みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

紫陽花

2012-07-07 12:40:00 | Everyday is special
あっという間に7月に入ってしまいました。
梅雨はまだ本番ですね。

この季節、やはり目に入るのは紫陽花(アジサイ)。

紫の陽の花、とは、この季節の雲間の太陽の色をあらわしていいるようで、美しい名前です。

ところで、中学・高校時代に親しんだ音楽にアリスというフォーク・グループがありました。
谷村新司、堀内孝雄、そして矢沢透のトリオです。
テレビで有名になる前から、ラジオやレコードで聴いていました。

で、「紫陽花」という歌を彼らが歌っているのを思い出して、久々にYouTubeで聴いてみました。
少し寂しげな曲ですが、なかなかいっとりしていていい曲です。

それから「黒い瞳の少女」という歌も歌っていたのを思い出して、これも聴いてみると、なんともほのぼの、懐かしさがこみ上げてきました。

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かぎりある青春の
かわりない道ばたに
咲いている花に気付いた時
流れ行く青春のかえらない全ての
はげしい季節をかけて燃え尽きたい

(「黒い瞳の少女」谷村新司作詞より)
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アリスと言えば、高校時代の、あれは3年生の夏の文化祭の時、なぜか仲良くなった剣道部の連中と、流行っていたアリスの「冬の稲妻」と「今はもうだれも」を演奏して歌ったことがあります(ぼくは剣道部員ではありませんでしたが)。
ぼくは、小山君という友人とギターをいっしょに弾きながら歌い、その後ろに、剣道の武具をひっくり返しに着た何人かの剣道部員の仲間が、畳を片手で立てて竹刀(しない)でたたいてパーカッションをやったわけです。

これがもう大うけで盛り上がり、今でも仲間のあいだで語り合っては懐かしんでいます(いまでも、その仲間たちとときどき出会い、飲み会をしています)。

あのときは、心の底から楽しんで、本当にいい青春時代だったなあ。(ぼくは高校時代、遊びすぎて大学にすぐ入れず、一年浪人しましたが、これもまたよい思い出となっています。)

写真は、先月、黙想会で東京に行った聖ヨハネ福音史家布教修道会(小金井教会)で撮った紫陽花。