台風19号の甚大なる被害は目を奪うばかりで心が痛む。1日でも早い日常が戻ることを祈り、被災された多くの方々にお見舞い申し上げたい。
鉄道も大きな被害を受け、貨物列車も未だに多くの列車に運休が続いている。首都圏では、武蔵野線が影響を受けているようで、南北に行き来する貨物列車が軒並み運休のようだが、ようやく少しずつ動きがあるようで、武蔵野線を通らず都心経由で貨物列車の迂回運転が始まったようである。震災時の迂回貨物は、まだ記憶に新しいが、物流の要は、やはり「鉄道輸送にあり」、ということに希望を持ちたい。
昔は近場の鉄道撮影として、よく山手貨物線の撮影を選んだ。現在の埼京線や湘南新宿ラインなどのように、かなりの頻度で貨物列車の設定があった。時より、団体列車を牽いてEF58も姿を見せていた時代だから、貨物列車の注目度は低かったが、目黒、渋谷、駒込など、撮影を楽しんだもの。今でもその景色は変わらないものか。一度訪ねてみたいものである。掲載写真は、そんな時代によく足を運んだ原宿付近の通称「城バック」。当時は、こんな線路端にお城のようなちょっと目立つ建物があり、バックにして狙ったもの。この666ㇾは、よく重連でやってきて気合が入った思い出がある。
1978-08-02 666ㇾ EF651081+EF1567 山手貨物線:原宿-渋谷
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