村松友視さんが出版社の編集者であった頃に出会い、永くお付き合いをされた故吉行淳之介さんを語った「淳之介流・やわらかい約束」を読んで吉行淳之介さんへの印象が大分変わりました。 また村松さんが吉行さんに抱いている友情とも愛情ともいえる感情が感じられ、男どうしの素晴らしい関係に魅せられる思いを持ちました。 吉行さんが中央公論社の編集者であった村松さんに「じゃあその対談のはなし、やわらかい約束にしておこうか」と言い、そしてその何年後かに約束が果たされたという。 何とも不思議な約束に感じますが、いわゆる吉行淳之介流の魅力を村松さんが感じたところだそうです。
| Trackback ( 0 )
|
|
|