とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

お供え餅を買いに行く

2022-12-25 19:04:01 | 昔の話
お供え餅を買って来た。
が、昔は自分の家で餅をついていた。
杵や臼でついたのも記憶しているが、それは少量を作る場合だった。
年末にはもっと大量に餅を作っていたので機械を使用していた。
それは、杵や臼以上に仰々しいものだった。

餅米は家の外で蒸した。
火力には簡易ボイラーのようなものを使用していた。それだけでも何が始まるのかと言う感じだった。
正確には思い出せないが、筒状の送風機が付いており、ガソリンか灯油を燃料とした。
設置には手間がかかり、年に一度であったので、段取りも思うようにならないことが多く、毎年父親がイライラして家族に当たり散らしていた。
そんなに不機嫌になるなら餅なんかつかなければいいのにと思ったものだ。

蒸した米は、家の中に運び入れ電動式のもちつき機で餅にする。(家の中と言っても私の家は玄関兼作業場の土間のある12畳ほどの部屋だった。)
モーターは外付けの大きいものを使用していた。餅つき機専用というわけではなく汎用型のものだった。それにベルトを掛けて回転力を餅つき機に伝える方式だった。今の人にはイメージがわかないと思うが、昔、モーターは貴重品で、一台のモーターをいろいろな用途に使用していた。モーターの動力を伝えるのは歯車ではなく、平たい環っか状の長いベルトを使用した。(頑丈だが布製だったのではないかと思う?)モーターの回転軸にベルトを掛け、餅つき機の方は、より円周が大きい動輪になっていた。引っかかりのないベルトを回転させるので、モーターを動かしながら、時折固形の松脂をベルトに押し付け摩擦を大きくしていた。
餅つき機には、蒸した餅米を投入するロート状の部分が上についており、蒸米を入れたら上からすりこ木で突く。すると、らせん状の回転軸の出口から、ちとせあめを大きくしたような餅が押し出されて来た。(イメージはひき肉機と同じ)

出来たての餅は、あんこ、きな粉、大根の辛味餅(海苔を入れる)などで腹いっぱい食べた。
伸餅は、初めのころは浮き粉をひいた板に伸ばしていたが、後に専用のプラスチック製のものが農協から発売された。(浮き粉を使わなくともくっつかなくなった)

お供え餅も沢山作った。(昔は神様仏様が家の中に沢山おられた)

それと特筆すべきは、我が家ではかき餅を沢山作っていたことだ。
細長くのした餅を2、3日放って置き、程よく固くなった所を包丁で切っていく。
よく水気を切るため、家の中でさらに乾燥させ保存食とした。

食べる時は油で揚げ、揚げたてをボウルに入れて醤油をまぶした。
家族みんな大好きで、いくらでも食べられた。
家族だけではなく、家に遊びに来た友人などにふるまうと誰もが絶賛した。
かき餅を目当てに我が家に遊びに来るものがいるほどだった。
それで商売にできないものかと、本気で考えたこともあった。

自分で作った餅は、餅自体が美味しかった。
だからお雑煮なんかもご馳走だった。
今の人はお雑煮なんかあまり食べたくないと言うが、信じられない。
特別な米を使っていたわけでもないが、どうしてあんなに美味しかったのだろう。



バッハ・コレギウム・ジャパンのメサイアを聴きに行く12月24日

2022-12-24 22:18:21 | 音楽 美術

今年もあとわずか
最近、毎年のようにバッハ・コレギウム・ジャパンのクリスマスコンサートへ行っている。
どうしてなのか自分にもよくわからない。
いつの間にかチケットを買っている。(神の思し召し)

芸術性を追求した演奏はクールだ。
不動の安定感。
自分はメサイアの特にハレルヤコーラス以降の後半が好きだ。

今年は12月24日が土曜日だったのでよかった。
いつも平日でも出かけるが、
最近仕事が終ってからコンサートへいくのがおっくうになってきた。
簡単に言うと疲れてコンサートに身が入らなくなってきたのである。
それでよい公演があっても平日だと躊躇してしまう。
コンサートなんか座っているだけじゃないかと言うと、そうでもないのである。

アンコールはThe First Noel(牧人 羊を) アカペラで上品に歌い上げる。

日銀の長期金利政策が0.5%程度へ変更となった

2022-12-20 19:44:03 | 独り言
今日、日本銀行の金融政策決定会合で、長期金利の上限が0.25%から0.5%程度に変更になったことが、Yahooのサイトに載っていたのを見て驚いた。
不意打ちだ。
まさかこの時期に。
下地はあったかもしれないが油断していた。
アメリカの利上げが様子見になってきたのと、ドル円相場も正常に戻りつつあった。
それで今がチャンスと見たのかもしれない。

すぐに長期金利が前日の0.25%に対し0.46%まで上昇
15時現在では0.405%で前日比0.155%上昇
ドル円相場は前日135.8円から133.0円の2.74円高
日経平均は前日27,237円から26,568円、終値で△669円の下落

何時かはやらなければならなかったことなので、よいタイミングであったのかもしれない。
日銀の政策に振り回される相場だが、ある時突然タガが外れるようなことがなければよいのだが。

戦前の児童文学はすばらしい

2022-12-18 20:44:32 | 日記

戦前の児童文学はすばらしい。
児童文学作家ばかりでなく、有名な小説家も書いている。
新実南吉のごん狐、てぶくろをかいになんかも好きだ。
今度半田へ行ったら新実南吉記念館へ行き、実家など関連するウォーキングコースも歩いてみたい。

宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」も気になる。
前作の「風立ちぬ」は素晴らしい出来であった。
たばこを吸うシーンがどうのと、的外れな批評があったが、そんなことが気になるの?と思ったものだ。
映画はこれまでの宮崎アニメの集大成ともいえるものだと思った。
堀辰雄の他、トーマスマンの魔の山、シューベルトの冬の旅、会議は踊るの主題歌・・・いろいろ。それで期待してしまう。
なんだか戦前の児童文学の世界を見るようだった。

信州旅行最終日12月13日

2022-12-13 23:15:26 | 旅行
今回の旅、本当は雨でも降ったら温泉だけでもいいや、と弱気な計画だった。
最近、いろいろ思い悩むことも多い。
人間ためると良くない。
如何にかわして前へ進むかである。(結局欲張りな計画になったが)

今日も晴れていればもう少し歩いてみるつもりだった。
天気予報の通り朝から小雨(小雪)だったので特急あずさで早々に退散した。
我が家に着くとほっする。

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今回、費用の面ではだいぶ助かった。
いわゆる旅割。
それに、カードのポイントなども使用したので、宿泊費はほとんど無し。
宿では利用条件であるコロナワクチン接種の証明書を提示。
信州割というクーポンもいただく。

知らなかった。一日3000円×2泊なので6000円。これで食事もただ。(地元のスーパーや飲食店でも使用可能)
お土産もほとんどクーポンで支払った。

しかしこれで良いのかとも疑問に思う。
遊んでて使うのだからお店の人にも低姿勢。申し訳ありませんと言い使わせていただく。

帰り、茅野のあたりから雪になった。
富士見駅のプラットホームにも雪が薄っすら積もっていた。


安曇野 光城山 長峰山 犀川御宝田(白鳥飛来地)12月12日

2022-12-13 19:19:13 | 旅行

田沢駅から歩きだす。(田沢駅は快速が停まるがpasumo未対応なので注意)
光城山は安曇野の裏山です。
こうじょうさんと読むのではなく「ひかるじょうやま」と読むんだそうだ。
なんだか違和感あり。
でも山頂にはしぶい神社があるんだじょう。


絵馬がめちゃめちゃ立派


眺めもよい。



その先、長峰山へ向かう途中にはコテージ、オートキャンプ、食堂、売店、風呂まである総合施設がある。(冬季休園 桜の咲く5月ごろから開園)

長峰山(ながみねやま)先だってブラタモリにも登場

槍でわかれた梓と高瀬めぐりあうのは押野崎♪安曇節
ここから見えるのは犀川と穂高川 高瀬川、の合流点。
梓川の合流点は田沢駅より少し上流のあたり。

押野崎は犀川と高瀬川の合流点で水量も多く水の流れも速い。



その前に御宝田(ごほうでん)遊水地へ行き白鳥や鴨たちにご挨拶してきた。(人が近づいても最低限の距離しか逃げない。)



この後大王わさび農場へ行き、わさびソフトクリームを食べ、そのまま北上。

穂高神社をお参りし穂高駅へ。(穂高神社の御威光なのか穂高駅前の飲食店は充実している。)
このコース、情報量が多くていろいろあるのだが書ききれなかった。

清里駅から飯盛山 野辺山駅へ 12月11日

2022-12-13 14:41:52 | 山行
清里駅10時30分発 降雪が微妙なこの時期、天気予報の様子をみながら判断した。(13日には清里は降雪に見舞われたようなので、一般的な登山としては今年最後のチャンスだったと思われる。

展望がウリの山なので、天気が心配だった。


ギリギリのところだったが
八ヶ岳、南アルプスの山頂付近は雲。
富士山、金峰山方面はOKで、まあまあといったところ





日影の登山道には雪がある。

(帰りの小海線からは八ヶ岳、鳳凰山、北岳、甲斐駒ヶ岳の峰々が、カーテンコールでお出まし。山頂から谷筋に雪をいただく準ドレスコードの盛装?だった)

小淵沢駅からの甲斐駒ヶ岳

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飯盛山は昔からヤマケイのガイドブックにも紹介されていたので、中学生のころから知っていたが、八ヶ岳まで来て飯盛山だけ登って帰るという発想はなかった。

今回は旅行と組み合わせたというのがみそだ。
注意点はホテルなどに入るのに、汚れた登山靴(今回はチロリアンシューズ)ではいただけない。
マイカー登山なら靴を履き替えればよいが、列車の旅では荷物となるので躊躇する。
それで登山の後は小川で登山靴をジャブジャブと洗い、靴底の泥も入念に落とし、拭き清める。
登山靴自体どうなのかという意見もあろうが、まあ汚れていなければ許してもらえるだろう。


遅い初霜 12月7日 横浜

2022-12-07 22:53:23 | 日記
12月になってようやく初霜が降りた。
いつもなら初雪が降るぐらいの時期だ。

やはり暖かいのだろうか。
でも本格的に寒くなるのは1月、2月なので油断はできない。
今年は節電ということだから。(とゆうか何でも値上がりなので)
生活防衛のため、炬燵には電源を入れず、
湯たんぽを毛布で包み炬燵台の下に入れて、その中に足を突っ込んで炬燵の代用としている。
かなり暖かいので不満はない。

これで7、8時間はもつので、お湯を沸かすガス代はかかるものの、炬燵に電気を入れるより安上がりだろう。(本当は薪ストーブが一番暖かいのだが、家を建てるときに考慮すればよかったのかもしれない。)








人材育成と転職の時代

2022-12-06 16:50:42 | 独り言
仕事がヤバイ
後任へ引き渡した仕事がいきなり戻ってきてしまった。
3年間も苦労して育成したのに。
本人が退職してしまうのだからしかたないのだが、
2年前に渡した仕事など、もう二度とやることもないだろうと油断していたので記憶もあやふやになっている。
私の作ったファイルを、気を利かしてマクロを使ってカスタマイズしているのはいいのだが、いちいち作り込みを確認しなければならない。
骨だ、
何だってこの歳になって苦労せねばならないのか?

仕事も一挙に2倍。もはや正社員以上に働かなければならない。
理不尽極まりない。
それで給与は定年前の半額では許せない。
そうだ。そうだ。

本当に何とかならないものかと、役員へ意見書を書く。
だけど、こういうのって今の時代多いのだろうなあと思う。
人材育成は計画的に。

仕事に対する難易度に対して正当な対価を払わないからこうなるのである。
それと優秀な若手には、役員からきちっとその旨評価していることをじかに本人へ伝えるべきだ。
若手に対する給与が日本では低すぎる。
人件費を削って利益を出しましょうという考えでは誰もついてこない。

私の学生時代の先輩でこういう人がいる。
大学時代の山のクラブの先輩だったHさんは、4年間で卒業できずに留年してしまった。
先輩は留年してしまったので、ろくな就職先はないだろうと半ば諦めて就職活動をしていたそうだが、中堅企業のY社から内定をもらうことが出来た。
喜んだH先輩だったが、あろうことか先輩はその年も留年してしまった。

そのことをY社に伝えに行くと、Y社の社長から直々に「わかりました。それではもう1年間しっかり勉強して卒業してください。我が社は、あなたを待っています。どうか来年もう一度我が社の門をたたいてください。」と言われたそうだ。
感激したH先輩はむろん翌年Y社に入社した。

その後H先輩は異例の若さ(34歳)で取締役に抜擢され、今では千人を超える企業グループの副社長となっている。


丹沢 高取山 仏果山 経ヶ岳 12月4日

2022-12-04 18:35:20 | 山行
トレーニングも兼ねて丹沢のふちにある低山へ出かける。
高取山や仏果山は手軽過ぎる(物足りない気がした)ので今まで登ったことがなかった。

本厚木の繁華街からというのも山へ行く雰囲気でない。


バスは満員になり、神奈中バスはすかさず臨時便をもう一台用意した。(すばやい対応に驚いた)

宮ケ瀬湖の一角にある仏果山登山口で下車。
本来は展望のよくない山のはずだったが、高取山や仏果山には鉄骨のやぐらが組まれ、展望台になっている。このため展望はすこぶる良い。

東京のビル群まで一望できる。


なんだか東京が蜃気楼のように見えた。

他の場所でも所々切り開きがあり展望を確保している。

やや強引な気もするが、登山客への渾身の配慮がうかがえる。

山の名前の通り、かつては修験道の山であった。



経ヶ岳へ向かうと尾根も痩せ、岩も多くなる。


初日の出を見るのには良さそうな山だ。(ただし展望台は10人ぐらいで一ぱいになるので注意)
コースタイム 仏果山登山口8時30分 高取山9時30分 仏果山10時10分
経ヶ岳12時30分 半僧坊前13時30分