とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

暮れの市場の危うい動き

2020-12-31 11:35:13 | 独り言
暮れにきて株価が急上昇した。
コロナ不況の中、相反する動きで話題になっているようだ。
金融緩和による余剰資金が行き場を失っているせいだろうが、
いよいよあやうい現象だと思う。

膨大な資金が有効に使われることなく投機的取引に流れている。
日本のバブル崩壊の時には、その資金が不動産投資へも向かっていた。
今では不動産でさえ警戒され、運用先は株ぐらいしかないようである。
株は債券に比べ価格変動リスクが大きいが、配当金も期待できる。
ボラティリティは、裏を返せば収益機会でもあるので、信用力の高い会社の株式運用なら一概に否定はできない。

アベノミスクが始まり、金利が0%に近づいたのが8年ぐらい前。
それは世界の動きに歩調を合わせるものだったが、ヨーロッパを含めてマイナス金利政策が始まり、今でも極端な低金利が続いている。
前回の緩和政策はリーマンショックが原因だったが、
今度はコロナショックが追い打ちをかけた。

一方10年前、運用収益が確保できた当時の10年債の償還は、いよいよ最後を迎え、行先を失った投資資金は自然と増加傾向にあると思われる。
償還資金を以前と同じ債券に投資していたのでは、前のような収益は期待できないし、運用担当者としての責務が果たせない。

しかたがない。
リスクをとってでも運用計画の収益を確保しよう。
となるのだろう。

なんだか危うい感じだ。

緩和資金は本来経済成長のために流れるはずだった。
ところが経済成長に欠かせない中間層が壊滅しそうになっている。
明らかに政策の失敗だ。

港北区新吉田から高田へ延びる道路の開通

2020-12-27 15:02:00 | 日記
ピヨピヨ速報。
港北区の新吉田から高田へ抜ける道が開通した。
どうも昨日のことらしい。
新横浜の駅からJA新田支所先のここまで、だいぶ前から4車線道路が開通していたが、さらに先へ延びた格好だ。(今は2車線での暫定的開通のようだ。)

そのまま進めば子母口の交差点へ抜ける。
なにしろ新吉田の北側、早渕川のあたりは、メインの道でもあぜ道をそのまま広げたような、ド田舎道路だった。
そこへ車が集中するので、対向車が来ると、どちらかが融通をきかせ、自分の方に気持ち広めのスペースがあると判断すれば、あらかじめ待っていてすれ違うような、町民譲り合い運動的道路だった。
ドライバーの優しさが試される道ではあったが、やはり不便だった。
これなら早い。
グリーンライン高田の駅前までストレートで抜ける。


お祝いに道沿いにある酒屋のヨコミゾさんでワインを買って来た。
グレイス茅ヶ岳甲州
シャトージュン甲州

どちらも評価の高い国産ワイン
飲んでみると雑味のないスッキリした味だ。
(とは言え昔飲んだ時の感想で、今買って来たのはまだ飲んでいない。)
さすがブランドものの甲州ワインという感じ。

お正月用も兼ねたお祝い物だからね。と自分に言い聞かせ購入。



サントリーホールのクリスマスコンサート2020年12月24日

2020-12-26 00:03:37 | 音楽 美術

年末年始のサントリーホールの三大イベントと言えば
第九の演奏会にバッハ・コレギュウム・ジャパンのクリスマスコンサート
そしてウイーン・フォルクスオーパー交響楽団のニューイヤーコンサートだ。
このうちニューイヤーコンサートは、深刻な感染症の拡大により中止に追い込まれた。
直前まで開催に向けて調整を続けていた関係者にとっては断腸の思いだったろう。


今年のバッハ・コレギュウム・ジャパンのクリスマスコンサートもメインのメサイア一本に絞り込んでの開催だった。
例年のような海外アーティストの参加はなく、オールジャパン体制での演奏だった。
それでもコンサートを開催した意義は大きい。
なんとか伝統文化の砦を守り抜いた感がある。

演奏する側もそうだろうが、観客側にもそれなりの思いがある。
この灯を消してはならない。
そんな思いが両者にあったと思う。

コンサートは18時30分の開演。
途中20分の休憩のあと、終了は21時45分ぐらい。
今年は仕事が終ってから駆けつけた。



降雪お見舞い申し上げます

2020-12-19 19:21:02 | 日記
今日も寒かった。
おまけに一事、時雨てきた。
あわてて洗濯物を取り込み
その後オートバイで買い物に行ったが、顔に当たる雨粒が少し痛かった。
あられ気味の雨だったのかも知れない。

新潟はドカ雪だ。
去年と正反対。
山小屋は大丈夫かと心配になる。
いつもなら山小屋の雪下ろしは1月の終わりごろに行う。
行くと2階の屋根から雪のスロープがそのまま下まで続いている。
ひどい時は2階のドアから山小屋に入る。
初めに1階の玄関まで雪を掘り下げるのが仕事だ。
とは言え12月中に1mを越えるような雪が降った記憶はない。

私らは山のクラブなので積雪が多い時には、歩くのにワカンかスキーを使う。
普通はスキーを使用していた。
いつだったか、いつもお世話になっている近所のOさんの旅館まで行くのに、近いからいいだろうと登山靴を履いただけで出かけてしまったことがあった。(直線で200mほどの距離)
ところが失敗だった。
途中で引き返せば良かったのだが、いいやいいやで進んでしまい30分あまりもかかってしまった。
足の付け根ぐらいまで雪にもぐる状態だと、前へ進むのに信じられないほどの労力が必要になる。
いくら知った場所でも冗談でなく遭難してしまうぐらいの危険性がある。

今回トラックなど多くの車が、身動きが取れなくなってしまったそうだが、仕事では出かけざるおえなかったのだろう。
冬の道では2日ぐらいの籠城ならば、耐えられるだけの準備をしておく必要がありそうだ。

眞子さまを応援する

2020-12-13 18:08:13 | 日記
最近眞子さまのネット記事が延々と続く。
私から見れば、人の結婚のことを外野がとやかく言うべきではないと思う。
親である秋篠宮さまが言うのならしかたがないが
宮内庁関係者であるわけでもなく、ましてや一般の人々が批判するなど私には抵抗がある。
好き好んで宮家に生まれたわけでもなく、いい時はちやほやされ
不満があればターゲットにされる。

芸能人ではないのだから、もう少し静かにしてもらいたいものだと思う。
普通であれば婚約の発表があれば、おめでとうの一言で終わるのに
いったい何の悪逆非道の行いがあったと言うのだろうか。

と、最近人の親でもある私は、このことばかりは世間に不満なのだ。
ヒゲの殿下も泉下で眞子さまに同情されておられることだろう。

頑張れ眞子ちゃん。


サントリーホール 2020年12月12日 第九コンサート

2020-12-13 08:14:01 | 音楽 美術


第九といえば小林研一郎さん
今日の新聞を開くと、ベートヴェンの特集が載っていた。
読むと第九のことで、世界で最も第九を指揮した指揮者として小林さんが紹介されていた。
ご本人も昨日のコンサートでそのようなコメントがあったので、自他ともに認めるスペシャリストだ。
今年はベートヴェンの生誕250年であったので、本来なら盛大にベートヴェンの楽曲のコンサートがあったはずだ。先に中止となった五嶋みどりさんのコンサートもそうであった。


コロナウイルスの感染者が過去最高となった昨日、その第九のコンサートが行われた。
コンサートの開催には主催者側にも相当な勇気が必要だったろうが、勇気だけではなく、戦略を練って開催された。

検温装置の設置
チケットもぎは観客自ら行う。
入場は1階席と2階席を分けてスムーズに移動。
座席のとなりは原則空席。(実にゆったりしている。)
退場は、座席ブロックごとに誘導し出口付近の混雑を避ける。
会場の扉を一部開放し空気の流れを作る。

演奏者、ソリスト、合唱団は原則マスク
(吹奏楽器の担当者は例外)ソリストまで前垂れ式のマスクをしていたのには驚いた。よくあんなので歌える。
かなり苦労されたと思う。
合唱団の人達も酸欠にならないかと心配した。

マエストロだけは、当初マスクなしだった。
第一楽章が終って、「やっぱりマスクをします。」となったが、
観客へのサービスと、もう一つはコロナウイルスへのささやかな抵抗だったのだと思う。

大看板のマエストロがこの時期にコンサートを開いてくれたというのが嬉しい。しかも第九、今日のコンサートはコロナウイルス渦中でのレジスタンス的コンサートだった。
小林さんはマスク姿でも躍動していた。
本来の喜びにあふれた第九が聴ける日が待ち遠しい。

昨日のアークヒルズの様子 
やはり少しさびしげだ。



残百合

2020-12-05 22:03:14 | 庭、花木、畑、ガーデニング
いよいよ暮れになってきた。
この時期、土日の雨は痛手だ。外の仕事ができなくなる。
遅れを取り戻すことは難しいが、しかたなく家で過ごす。

霜が降りるころの菊の花は残菊と言って、茶の湯の世界では晩秋を表すわびさびの代表的アイテムだ。(葉がしもげて赤くなり寒さに耐えている様子がいっそう生を強調する)

庭に一輪、百合が寂しく咲いていた。
百合にはわびさびがあるか分からないが、物寂しげだ。


このころ活き活きとしてくるのは、千両、万両、南天など赤や黄色の実を付ける低木樹で、いわゆる正月の縁起物。


万両はかなり増えるので、草むしりの時に適当に引き抜いてしまっている。
南天は園芸品種がかなりあるようで、家にあるのがなんていう名前なのか知らないが、おもに葉の形や色にこだわった品種と、赤い(白のもある)実の様子にこだわった品種に別れるようだ。

明日は晴れるか。

非常事態に備える

2020-12-05 09:10:10 | 主張 感想


新型コロナウイルスの時も、東日本大震災の時もそうだったが、日用品や食品が、あっという間に店頭から消えた。もしも水道や電気、物流までもが止まったら大都市では大混乱となるだろう。
自然災害が多発する今の日本では、日用物資のストックは欠かせないことだ。
無くなったら買うのではなく、一定量を普段から在庫として管理することが大切だと思う。

同じく緊急避難のような非常事態の際には、登山で用いる装備が参考になるのではないかと思う。
登山はなにもない山の中で暮らすことを前提にしているので、非常用持ち出しグッズの考え方とも共通している部分が多いと思う。
そこで参考に書いておく。


第一段階 緊急時の持ち出し(日帰り登山装備)
使用ザック サブザック
  • 衣類(フリースなど保温性の高いもの)
  • 替え下着(夏と冬で入れ替える)
  • 雨具(傘の他ゴアテックス製のカッパなど)
  • 靴下(保温性の高いもの、ウールなどで厚手のものがよい)
  • 軍手(作業用手袋)冬は防寒用のもの
  • 帽子
  • 水筒(要は水、出来れば2L)
  • 非常食(蜂蜜、チョコレートなど)予備食(ビスケット、アメなど)
  • ヘッドランプ
  • 薬(胃腸薬、バンドエイドなどの他医療用三角巾もあるとよい)
  • タオル
  • チリ紙
  • マッチ(ライター)
  • 細引き(ロープ5m)
  • 裁縫用具(針と糸)
  • 手帳、筆記具
  • ビニール袋(装備品の防水対策に、古新聞も少々入れておくと便利)
  • 靴(できれば登山靴)→これはサブザックに入らないので玄関、寝室などに置いておく
第二段階 ゆとりがある場合(1泊以上の装備)
使用ザック アタックザック(上記の装備に加え以下の装備)
  • シュラフ(シュラフカバーもあるとよい)
  • エアーマット(お風呂マットを半分に切り、ザックの背中部分に入れるとよい)
  • 携帯用ガスコンロ(イワタニのプリムスなど)
  • コッフェル(携帯用鍋)
  • ベニヤ板(小)
  • ステンレス製マグカップ
  • 庖丁、スプーン(大)、箸
  • タッパ(こまごましたものを収納、ふたはまな板に使用できる)
  • トイレットペーパー(芯のロールは抜いておく)
  • 蝋燭
  • 一人用テント(アライテント、エスパーステントなどの軽量テントがおすすめ)
  • 米(お金があればアルファ米)4合を一単位にしてビニール袋に入れる(2重にする)
  • レトルト食品など日持ちのする食料、梅干しなど疲労回復に効果のある食品もあるとよい
  • 携帯ラジオ
  • 予備電池、ソーラー式充電機など

<コツ>
1.食料品の箱など余計な包装は事前に取り去る。作り方など記載の部分が必要な場合はそこだけ切り取り本体に張り付けておく。
2.無駄な空間を作らない。(鍋など空間がある場所には食料などを詰め込む。)
3.ビニール袋などで防水対策をしっかり行う。
  衣類などは2重に包むと安心。その際ビニールの中の空気を完全に抜く(真空パックのつもりで)(衣類はロール巻状にするとコンパクトになる)
冬は下着に薄手のセータを着ると暖かい(今は新素材も多いので他にも方法があるかもしれないが、ウールは濡れても暖かい)
4.こまごましたものは紛失しやすいので必ずタッパなどに収納する。

※公共の避難所へ向かう場合は、多くの物資を持ち込むと迷惑になるので
 臨機応変の対応が必要になると思う。