神保町には私の好きな店がいくつもあり、とっても好きな街です。
今日はクラブの総会がある御茶ノ水や神田神保町界隈をほっつき歩いてきました。
「ホーそうかい」ということで
今日行ったお店です。
まずは
「さかいやスポーツ」中学生のころから来ている店ですが
最近、用途などのテーマごとに店が分かれており、
「靴関係の店」「ウエア関係の店」というように7店舗ほどが近所に分散しています。
今日はニッカホースを買いました。
「レコード社」&「富士レコード社」
「さかいやスポーツ」の近くの「レコード社」と「神田古書センター」の9階にある「富士レコード社」
SPレコードや蓄音機も置いている、神保町のレコードの殿堂です。
以前には段ボール箱に4箱ぶんくらいは購入したお得意さんでしたが、今はさすがに気軽に買える御身分ではなくなってしまいました。それでも眺めているだけでわくわくする品揃えで目の保養になります。
「ICI石井スポーツ」
やはり山の店、一流アルピニストがアドバイザーとなっている老舗です。
ここも昔から出入りしています。
ダウンウエア購入
冬のオートバイで活躍しそうです。
「中華そば 伊峡(いきょう)」
ワンタン麺と半チャーハンを食べました。今日は雨なので店はすいています。
あっさり味の東京ラーメンがいいですね。
最近はどこでもラーメン屋さんばかりが多くなりました。
たいていのラーメン屋さんはラーメンしか置いてないので私はあまり好きになれません。(ラーメン屋なんだから当たり前だって)
理想は昔の中華料理屋です。
レバニラ炒めや、中華丼みたいのがあってラーメンもうまいというのが理想です。
そういう店は最近めっきり少なくなりました。
そういうお店の旦那さんはいつもいっぺんに5,6人の注文を聞き分け(それも、野菜炒めのピーマン抜きに目玉焼き付けてえ~とかいう、めんどくさいのもある)鮮やかな鍋さばきで
バシバシと、順番どおりに作り上げていく神業を披露してくれ、いつも感心していました。
伊峡さんは野菜いためもあります
「金ペン堂」
この店で過去に一度だけ万年筆を購入したことがあります。
ムツゴロウこと畑正憲さんのエッセイの中に金ペン堂のご主人の出てくるものがあるのですが、あまりの説得力ある文章に金ペン堂の万年筆こそ本物の万年筆だと思いこんだ私は、とうとう学生のころその門を叩いたのです。
店のご主人は、私を一通り見るなり
「これがいい、この万年筆がいい、これは将来値打ちがでるよ」と一本の万年筆を差し出しました。まるで易者に占いをお願いしたような具合でした。
言われるままにその万年筆(ペリカン#400)を買った私ですが、未だにあの根拠がなんだったのかよくわかりません。
今日はインクを買おうかと思ったのですが、お客さんがいて入れませんでした。(2、3人で一杯になってしまう小さな店なのです。)
「東京堂書店」
.新刊本専門の「東京堂書店」さんの本を拝見しました。神田の本屋さんは、本のセレクトそれ自体が職人技というのか、センスのよさに感心してしまいます。
ウーム、よくぞこういう本を目の付く場所に並べることができるものだと、店に入るとすぐに足が止まってしまいます。
この店には本の鬼がいる、それも1人や2人の鬼ではない。(と私は思う)
神田が世界一の古本屋街とはよく言われますが、新刊本のお店もまさにそうだと思います。