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2021-0129 イギリスの作曲家のフレデリック・ディーリアスの誕生日です 【心地のよい日常】

2021年01月29日 | 音楽日記
おはようございます。
2021年1月29日(金曜日)、気温5度の朝日が差し込む朝です。年始から29日目に当たり、年末まであと336日です。
誕生花はラナンキュラスです。ラナンキュラスは幾重にも重なった、明るい花弁が魅力的な秋植え球根です。近年、切り花用品種を中心に改良が急激に進み、花色だけでなく花形も変化に富んだ品種、香りのよい品種が登場しています。
キンポウゲ(ラナンキュラス)属の植物は約500種ありますが、「ラナンキュラス」と呼ばれているのは、中近東からヨーロッパ南東部にかけての、地中海性気候の地域に分布するラナンキュラス・アシアティクスを中心に改良された園芸品種です。秋から春にかけて生育し、高温になる夏には休眠します。
ラナンキュラスの花言葉は、「魅力的」、「純潔」など美しくきれいなイメージを持つ花言葉があります。

本日は、イギリスの作曲家のフレデリック・シーオドア・アルバート・ディーリアス(Frederick Theodore Albert Delius CH)の誕生日です( 1862年1月29日 - 1934年6月10日)。本名はフリッツ・シーオドア・アルバート・ディーリアス(Fritz-)である。かつて日本語では「デリアス」と表記されることが多かったが、三浦淳史の解説などを通して、より原音に近い「ディーリアス」が一般的となった。

Delius Double Violin and Cello Concerto with Amy Littlewood (violin) and Hetti Price (cello)

Delius (arr.Komachi): To be sung of a Summer Night on the Water

本日の言葉は【心地のよい日常】です

繊細すぎる人が「疲れやすい日常」を「心地のよい日常」に変えるために取り入れたい “3つのこと”

とても敏感で繊細な気質をもって生まれた人をHSP(Highly Sensitive Person・ハイリー・センシティブ・パーソン)といいます。
心理学者のエレイン・アーロン博士によって1996年に概念化されました。感受性が強すぎるため不安やストレスを感じやすいのがHSPの特徴だとか。じつは、そんなHSPさんと相性がいい3つのことがあります。敏感な人がより心地よくいるためのポイントを、さっそく説明しましょう。


1. ホ・オポノポノの “4つの言葉”
十勝むつみのクリニック院長で精神科医の長沼睦雄氏や、HSP専門のカウンセラーでキャリアコンサルタントのみさきじゅり氏によれば、HSPは思考のグルグル状態にハマりやすいそうです。

過去のイヤな記憶が頭のなかにあふれてしまう、過去のミスで自分を責め続ける、「まだ何か答えがあるはず」と自分の思考の深みにハマってしまうことなどを指します。だからHSPさんには、深く考えさせないシンプルなリセット術がピッタリ。

そこでおすすめしたいのが、ストレスを緩和するというハワイ古来の問題解決アプローチ「ホ・オポノポノ(Ho'oponopono)」の “4つの言葉” です。
スピリチュアルな印象もありますが、ハワイ大学マノア校(2007年当時)のキキキパ・クレツァー博士らの研究では、統計的・臨床的に平均血圧を下げる効果も認められています。

HSPの特性に沿い、ホ・オポノポノの “4つの言葉” の部分のみを説明すると、たとえばグルグルと頭のなかで渦巻く不愉快な記憶などに対し、以下4つの言葉をかけるだけです。

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

個別の言葉では感情が偏りそうなのに、4つ言い終えると頭のなかがニュートラルな状態になります。「不愉快な情報」などを消去できるので、ホ・オポノポノではこれをクリーニングと呼ぶそう。気持ちを込める必要も、何回も繰り返す必要もなく、ただ頭のなかの情報に対し淡々と4つの言葉をかければいいだけです。

人により効果は異なりますが、(おそらくHSPの)筆者はグルグル思考が止まり「あれ? なんだったっけ?」となりました。


2. 音楽による社交活動
HSPさんは音楽とも相性がピッタリです。これにはまず、次の説明から始める必要があります。

共感とは、他者の考えや感情を理解・体験することです。
ミラー・ニューロンとは、(なんでもいいですが)たとえば自分が縄跳びをするときも、縄跳びをしている人をただ観察しているときにも活動する脳の神経細胞のこと。観察されている者の行為を、観察者の脳内に映し出しているように見えることから名づけられました。他者の行動の理解や、他者に対する共感に大きな役割があると考えられています。

精神科医でハーバード大学医学部教授のロバート・ウォールディンガー氏によれば、社会的なつながりは健康と幸福に不可欠なのだそう。同氏はTEDの講演で「人との良好な関わり合いは私たちの脳と体を保護する」と述べています。
HSPはこのミラーニューロンの働きが活発なのだそう。それはHSPの特徴である共感力の高さを示しています。そして人とのつながりには共感が必要です。ならば「HSPは脳も体も健康だ」と言いたいところですが、むしろ共感力が高すぎて他者のストレスや怒り、落ち込んでいる気持ちなどを吸収してしまうので、健康になるどころかクタクタに疲れてしまいがちなのだとか。

そうしたなか、2018年4月6日に Frontiers in Behavioral Neuroscience 誌で発表された研究では、共感力の高い人が音楽を聴くと脳の報酬系(欲求を満たすことに関係)が刺激され、気分がよくなることが発見されました。また、社会的行動に関わる脳の前頭前野でより大きな刺激を生み出すため、人々と交流しているときと同じように音楽を体験できるとのこと。好きな音楽を聴くと情景が浮かんで心が震える……、あの感覚です。

つまりHSPは音楽によって、心身を保護してくれる「良好な人との関わり合い」の感覚を得ることができる――音楽で社会的なつながりを補足できるということです。


3. オンライン美術館
前出の長沼氏いわく、HSPは芸術にたずさわる人々に欠かせない豊かな感性をもち合わせているとのこと。『Sense and Sensitivity: Why Highly Sensitive People are Wired for Wonder』の著者であるデボラ・ワード氏も、「あらゆるタイプのクリエイティブな人々にHSPが多い」と伝えています。

また、アーロン博士によるHSPのチェックリストには、美術や音楽に心を深く動かされることなどが示されています。そしてHSPは静かな落ち着いた場所が大好き。それらを総合的にとらえると、HSPさんは美術館ととても相性がいいのです。好みの場所が見つかれば、そこが密かな自分のパワースポットになるでしょう。

ただ、現在は新型コロナウィルス感染拡大の影響で美術館めぐりは難しい状況なので、飲み物片手に鑑賞できるオンライン美術館がおすすめです。YouTubeで「美術館」を検索するとたくさん出てきますよ。リラックスしながら静かな感動を堪能してくださいな。

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「繊細で疲れやすい人」と相性のよい3つのことを紹介しました。どれもこれもすぐできて簡単です。お試しあれ。