慌てて録画した。
あのスタニじいちゃんが出ていたからだ。
2年前に聴いたスタニじいちゃんのブルックナーのコンサートが忘れられない。
本当に衝撃的だった。
家に帰る電車の中でも、オーケストラの音が鳴りやまなかった。

スクロヴァチェフスキさんは、紳士で、几帳面な性格のようにお見受けするが、
外見とは裏腹に力強い華やかな演奏だ。
演奏を聴いていると、なんだかスクロヴァチェフスキさんの音楽に賭ける心意気まで感じてくる。
今回は、ブルックナーの交響曲第8番であったが、コンサートを聴けた人は幸運である。

演奏が終わるとスタンディングオベーションであった。
それは、感動と尊敬の念の入り混じったものであったにちがいない。

自分は、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキさんの指揮するオーケストラの演奏を一度でも聴けたことを誇りに思う。

大岡山のワル(悪)インコ

2016-03-13 20:01:36 | 独り言
毎年桜の花が咲くころになると緑色の大きなインコがやってくる。
どうも情報では大岡山を根城にしているアフリカなど外国産インコのようだが
日本の野鳥とは異なり乱暴者だ。

桜の花が目当てなのだが、
日本の野鳥は花の蜜が目的だが、
外国産のインコ達は、あのクチバシで桜の花を根こそぎ落としてしまう。
今日は2羽でやってきたが
あっと言う間にごらんの通り。
桜吹雪の絨毯にしてしまう。


せっかく咲いた桜の花もむざん。
外見の華やかさとは異なり、
まったく憎たらしいならず者だ。

鎌倉文学館から極楽寺界隈 稲村ケ崎へ

2016-03-08 20:50:01 | 神奈川散歩
江ノ電に乗って、鎌倉文学館から行動開始。
今日は平日というのがミソです。
もう、この季節になると、土日の鎌倉は芋を洗うよう。
芋洗い弁天なんちゃって。

文学館へ行くのは、基本は一人で、しかも周りに人がいない方が集中できるので、
午前中の早い時間がベストです。

文学館は、建物にも注目。

川端康成愛用のインク壺は、中国風な陶器で、すずりは大きめでした。
万年筆は、意外に小ぶりなものを使っていた作家が多かったようです。
猫マニアの大仏次郎の羽織は、裏地に白猫が描かれています。(絵は日本画の中村岳陵だそうです)
粋でげすな。

そのまま横へスライドして歩いて行くと、超モダンな子供会館「鎌倉市長谷子供会館」(旧諸戸邸)があります。


甘縄神明宮と足立盛長邸跡の碑を見て

長谷寺は門のところで失礼しました。

長谷寺門前の「對僊閣」(たいせんかく)さん。

旅をするならこういう旅館にとまらなくてはいけません。
格子窓の侘助椿は、外国人観光客もイチコロです。

こういう旅館をセレクトしたツアー企画があれば、必ず応募が殺到すると思うのですが。

御霊神社は、最も鎌倉らしい神社だと思います。
鳥居前を江ノ電が走り抜け、タブの木の大木に、歴史あるお神輿や宝物庫の面も歴史を感じさせます。


さて、ここまで来ると力餅は外せません。
今の季節は、草餅です。お土産に購入。

極楽寺にお参りし、上杉憲方の墓を見学、月影地蔵も風情があります。


裏手の山から付近を散策し、稲村ケ崎の駅へ
(そうそう、今日は極楽寺の裏山で子だぬきに遭遇、お互いに一瞬だけ見つめあってしまいました)

東京フィル ラフマニノフ交響曲第2番 サントリーホール

2016-03-08 01:13:36 | 音楽 美術
アダムス 議長は踊る
エマーソン タルカス
ラフマニノフ 交響曲第2番
指揮 佐渡 裕

今日の曲目は、あまり馴染みのない曲ばかりでした。
では、どうしてやって来たのか。
それは、佐渡さんの指揮するオーケストラを一度聴いてみたかったからです。

「議長は踊る」、「タルカス」は、いずれも変則的な演奏なので、目をつむって聞くと曲の完成度がよくわかります。(ところで、タルカスってあのアルマジロ戦車のエマーソン・レイク&パーマのことなんですかね)

ラフマニノフも完成度が高かったです。素人の私なんかが聴くと、これ以上の演奏はないのではないかと思ってしまいます。
東京フィルも気合が入っていましたね。
ですが、月曜の夜からコンサートに駆けつけるお客さんもたいしたものです。

今日のコンサートを聴いて、今度は、佐渡さんの指揮でショスタコービッチの交響曲を聴いてみたいと思いました。

新編 越後三面山人記

2016-03-07 12:22:56 | 本、作家
越後三面山人記を読んで心打たれた。
筆者の田口洋美さんは、私と大して変わらないお歳の方なので、
私が越後の山を歩いていたころとも、微妙に時代が重なるのでなおさらだ。

山人(やまんど)や漁師は、外へ向かって自分達の生活や技術を発信することもないので、継承する人がいなければ貴重な文化は埋もれてしまう。
また、山人の知識や会得した技術は、いわば企業秘密のようなところもあるので、なかなか本質的なところまで、他人にやすやすと語ってくれるものでもない。
それが、筆者の取材力というか人柄なのだろう、村人の中に解け込み、細かいニュアンスまで整理し記録されている。

第一章「狩りの日の出来事」から読み始めていくと、山里の記録ばかりか、人の温もりあふれるみごとなエッセイとなっていることにも驚く。
これまで、もっと堅苦しい学術的な記録かと思っていたが、そうではなかった。
数々の山の金言に溢れた貴重な山里の記録は、もう二度と記録することが出来ない日本の山村の姿である。


鎌倉散策 北鎌倉から釈迦堂口切通、衣張山、報国寺を巡る

2016-03-05 06:48:03 | 神奈川散歩
<本日のコース>
北鎌倉駅ー長寿寺ー亀ヶ谷坂ー薬王寺ー八坂神社ーラーメンひら乃ーぼたもち寺ー八雲神社ー祇園山ハイキングコースー北条高時切腹やぐらー東勝寺跡ーレデムプトリスチン修道院ー日蓮辻説法跡ー妙隆寺ー隧道(小町、大町を結ぶ)ー釈迦堂口切通ー大町七丁目より衣張山ハイキングコースー報国寺ー鎌倉駅

今日は春の陽気です。

北鎌倉駅から長寿寺へ(長寿寺は土日が拝観日です)

ここから、亀ヶ谷坂へ。

途中薬王寺に寄ると駿河大納言、徳川忠長公の供養塔があります。

八坂神社へ


ラーメンひら乃さんに11時40分到着。

計算どおり。
ひさしぶりにひら乃さんのラーメンを食べます。 
おやじさんは、気さくにお客さんに話しかけてくれます。

人っ子一人いないぼたもち寺。


祇園山ハイキングコースもガラガラ

日蓮辻説法跡と大町へ抜ける隧道
 

釈迦堂口切通


釈迦堂口切通は鎌倉で最も美しい切通だったのですが、このところずっと封鎖されたままです。まるで工事現場のようで、せっかくの景色も台無しです。封鎖するにしてももう少し見栄えを考えてもらいたいものです。

衣張山ハイキングコースはやや内陸ですが、意外に海の眺めがいい所です。
各所に展望台もあります。

(葉山マリーナのあたりから江の島まで見えます)

海を見ていると、景色が秒単位で変わっていくのがわかります。
今日は春霞がかかっていますが、富士山が見えるような日は
もっと素晴らしいにちがいありません。

最後は報国寺の庭園を見に来ました。

茶席の休耕庵は現在工事中でしたが、ここは鎌倉一美しい庭です。
禅宗の庭は、いくら見ても見飽きません。
管理する職人さんにも頭が下がります。
世界に誇れる名園です。



さんしゅゆの木の花が見ごろをむかえていました。


帰りは田楽逗子のみちを鎌倉駅へ。

麻布界隈を歩く

2016-03-03 20:02:40 | 東京散歩
さあて、今日は麻布界隈を歩きます。

今回麻布を歩くのには、多少訳があります。
自分の祖父と祖母は、一時このあたりに住んでいたからです。
どんな街なのか、自分はよく知らないので、
祖父の住んでいたころの面影を探して歩いてみることにしました。

六本木の駅から麻布十番方面へ向かうと、いきなり下り坂です。
しかもなかなかの坂道となります。
実は正月にも氷川神社へ初詣に来ていますが、この起伏の激しさには正直びっくりしました。

都立六本木高校と商店街は、城壁のような段差になっています。

この辺りから商店街が始まります。

赤い靴の女の子の像

ちょっと悲しい裏話です。それで曲が物悲しくなったのかと思ってしまいます。


善通寺はとても大きなお寺で、麻布観光にはかかせない場所です。
江戸時代にアメリカ公使館が初めて置かれた場所で、建物も立派。
ただ、自動鐘突き機で鐘を突いているのには驚きました。


祖父たちの最初の住まいは、この近くの仙台坂あたりだったそうです。
後に霞町へ越したそうですが、何れにしてもこのあたりに住んでいました。
ばあちゃんは、(若かったころ)下駄を鳴らして麻布十番の商店街を歩いたそうです。

仙台坂近くの氷川神社


一本松坂、この先にも、狸坂、狐坂、暗闇坂など坂が多い。


麻布十番から旧霞町方面へ坂を上ると

南山小学校の二宮金次郎の像があります。


乃木大将生誕の地の碑を通り、桜田神社へ

旧 霞町界隈はごちゃごちゃしたところで、あっちの角、こっちの角にと警官だらけで、この辺の散策は息苦しい感じがします。

帰りは麻布十番に戻り、創業106年の老舗の紀文堂さんに寄ると、名物の人形焼をみやげに購入しました。
 
当初からここで店を構えていたそうなので、人形焼きが大正時代からある商品なら、ぜったいにじいちゃん、ばあちゃん達は買って食べていたでしょう。
孫が言うんだから間違いありません。




三浦富士 武山 小松ヶ池 三浦半島ハイキング(孤独のハイカー)

2016-03-02 22:55:27 | 三浦半島ハイキング
今日は休みだ。
会社へ向かう人達を尻目に、一人、三浦半島へと向かう。
今日は一つ、三浦富士へでも登ろうと思う。

津久井浜の駅を降りると、まずは浅間神社へお参り。
まずは基本だ。富士登山には欠かせない。



津久井川沿いを歩き、途中右に折れ、そのまま富士山頂へ行く。
どうだいこの景色、低山だってたいしたものだ。
いやいやたまらない。


ちょうどよいころあいにまたベンチがある。
どうぞお座りなさいと言っている。
ベンチの裏は浅間神社の鳥居だ。


なんだいこの看板は、
なになに、今だとイチゴ狩りもできるのか。
こんどは家族と来ても楽しそうだ。


この風情がまたいい。
わざわざ京都になんか行かなくても、気の利いた小道は、あるもんだ。


富士山到着。

ここからの眺めがまたいい。
品がある。


おいおい長沢からの道もよさそうだな。
あっちでも十分だったかな。

砲台山は、昔、ここに大砲が据えられていたのだろうな。


武山不動の吊るし雛。流行かもしれないが、いいものだ。
なんだか部屋全体が明るく見える。


展望台へ登ると周りはつつじだ。
ここで弁当を使うことにした。

弁当を開くと、どこからともなく猫がやってきて私の横に座る。
さては、目的は、営業だな。
だけど、この顔はいただけない。
もっと笑顔でにこやかでなければエサには、ありつけないといってやりたい。
私も営業のつらさは知っているので、
しかたがない、卵焼きをすこしおすそわけだ。


武山からは、丘陵沿いを三浦海岸方面へ向かう。
途中あるのが、地球防衛軍の基地のような三浦電波監視センター


せっかくやってきた小松ヶ池の川津桜は、だいぶ散っていて、かろうじての様子だった。


コース
津久井浜駅ー三浦富士ー砲台山ー武山ー三浦電波監視センターー大井戸ー来福寺ー山ケ谷戸ー小松ヶ池ー三浦海岸駅

屋久島の思い出(若さだよやまちゃん)

2016-03-02 00:16:17 | 山行
いつのころからか、
北海道の大雪山と九州の屋久島だけには、必ず行きたいと思っていた。

特に屋久島は、
海岸には、ガジュマルの木もある南の島なのに、
冬には雪も積もる九州最高峰の山がある。
神秘の屋久杉に
温泉もある。
屋久島には空想を掻き立てる不思議があふれていた。


出かけたのは、大学生の時だった。
屋久島に着くと、宮之浦港から山へと向かい、およそ一週間を屋久島で過ごした。
素晴らしい山旅だった。

宮之浦港の地蔵
なんだか地元の漁師がつっ立ているような姿が面白く写真に収めた。


屋久杉巡り
万代杉         縄文杉
 

平内温泉は湯に浸かっていると、目線は海面と同じ高さになる。
すぐ近くの海で漁船が荒波にもまれて行きつ戻りつしている姿が大迫力で、湯に浸かりながら、緊張して見ていた記憶がある。


九州に戻るとこんどは霧島連峰、由布岳などに登り、さらに南九州の各地を巡る旅を続け、周遊券の期限である20日間を、目いっぱい楽しんだ。(旅はほとんどテントと自炊の毎日で、旅の費用は交通費以外、わずかばかりの食材費だけしかかからなかった)

九州の旅から帰宅するとこんどは、3日を空けて、東北の吾妻連峰で行われたクラブの山スキーの合宿に参加した。

当時の私は、今のようなぐうたらではなかった。