ついこの間、花屋の前を通ったら、可愛いブーケが売られていました。
「欲しいなぁ。」と、思ったんですけど、値段を見ると、「1000円」。
今の私には、ちょっと高い値段でした。
こんもりしたお花のブーケだったら、迷わず手を伸ばしたんですが、本当に可愛すぎる。というか、お花の少ないブーケだったんです。
私の弾いた計算では、「これは通り過ぎるしかない。」という結論に達しました。
小さく書かれた、「本日限り。」という言葉も見逃さないでいたんです。
これが、私が働いていたら、迷わず買っていたに違いありません。
「玄関にお花が欲しいなぁ。」と、思っていたときなので、あのブーケは未だに頭の隅にあって、ちょっと後悔の花なんです。
小さい頃、夢は花屋さん。という、可愛いことを言っていた頃もありました。
私の夢は、コロコロ変わるので、その花屋にはなれずに今に至ります。
でも、花に囲まれた生活も「本当に素敵だなぁ。」と、思ったりします。
別の花屋では、枯れかけの花を大安売りで売っている店がありました。
こういう時、「花屋の夢を選ばずによかった。」と、思う事もあります。
1000円の可愛いブーケは、本当に安いのか、高いのか、わかりませんが、記憶から消えないブーケでした。
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