アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

SLニセコ号~倶知安峠を行く

2012-10-30 05:11:57 | 鉄道写真(EC)

今回、朝のブルトレタイムの後は、ゆっくり函館本線に廻り、SLニセコ号を狙ってみることにした。内浦湾から洞爺湖沿いに北上し、いくつかの集落を抜けて倶知安へショートドライブ。途中羊蹄山が目の前に迫り、紅葉と相まってその景色に圧倒されるポイントも・・こんなシーンを見れただけでも北の大地まで来た甲斐があるというものだ。朝方出会った地元の鉄チャンの話では、今年の紅葉は色がイマイチだと言っていたが、確かに木によっては色が抜けてマダラ模様になっている所も散見できる。しかし、このところの多忙で緑など見る余裕もない身にとっては、気持ちが洗われるような風景が広がり、それだけで心が満たされたのであった。

SLニセコといえば、どうしても88年から運転された「C62ニセコ」の印象が今も強烈だ。これから向かおうとしている倶知安にも、何度行ったことだろうと、昔を思い出しながらハンドルを握っていたが、当時とは、木が生長したからなのか、景色が一変している場所もあって時の流れを感じた。それで今回は、とても安易なポジションである、定番200キロポイントで待ち受けることにした。ここは、サミット真近の倶知安トンネルの手前に位置しており、国道がオーバークロスするところから撮影する。小沢から延々続く上り勾配も、20‰でトンネルまで上りきるポイントなので、煙も期待できるポイントだ。そして定刻、追っかけ組を含めると、約100人のギャラリーの前を、思いのほか軽々とC11のニセコは現れた。そう、DE10の後補機付きであることを忘れていたのだ。SLも全開で上ってきたが、DLの方も、最近ではあまり聞いたことのないような爆音を放って中々の迫力だった。

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2012(H24)-10-27            9220レ  C11171 SLニセコ          JR北海道 / 函館本線:小沢-倶知安

                                         Nikon D4  Nikkor AF-S 70-200mm F.2.8G VR(II)



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