学研の科学と学習が好きだった。
私は、地元の小学校を通して定期購読していた。
付録のクオリティが高いことで、最近も話題になっていたようだが、休刊になってしまったようだ。
私のころのことだが、付録に鉱物のサンプル一覧が付いてきたことがあった。
天然ゴムなど、鉱物でないものもあったと思うが、ボーキサイトなど普段おめにかかれないようなものも入っていた。
その時の鉱物のサンプルに入っていた石。
宝石っぽいものだったので、これだけ今でもしまってある。
園山俊二さんの漫画も連載されていた。
今では有名になった「ギャートルズ」も「はじめ人間ゴン」として連載されていた。
その後「うみがめ先生」の連載が始まったのだが、
覚えているストーリーで、島の漁師達が、嵐の夜に燈台が壊れて港に帰れなくなってしまうというものがあった。
うみがめ先生は、躊躇なく自宅に火を放ち、漁師たちのため灯台代わりの灯りとした。
うみがめ先生のおかげで方角が分かり、漁船は無事に港へ帰ることが出来た。
実にヒューマニズムにあふれた豪快なストーリーだった。
(なにしろ50年以上前のことなのでザックリとしか覚えていないが。)
物に執着しないさまは、後のさすらいのギャンブラーに通じるものがあると思う。
この号を読んだあたりでなぜか雑誌が受け取れなくなってしまった。
他にはこどもの光という雑誌もあったがこれも短い期間だった。
こどもの光は家の光と対で定期購読していた。(農協系雑誌)