みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

哲学の道

2014-10-18 21:30:00 | Everyday is special
台風一過で、ようやく秋らしい落ち着いた日々がやってきました。

今週は、ローマから来日中のイエズス・マリアの聖心会の総長であるハビエル神父さまをお連れして、京都と奈良を案内してきました。
ぼくはまったくの役得で、いっしょに楽しんできました。

今回は、二泊三日だったので、時間的にわりと余裕があり、あちこち回ることができました。
二日目には、朝イチでバスで龍安寺、金閣寺に行き、またまたバスで銀閣寺に行って、哲学の道を南禅寺まで歩いてきました。

この道は以前から好きで、中学の頃から一人でたびたび歩いたところです。

年を重ねて、今また歩くことができ、これまでの来し方に思いを馳せてきました。

上の写真は、法然院の境内にあったモニュメント。

聞 Listen
思 Think
得 Accept
修 Practice
信 Blieve

それぞれの言葉の対応が面白いと思いました。とくに、得と修。なかなか訳しにくいのですが、なるほどと思わされます。
とてもMeditative(黙想的な)雰囲気でした。



これも法然院の中庭。とても黙想的で象徴的な作りになっています。



法然院の手水舎(ちょうずや)。水の落ちるところに葉っぱが一枚添えられて、すぅーっと水が落ちていました。これも黙想的。



これは安楽寺の入り口。紅葉の時季には素晴しい紅葉の色に包まれます。



これは永観堂の池。



この風景が紅葉したら、それは素晴しい一枚の額になるでしょうね(あずまやの窓枠から)。


哲学の道は、また、黙想の道でもありました。