夏は暑いのが当たり前

あの猛暑に比べたら、今がそれより温度が低いのかもしれませんが、夏はやっぱり暑いのです。
日頃は、家の一番涼しい所で、夏が過ぎるのを待っています。
しかし、愛犬は違うのです。
毎日の日課の散歩をしないと気が済まないようです。

陽の当たる場所は、かなりの温度になっています。
人間の身長で、36℃だから、犬の背丈ではもっと暑いのだと思います。
それに、アスファルトが熱を吸収し、異様な暑さになっています。
そんなところを歩かせるわけにはいかないのです。
建物の日陰のところを選んで、自転車の前かごから下ろし、そこを散歩させます。
もともと散歩はあまり好きでない愛犬は、おしっことうんこが出来れば、それでいいのです。

いつも、午後の3時から4時にかけて、散歩に行きたがる愛犬に、ちょっとうんざりしてしまうのです。
「また、今日も行くのか。」と、毎日思います。
連れていく私も母も汗だくになります。
普段は化粧をしないので、日焼けが怖いし、もう腕なんか真っ黒です。
「それでも行くんかい。」と、愛犬をちょっと恨んでしまいます。

夏は暑いのが当たり前だけど、年々、暑さに参ってしまう軟弱者の私なんです。
「犬はいいよなぁ。自転車も前かごに乗っているだけで。」と、悪態付いてしまいます。
我が家は、犬様、様、で、人間より犬を大切にしているのです。
この気持ち愛犬にはわからんだろうなぁ。と、つぶやくけど、やっぱり、わかっていないようです。
「夏のない国に行きたい。」と、声を大にして言っている私です。