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2021-0124 ヴィオラ奏者・指揮者のユーリー・アブラモヴィチ・バシュメットの誕生日です 【六度万行(六波羅蜜)】

2021年01月24日 | Weblog
おはようございます。
2021年1月24日(日曜日)、気温1度の冷たい雨の朝です。年始から24日目に当たり、年末まであと342日です。
誕生花はフリージアです。フリージアは芳香があり、切り花としても人気の高く、12種の野生種が南アフリカに分布しています。自生地の多くは夏に乾燥し、冬に湿潤となる地中海性気候で、秋に芽を出して生育し、春に開花したあと、夏に地上部が枯れて休眠します。耐寒性はさほど強くありませんが、暖冬の年は関東地方以西であれば戸外で冬越しします。

本日は、ロシア生まれのヴィオラ奏者・指揮者のユーリー・アブラモヴィチ・バシュメット((Yurii Abramovich Bashmet)の誕生日です(1953年1月24日 - )。
独奏楽器としては影の薄かったヴィオラの魅力を世界に広めた演奏家であり、1983年以降、10回以上来日しております。使用楽器は1758年製パウロ・アントニオ・テストーレ(胴長410mm)。モーツァルトが使っていたヴィオラと同タイプだそうです。

Viktor Tretyakov & Yuri Bashmet play Bruch Double Concerto - video 1985

本日の言葉は【一つの中に六つがおさまる・六度万行(六波羅蜜)】です

六度万行(六波羅蜜)について、お話ししてきましたが、最後に、これまでの講義をまとめておきましょう。


1、布施(ふせ)

インドの言葉でダーナーという、「与える」ということ今の言葉で言えば「親切」布施の対象に、三福田といって、悲田、恩田、敬田の三通りの人が教えられています。
また、その心がけは三輪空といって、「私が、何々に、何々を、」この三つを忘れなさいと説かれています。
心掛け一つで誰にでもできる無財の七施はよくしられています。


2、持戒(じかい)

戒律をまもること、今でいえば、言行一致
儲かるという字は、信用のある者へと書きます。信用とは、「言ったことを守る、できない約束はしない」これによって培われます。


3、忍辱(にんにく)

忍耐のこと、
「なさぬ堪忍 するが堪忍」といいますが、カット腹が立ってもぐっと、こらえるのが忍耐、怒りの蛇を口から飛び出していたのでは、相手も自分も不幸になるだけです。怒りの心を起こさないように、とらわれないようにすることが忍辱です。


4、精進(しょうじん)

精を出して進むということで、つまり一生懸命努力するということです。
正精進ともいわれ、正しい方角に向かって一生懸命進むことです。楽して得られるものは貧と恥のみです。一生懸命努力して初めて、自分のものになります。


5、禅定(ぜんじょう)

心をしずめ、定めることを禅定といいます。忙しい忙しいと私たちは、自分自身を見失ってしまうことがあります。心を亡くすと書いて忙しいといいますが、そんな時こそ、自分自身を落ち着けて、心をしずめてみましょう見失っていたものを再発見したり、今の悩みが、実は悩まなくてもいいことだったりするのです。


6、智恵(ちえ)

因果の道理を明らかにみて、正しい判断を身に着けることです。私たちはいろんな自分の都合や欲目で正しく物事見ることができません。その迷いを仏教の鏡に照らし出してもらい、正しい物事の見方を学んでいきましょう。