何を音楽に求めるか!
歓び、悲しみ、安らぎ、誇り、勇気、自信、怒り、愛・・・・・
人それぞれの想いが同じ音楽の中に溢れている。
「癒し」 この言葉を目的に企画構成されたのが、この「カラヤン・アダージョ」だ。
クラシック音楽とされるジャンルの中で、静かなゆったりとした楽曲を集めた音楽集であり、アフターファイブにつかれた心を癒すためのCD集とでも言えばわかりやすいか。カラヤンの演奏だからBGMにするのも相応しい。とろける様なハーモニーで、どの楽曲もゴージャスな音色に包まれている。もう10数年前になるだろうが、このシリーズがクラシックのジャンルの中でも続編が発売になるほどヒットしていた時代があった。
アントンKは、そのリアルタイムの時代には目もくれなかったが、ごく最近になって心境の変化なのか、歳を重ねたからなのか、聴いてみたくなり手にしてみた。