とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

銀嶺月山&レミゼラブル

2013-10-27 21:44:01 | 日記

くまもんのコップですが中身は山形県の月山酒造です。
昔、月山に登った帰りに月山酒造の酒蔵資料館に寄ったことがありました。


お酒を飲みながら音楽です。(本当はコーヒーの方がいいんですが、今日はコーヒー飲みすぎです)
オーディオの良いところは、お酒を飲もうが
ひっくり返って仰向けで聞こうがお構いなしなところです。


レミゼラブルは今年の春、見にいったんですよね
CDまで買っちゃいました。
ジャンバルジャンが泣かせるんですよね。
これでもかってね。

だいたいのストーリーは、わかっているのにだめですね。
リメイク版のようなものは得てして空振りになることが多いのに。
さすがアカデミー賞をとるだけのことはあります。
(ミュージカルは歌が多いので字幕を追うのが楽ですね)

映画の最後の方、民衆の歌がいいんですよね。

民衆の歌といえば、こういうものもありました。

国民の酒焼酎 安くってまわりが早い
ウイスキーでは高すぎる
ビールでは弱すぎる
国民の酒焼酎
われらは焼酎を愛す
 

映画は、あたしが50過ぎなもんですから、奥さん無料
「風立ちぬ」も見に行っちゃいましたね。
だけど今年はまだこの2本だけ。



昨日おニャン子3号を写真に撮りました。
カメラを向けたら一目散でした。(右上で走ってます)
ハハハ

なんだかよくわからなくなってきました

ブレイクタイム

2013-10-27 17:57:47 | 料理 食 道具
台風一過の青空
穏やかな一日です。


朝ごはんの後のコーヒータイム
蕎麦猪口でいただくなんざあしぶいですな
コーヒーはコロンビアの「エメラルドマウンテン」
お料理教室で生徒さんにお出ししたら、好評だったそうです。
ビスケットはいただきものの、砧、「季の苑」さんの東京みやげばなし「噺寄せ」
昨日味見と思い一ついただいたのですが、気が付いた時には娘の餌食となり
もう半分くらいになっていました。
あわてて取り上げ家族でいただいたら、のこりはこれだけになってしまいました。


和風テイストの洋菓子が20種類詰め合わせになっています。
帰省のときなど、とてもセンスのよいお土産になると思いますよ。


お昼はスーパーカブで「たまプラ」へ買い出し。
「穂の香」さんのイギリス風食パンに
ブルーチーズ2種類
写真下のイタリアのブルーチーズは初めて店頭に出したと言っていましたが、
クリームのようなブルーチーズです。(東急百貨店・チーズ王国)
息子が爪の先ほどの量を食べてみましたが「ウエー気持ち悪い」とあわてて今川焼を食べていました。
ワッハハハ大人の食べ物は年季が必要なのだ。


くだものは自分家(ち)の柿です。
スープは朝作ったわかめと豆腐の味噌汁です。
(いたって地味)


今川焼にコーヒーでしめです。
朝からリッチなので調子にのってしまいました。



今日は気持ちがいい青空のせいか
セスナ機がぐるぐる旋回しながら飛んでいました。

子供の絵本

2013-10-20 16:28:36 | 本、作家
先週が30度もあったのに今週はすっかり秋ですな。
朝から雨が降っていて肌寒い。
なんだか心もブルーで、何もする気がしない。
時間ばかりが過ぎていき、日曜日も終わってしまいそう。

しかたなく家の掃除でもと思い、だらだらと始める。
自分の3畳ばかりの部屋は、数か月以上も前から子供のいらなくなったものや
扇風機なんかが放り込まれていて、入ることもままならない。

ええい無礼者と思い片付けはじめると、段ボール箱の中から絵本が出てきた。
片付け事のお約束で手が止まり中身をしみじみと見てしまいます・・・・・・・・・・・
どれも自分がよく読んだ本です。
読むと言っても絵本は声を出して感情をこめて読むわけで、
しかも観客が目の前に控えている。
しっかり読まないと観客の機嫌を損ねます。
今の自分にはもう出来ない、子供が小さい時にだけ出来る体験なんですね。


「どろんこハーリー」
「ねずみくんのチョッキ」は子供のリクエストが多くよく読まされました。



とぼけたキャラクターの「バム・ケロ」は親の自分も好きでした。

断捨離とはいいますが
とても捨てられませんね。

絵本は、こうして見ているとストーリーのある絵に短い言葉がそえられていて
絵としても魅力があり、見開きの状態で飾ることが出来れば
なんかインテリアとしてもいいかなと思いました。

柿の木

2013-10-19 12:02:38 | 料理 食 道具
壺井栄の小説「柿の木のある家」で、柿が好きなおじさんが「柿は果物の王様だからな」と言うところがあります。
王様かどうかはわかりませんが、
柿は一番身近な果物でした。
お腹がすくと1日に5個も6個もたべたものです。
それほど当たり前の果物も最近は食べる量がすっかり少なくなってしまいました。

そのうちなくなってしまいそうな品種もありそうなので記録しておきます。

<次郎柿>はメジャーな品種でとても大きい


<富有柿>もメジャーな品種でとても甘く、当たり外れの少ない品種。

ここらへんから怪しくなる品種

<でんべえ>
この柿は秋も深まるころ、柿の木に10個ぐらいが残っていて
へそのあたりに美味しいサインの皺が出ていたら絶品の味となっている。
歯触りがよくジューシーで独特の香りがある。


<えもん>
渋柿だが、渋抜きをして程よく柔らかくなったときには、マンゴーのような上品な甘さと独特なねっとり感があり大変おいしい。
もちろん干し柿にしてもよいのだが、いくぶん大きめなので出来上がるまでに時間がかかり、カビの発生に注意が必要だ。


<王禅寺丸(禅寺丸)>
王禅寺が発祥の古い甘柿の品種
川崎、横浜のあたりで広く植えられている柿。うちは今年不作でした。
小ぶりで甘みの強い実ですが、いくぶん果汁が少なめなイメージがあります。

禅寺丸は黒いまだらの果肉が特徴です。

いずれの柿もおいしく食べるには剪定を行うことが大切です。


とうちゃんの溜息

2013-10-19 00:25:12 | 主張 感想
Googleマップを見ていてつくづく思う。
面としての緑は公園ぐらいで、
かろうじて残っていた丘陵の急斜面ですら
今はマンションになっている。

昔から同じ場所に住んでいるが、
ちょっと離れた場所に行くと自分のイメージしていた町の面影はなく、
まったく知らない町になっていたりする。

夏には数m先を隠すほどの濃い朝霧が立ち込めたり、
向かいの丘陵に響く小さなやまびこを友人と競ったり、
谷戸の至る所から湧き出した清水には沢蟹が潜み、
田んぼのどじょうやカエルの合唱、
タニシやヤゴのいた小川など、など、
今の子供は知る由もない。

自分の少年時代は宮崎駿のトトロの世界が終ろうとする時だった。
今、昭和レトロが流行りだが、
あのころの自然環境を再現することはもう出来ない。

自分が小さいころ、家では井戸水を使っていた。
井戸水どころか、かまどで煮炊きをし、
風呂は、屋敷林の落ち葉や枯れ枝を焚口にくべた五右衛門風呂に入っていた。
近所の同級生の家は茅葺屋根の家であったし、そういう家が何軒もあった。
まだ50年もたたない横浜の話である。

今一番心配するのは地震である。
地震で水道や電気などのライフラインが破壊された場合、
首都圏では容易には復旧しないだろう。
一番心配なのは水だ、飲み水もさることながら、トイレも今は水洗だ
途端に処理に困ってしまう。
首都圏ばかりが肥大化し地方がさびれていく今、そのリスクがいつか露呈するのではないかと心配だ。

南極観測船 宗谷

2013-10-13 08:20:51 | 主張 感想


船の科学館が休館となり宗谷の維持管理が難しくなっていると聞きます。
今日は久しぶりに宗谷の勇壮を見るため、お台場へやってきました。



昭和を象徴する船、宗谷。

戦前の宗谷は、海軍の測量船として連合艦隊の裏方の仕事をしていたそうです。
南太平洋の航路を確保するため、海の測量を行い、航路に浮標ブイを設置し、掃海任務に携わるなど特殊な仕事をしていました。
地味な仕事ながら、宗谷が働かなければ日本の軍艦は安全に航行ができなかったのです。

トラック諸島からラバウル、そしてミッドウエー海戦へ、その後またラバウルへ。
開戦当初から参戦している軍艦で太平洋戦争を生き抜いた艦は非常にめずらしく、なかでも宗谷は、休む間もなく働きづめでした。


(そろそろ本格的に手入れをしなければ手遅れとなってしまいそうです。)

海軍時代の宗谷の2代目艦長に久保田智中佐(後に大佐)という人がいました。
話は少し宗谷からそれますが、久保田艦長は宗谷の艦長を勤めた後、駆逐艦隊の司令となり、その後、軽巡洋艦「名取」の艦長となります。
ところが、名取はフィリピン沖で潜水艦の魚雷攻撃を受け沈没し、久保田艦長も艦と運命を共にします。
この時、艦には733名の兵員が乗船していましたが、183名がカッターボートで脱出し、13日かけてミンダナオ島のスリナガオまでたどり着きます。
偶然にも私は、この時の183名のうちのお一人にお会いしたことがあり、当時のことを直接ご本人より伺ったことがありました。(詳細は「先任将校」松永市朗署 という本に詳しい。)



戦後は、引揚船として多くの人々(1万9千人余り)を運び、
その後宗谷は、灯台補給船を経て南極観測船となり、宗谷の名を不動のものにしました。
日本海軍なきあと、宗谷は日本の旗艦として活躍し続けてくれたのです。



日本国のその時々の理由から様々な航海をした宗谷
多くの人々の人生に関わり
波乱万丈の船歴を残した宗谷
なんとかこれからも保存していきたいものです。

ブルックナー交響曲第4番 サントリーホール

2013-10-13 01:13:46 | 音楽 美術
今日はサントリーホールへ「Mr・マリックです」・・・・・・・(来てます)
指揮者は「スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ」・・・・・・(指揮者の名前難しすぎです)



自分はブルックナーにはあまり自信がありませんでした。
第4番のロマンティックもCDは持っているのですが、
いつも第1楽章くらいで集中力が切れてしまい他の曲に変えてしまいます。
でもブルックナーには曲のスケール感はあるし、よーく理解できればきっと相当に偉大な作曲家なんだろうという気がして、
今回はブルックナーをなんとか好きになりたいと思いやってきました。

アレっと思ったら、ブルックナーの前に一曲ありました。知らない曲です。どことなく「ストラビンスキー」や「ショスタコービッチ」の雰囲気もあるような曲でしたが、曲名は「パッサカリア・イマジナリア」 演奏は緻密で、すばらしい出来であったと思います。
テンションも高い。

休憩のあとブルックナーです。
出だしからだんだん息の合った演奏になっていきます。
指揮者の「スタニスラフ・・・・」長いから「スタニじいちゃん」
「スタニじいちゃん」は後で見たら御歳90歳でしたが、細かいニアンスまでキッチリまとめています。
「どうだいそこの小僧、ブルックナーもいいもんだろう」とでも言いたげな「スタニじいちゃん」の指揮です。
第3楽章、第4楽章と改めて聞くと、曲に歌舞伎の見得を切るようなイメージの部分があったりしてヘーと思いました。
「いよ、スタニちゃん日本一」なんて感じでしょうか、切れの良い演奏です。

全体のイメージは「スタニじいちゃん」は、ブルックナーの交響曲第4番を人生賛歌としてまとめ上げている気がしました。

熱い演奏です。
ここ数年で一番感動した演奏でした。
来てよかったです。

サントリーホールの上は公園なんですね。



山の歌

2013-10-06 10:12:08 | 山行
民謡のタイトルにはよく正調○○節と書いてあることが多い。
この正調とはどういうことなのか?
山の歌を歌うようになって初めて実感した。


各年代が揃うOB総会などで発覚するのだが、
ある山の歌を現役世代が歌う、
すると年寄のOB達がざわつきだすことがある。
なんだかへんだ。
音程がおかしい。
現役部員に問いただすと、「ぼくらは先輩からそう教わりました」との答えが返ってくる。
誰だ、誰だ、お前だろ、お前じゃないのか。
犯人探しが始まるが、
結局うやむやになってしまう。

というのも山の歌は基本、口伝式なのだ。
途中、音痴な上級生や、自分に酔いしれるようなOBがいると、
自分が歌いやすいようにと無意識に原曲を変えてしまうのだ。
今時こんなアナログな世界はない。

自分が現役の時にも感じたが、同じ曲を歌っていても、他大学の学生と微妙に違うことがあった。


同じメロディーでも歌詞を変えて歌われることもよくある。
雪山賛歌が「いとしのクレメンタイン」の替え歌であることはよく知られているが
他にもいろいろあるようだ。


クラブでよく歌った唄に「山恋」という歌がある。
曲は「坊がつる賛歌」だ。

・・・(ゆっくりめのテンポで歌う)・・・

<山恋>
1.同じ思いの憧れを
  むねに抱いて行く道は
  希望の道ぞ山男
  いざ共々に進まなん

2.人皆花に酔う頃は
  残雪恋し山に行き
  涙を流す山男
  雪解の水に春を知る

3.故郷の山は低けれど
  夏はアルプス岩が呼ぶ
  岩に寄すれば山男
  無我を悟はこの時ぞ

4.深山の紅葉初時雨
  テント濡らして暮れてゆく
  心なき身の山男
  さびしさ知るはこの頃ぞ

山の歌には哀愁の漂うものが多いですな。


雨の神田神保町

2013-10-06 00:19:00 | 東京散歩
神保町には私の好きな店がいくつもあり、とっても好きな街です。
今日はクラブの総会がある御茶ノ水や神田神保町界隈をほっつき歩いてきました。
「ホーそうかい」ということで
今日行ったお店です。

まずはさかいやスポーツ中学生のころから来ている店ですが
最近、用途などのテーマごとに店が分かれており、
「靴関係の店」「ウエア関係の店」というように7店舗ほどが近所に分散しています。
今日はニッカホースを買いました。


レコード社」&「富士レコード社
「さかいやスポーツ」の近くの「レコード社」と「神田古書センター」の9階にある「富士レコード社」
SPレコードや蓄音機も置いている、神保町のレコードの殿堂です。
以前には段ボール箱に4箱ぶんくらいは購入したお得意さんでしたが、今はさすがに気軽に買える御身分ではなくなってしまいました。それでも眺めているだけでわくわくする品揃えで目の保養になります。

ICI石井スポーツ
やはり山の店、一流アルピニストがアドバイザーとなっている老舗です。
ここも昔から出入りしています。
ダウンウエア購入
冬のオートバイで活躍しそうです。


中華そば 伊峡(いきょう)
ワンタン麺と半チャーハンを食べました。今日は雨なので店はすいています。
あっさり味の東京ラーメンがいいですね。
最近はどこでもラーメン屋さんばかりが多くなりました。
たいていのラーメン屋さんはラーメンしか置いてないので私はあまり好きになれません。(ラーメン屋なんだから当たり前だって)

理想は昔の中華料理屋です。
レバニラ炒めや、中華丼みたいのがあってラーメンもうまいというのが理想です。
そういう店は最近めっきり少なくなりました。
そういうお店の旦那さんはいつもいっぺんに5,6人の注文を聞き分け(それも、野菜炒めのピーマン抜きに目玉焼き付けてえ~とかいう、めんどくさいのもある)鮮やかな鍋さばきで
バシバシと、順番どおりに作り上げていく神業を披露してくれ、いつも感心していました。

伊峡さんは野菜いためもあります

金ペン堂
この店で過去に一度だけ万年筆を購入したことがあります。
ムツゴロウこと畑正憲さんのエッセイの中に金ペン堂のご主人の出てくるものがあるのですが、あまりの説得力ある文章に金ペン堂の万年筆こそ本物の万年筆だと思いこんだ私は、とうとう学生のころその門を叩いたのです。
店のご主人は、私を一通り見るなり
「これがいい、この万年筆がいい、これは将来値打ちがでるよ」と一本の万年筆を差し出しました。まるで易者に占いをお願いしたような具合でした。
言われるままにその万年筆(ペリカン#400)を買った私ですが、未だにあの根拠がなんだったのかよくわかりません。

今日はインクを買おうかと思ったのですが、お客さんがいて入れませんでした。(2、3人で一杯になってしまう小さな店なのです。)

東京堂書店
.新刊本専門の「東京堂書店」さんの本を拝見しました。神田の本屋さんは、本のセレクトそれ自体が職人技というのか、センスのよさに感心してしまいます。
ウーム、よくぞこういう本を目の付く場所に並べることができるものだと、店に入るとすぐに足が止まってしまいます。
この店には本の鬼がいる、それも1人や2人の鬼ではない。(と私は思う)
神田が世界一の古本屋街とはよく言われますが、新刊本のお店もまさにそうだと思います。