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■ 日光湯元温泉 「おおるり山荘」

 

日光湯元温泉 「おおるり山荘」
住 所 :栃木県日光市湯元2519
電 話 :0288-62-2700
時 間 :13:00~17:00(奨事前確認、要17時退館)
料 金 :500円(タオル付)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (奥日光湯元温泉旅館協同組合)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

日光湯元温泉のおおるりグループ宿が日帰り対応するもの。
湯元の老舗、南間ホテルの源泉を引き継ぎ、おおるりグループが運営する宿で、共同配湯がメインの日光湯元では貴重な自家源泉(共同源泉との混合泉?)を楽しめます。

日光湯元温泉の湯ノ湖側にあります。(→地図
板屋から湯ノ湖にかけては、湯の家(湯乃家源泉)、美や川(美や川源泉)など自家源泉宿が多いエリアです。
巨大アパート風の存在感ある建物はおおるりグループスタンダードで、一瞬、那須高雄の「おおるり山荘」がシンクロ。

東京方面からの送迎バス「こまどり交通湯けむり号」は13時には到着しているので、14時にはすでにかなりの入り込み。
しかし、東京方面から交通費往復600円、宿泊料5,500円の計6,100円(入湯税はたぶん別)で、食べ放題飲み放題&温泉三昧ですから、人気があるのもうなづけます。

 
【写真 上(左)】 こまどり交通湯けむり号
【写真 下(右)】 浴場入口

フロント右手の廊下おく、右手手前に男湯、おくが女湯です。
脱衣所はさして広くなくやや暗め。

窓の広いあかるい浴場に、石枠石敷の数十人はいけるゆったりした内湯がひとつ。
扉をあけると露天。屋根付き木枠石敷10人以上で、まわりは木のデッキが配され、トドれます。
塀ごしに奥日光の山々をのぞむなかなかに開放感ある露天です。(以前はもっと広かったらしい。)

 
【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 内湯の湯口&湯色

内湯はクリーム色のイオウの湯の花におおわれた石の湯口からゲキ熱源泉をいったん湯壺に投入し温度を整えて、湯壺の底から浴槽に底注する仕組み。投入量はかなりの量。
槽内配湯は不明ですが、切欠からの上面排湯があります。
浴槽は内湯・露天ともにたっぷりふかめで入りごこちのいいもの。

露天も内湯と同じ方式ですが、投入量は内湯よりすくなめで排湯方式は不明。
ただ、お湯の感じからしてともにかけ流しかと思います。

カラン12、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜14時で20人以上~5人くらい。おおるりグループの宿はグループ客が多いので、山にぶちあたるとイモ洗いとなりますが、ちょいとずらすと信じられない位に空きます。(長湯する客は意外にすくない。)

 
【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 エントランス

湯温は露天でややぬる、内湯でやや熱~適温。露天は冬季、状況により閉鎖することがあるようです。
お湯は露天はバスクリン色、内湯はエメラルドグリーンでうすにごり、クリーム色の湯の花を浮かべています。
お湯は内湯の方がキレがあるかと思います。

 
【写真 上(左)】 泉源地
【写真 下(右)】 案内板

山のイオウ泉によくある”味のない味”+微苦味。しぶ焦げイオウ臭になにか鉱物的な香りが加わります。
きしきしやぎしぎし感よりもイオウのスルスルとした湯ざわりが卓越し、このスルスル感は日光湯元でも有数のものかと思います。
とろみはさしてつよくなく、日光湯元の源泉のなかでは比較的マイルドであっさりとした浴感。
日光湯元のお湯は後曳き系の湯質ながら力感がつよいので、思うように長湯できないのがネックといえばネックですが、ここは長湯できそうな感じがあってなかなかに貴重。

 
【写真 上(左)】 右がおおるり山荘源泉1号
【写真 下(右)】 おおるり山荘源泉2号

なお、ここの泉源は温泉寺脇の泉源地にあり、以前「南間」と掲げられていた掲示は「おおるり山荘源泉」に変わっていました。

さすがにかつての名門、南間ホテルの源泉、共同配湯泉とはちがうキャラをみせてくれました。
料金も安めだし日帰り入浴の敷居も低そうなので、温泉好きは攻めてみてもいいお湯だと思います。

〔 源泉名:共同源泉・南間1.2.3号混合泉 〕 <H16.10.22分析>
含硫黄-Na・Ca-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型) 43.8℃、pH=6.4、湧出量不明、成分総計=1.169g/kg
Na^+=168.4mg/kg、Ca^2+=131.0
Cl^-=135.7、HS^-=7.0、SO_4^2-=314.3、HCO_3^-=264.7
陽イオン計=322.5、陰イオン計=722.4、メタけい酸=101.5、メタほう酸=22.3、遊離炭酸=176.8、硫化水素=31.5

<温泉利用掲示>
(館内掲示/差し水(加水)の理由)
源泉温度(62℃~74℃)が高いので外気温差により差し水をすることがあります。

〔 2012/09/25UP (2012/09入湯) 〕


E139.25.39.820N36.48.9.310
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