アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

EF65PFの衰退

2012-06-16 17:49:30 | 鉄道写真(EC)

ここのところ、ネット上で賑わっている話題の一つに、JR貨物機のEF65PFの衰退がある。つい最近まで元気に稼働していた国鉄色といわれる4台(1072/1078/1079/1082)が相次いで休車扱いとなった。実際、急速にカマ番号の改番も進んでいて、おおよそ2000番代への改番も終了したようにみえる。この結果、いわゆる国鉄色として残っているのは、1121号機、それと改番を終えた2077号機、そして同じく2119号機の3台ということになる。まあこの時代、車体色云々いうこともできず、明らかにEF65PFそのものが危なくなっている状況のようだ。

EF65PF型といえば、私の年代ではやはり寝台特急牽引時代の印象は忘れられない。ご承知のように、それまでのEF65P型から変更され東海道スジを毎日闊歩した黄金時代を頂点にして、85年からの全寝台特急ヘッドマーク復活に際しては、東北線の「あけぼの」や、関西ブルトレまで、その雄姿を追ったことが懐かしく思い出される。それから、20数年、厚化粧をまとい、相変わらず地味な列車ながら、黙々と長いコンテナ列車を牽引する姿を見ると、やはり熱いものがこみ上げてくることも事実だ。よくぞ、今まで走りぬいてきてくれた、とエールを送りたくなる。そんなEF65PFは、ここ数年で、さらにまた激変してしまうのだろうか。

掲載した写真は、83年に真鶴で撮影した、4レ「はやぶさ」。先日たまたま撮影した65PFが、2101号機であったため、コイツの晴れ姿の写真を探したところ、出てきた写真。この真鶴も懐かしい光景だ。当時は今のようにメジャーな撮影地ではなく、もちろん同業者など皆無で、ワクワクしながら続々上ってくる65PFを狙い撃った。

1983-11-12   4列車「はやぶさ」 EF651101  真鶴にて

Nikon F3P  Nikkor 200mm/F4  KR



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