夜行列車の旅
夜明けにはまだ早い
プラットホームに降り立つと
夜風が冷たい
木造駅舎の改札を抜け、
待合室の片隅で時間を過ごす
かつての旅
今日からは、新幹線の旅
名物グルメ、温泉の旅
日本経済新聞の春秋の欄には
今日のことで
田中冬二の詩が載っていた
郷愁の詩人は、かつての北陸を語る
「北陸にて」という詩には
日本海の漁師町
能生(のう)という町が出てくる
・・・能生は海に沿うた細長い そして魚くさい町だ・・・・
私が知っている東京で暮らす能生出身のお年寄りは
故郷の能生のことを思い出すように
能生の魚は美味しいと
なんども、
自慢した
そして、能生では両親のことを呼ぶ
その呼び方で
家柄がわかるのだと言っていた
かあちゃん、おっかあ・・・
四つぐらいの呼び方があるそうだが
その呼び方で
どういう生まれの人なのかが
わかるのだそうだ
旅をするなら
泊まるのは、テントに自炊でもよいと思うのだが
きょう日、テントが張れるような場所もなく
キャンプ場も、オートキャンプが主流
さすらいの一人旅は、肩身の狭いことかぎりなし
昔みたいにテントやシュラフ、コンロに食糧といった
フル装備を担いでの旅はもう出来そうにない
バックパッカーと言いましたっけ
今思うのは
もう少し、ゆるい旅
けれど
豪華な食事も、ベットもいりません
手ごろな木賃宿で
旅が出来ないものかと思う
行商人が泊まるような
路地裏の宿を巡り
日本全国
旅をしたいものです
夜明けにはまだ早い
プラットホームに降り立つと
夜風が冷たい
木造駅舎の改札を抜け、
待合室の片隅で時間を過ごす
かつての旅
今日からは、新幹線の旅
名物グルメ、温泉の旅
日本経済新聞の春秋の欄には
今日のことで
田中冬二の詩が載っていた
郷愁の詩人は、かつての北陸を語る
「北陸にて」という詩には
日本海の漁師町
能生(のう)という町が出てくる
・・・能生は海に沿うた細長い そして魚くさい町だ・・・・
私が知っている東京で暮らす能生出身のお年寄りは
故郷の能生のことを思い出すように
能生の魚は美味しいと
なんども、
自慢した
そして、能生では両親のことを呼ぶ
その呼び方で
家柄がわかるのだと言っていた
かあちゃん、おっかあ・・・
四つぐらいの呼び方があるそうだが
その呼び方で
どういう生まれの人なのかが
わかるのだそうだ
旅をするなら
泊まるのは、テントに自炊でもよいと思うのだが
きょう日、テントが張れるような場所もなく
キャンプ場も、オートキャンプが主流
さすらいの一人旅は、肩身の狭いことかぎりなし
昔みたいにテントやシュラフ、コンロに食糧といった
フル装備を担いでの旅はもう出来そうにない
バックパッカーと言いましたっけ
今思うのは
もう少し、ゆるい旅
けれど
豪華な食事も、ベットもいりません
手ごろな木賃宿で
旅が出来ないものかと思う
行商人が泊まるような
路地裏の宿を巡り
日本全国
旅をしたいものです