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問題解決ガイドのひとりごと。



「パラパラマンガ」という名前を聞いたことがありますか?子供の頃、教科書の隅に連続した動作の絵を描いて、それをパラパラめくるとアニメーションのように動いて面白いのだけれど、後で先生にみつかってひどく叱られた経験があるでしょう?あれです。

この芸術の殿堂には入れそうもない「創作」が、アニメやメイドカフェなどの日本の新しい文化の発祥地である秋葉原で、今大人気となっている。7月3日から10月31日まで、「秋葉原パラパラマンガフェスタ2006」が開催されているのだ。

これは文具メーカーのコクヨS&Tと秋葉原西口商店街振興組合が共催しているもので、誰でも応募することができ、優秀作品は秋葉原UDXの「東京アニメーションセンター」で上映してもらえる。

優秀者は一般の投票と審査員の評価で決まる。審査員は「ストーリー性」「独創性」「芸術性」の三つの角度から評価して、各賞の受賞作品を決定するのだそうだ。先日、審査委員長を務める漫画家のやく・みつる氏と助手の役割を担当するほしのあき(メイドコスプレで登場)が記者会見を行い、代々木アニメーション学院の学生の作品について模擬審査が行われた。

デジタルアート全盛の今日、一枚一枚手書きした作品をあえて強調するのは、ちょっと意外な気分にさせられるが、主催者たちは、こうした考えが新しい文化の創造に新風を吹き込むことを期待しているのである。

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