北海道まで新幹線が伸びて早3年。それとともに、アントンKの活動範囲も狭まっている。本来なら、開通した新幹線を利用して広がっていると言いたいところだが、結局ところ、新幹線開通により、淘汰されてしまった車輛達が撮影のメインターゲットだったことから、自然と足が向いていないのが現状だ。これからの季節、北東北は素晴らしく大好きな土地だから、新しいEH800などを狙いたいところ。今年は都合をつけて出かけてみたい。
かつては撮影のテーマを夜行列車に置き、それに付随してその土地の列車達にも関わってきた。海峡線も毎年出向き本州側と北海道側とで撮影ポイントを増やしていったのだ。なかなか一度の訪問で満足を得られる事は少ないが、場当たり的発想で、その場の気分次第で行動することが多かった。だからやり残した事も多いが、全く悔いは残っていない。意外とアントンKは大雑把な性格なのだ。
今回は、ED75からの改造車ではなく、新製増備されたED79 50番代から1枚。あまり好んで撮影した記憶はないが、一時期東北本線を仙台付近まで限定運用で走っていたことがあり、当時は異色の存在として狙ったもの。20年以上もの歳月とともに、東北本線を豪快に走るED79重連も、自分自身少し見方が変わってきたようだ。ところ変わらず、北側のパンタを振りかざして走ってきて意表を突かれ焦った想いも蘇ってくる。
1996-10-05 3081レ ED7956+51 JR東日本 /東北本線:西平内-浅虫温泉
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