早いもので、今日で5月も終わり。明日からは夏服着用の6月だ。昨今では、クールビズとかで、昔のように制服の決まりも窮屈ではなくなり、随分楽に感じる反面、こんなところでも何か季節感が感じられなくなったことを実感する。現代の価値観からいったら、炎天下でスーツにネクタイで外回りなんて馬鹿げているか?そういえば、現代の価値観で思い出したが、またJR西日本の「トワイライトエキスプレス」が廃止との発表があった。色々理由を付けられては、人間の情や温もりを伴う列車旅が消えていく。現代人は、列車にそんなことを求めないことは、重々わかっているが、やっぱり寂しい結果だ。全てが目に見えるもの、聞こえてくるものだけではないのに・・・
今月(5月)で、北海道内のオイル列車(石油輸送)もトラック輸送に置き換わったとのこと。最近道内からのタキの余剰車が回送されたことを思い出した。これによって、DD51による北海道内の貨物列車は、原則廃止され、なおかつ、さらに余剰となったDF200まで数両愛知区に転属になると聞いた。こうなると案外早く今の配置図から大幅に変更される可能性が出てきたといえる。そう考えるとDD51もいよいよ正念場を迎えることになる。
写真は、まだ北海道内では、レッドベア(DF200)に交じって元気だった頃のDD51のタキ列車。臨時スジだが、時々三重連になった8771列車。この時も大いに期待はしたが、やはり通常通り重連運転。そう世の中上手くはいかない。
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2008(H20)-05-17 8771レ DD511081 JR北海道/千歳線:北広島-島松