関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 那須高雄温泉 「おおるり山荘」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/35/d105c848a7451f486b0dd8edb44a1512.jpg)
<那須高雄温泉「おおるり山荘」> (那須町、10:00~19:00、500円、0120-582-865)
オフィシャルHP
野湯派の間では有名だった露天よこに、かの”おおるりグループ”が旅館を建てたもの。
湯本から山道を登っていくと、あたりの雰囲気から浮きあがった白いアパート風巨大建物があらわれます。
館内は、”こまどり交通”で送り込まれたとおぼしき、お年寄りの団体客であふれています。12時ちょい前にいったので、ちょうどこれから昼の宴会(^^)がはじまるところ。
浴場は内湯、大露天、小露天の3ケ所。おそるおそるのぞくと、客はみな宴会場に集結してるらしく、内湯に2人、露天はどちらも無人。これ幸いと突入。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fd/ecdeb61375e8512d79a6b81d7df1dedd.jpg)
【写真 上(左)】 泉源地帯
【写真 下(右)】 大露天
大露天は、那須野が原を見おろす好ロケ。露天の上手から幾筋もの湯川が流れ出し、このあたりが泉源地帯であることがわかります。
幾本かのパイプがここから引かれています。
手前に木製デッキ、その先に岩+石造25人くらいの露天。女湯とは木塀で仕切られています。
屋根はなく、木板の置き台が渡されているだけなので。内湯から脱衣カゴを持っていったほうがいいかも。
パイプ湯口からややぬるのお湯を投入でオーバーフローは、たぶんかけ流しかと。湯底はイオウの析出でぬるぬると滑ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/af/838aae1fba7bf001f1122457db56de29.jpg)
【写真 上(左)】 大露天の湯色
【写真 下(右)】 内湯
窓の広い明るい内湯は、赤みかげ石枠石敷20人以上の浴槽がひとつ。パイプの湯口から42℃くらい(たまにもっと熱くなる)のお湯を投入で、手前への潤沢なオーバーフローはこれもかけ流しでは? カラン11、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
お湯は大露天でぬるめ33℃、内湯で40℃くらい。大露天は青味を帯びた濃いめの白濁湯で、緑白色の湯の花。内湯は青味うすく透明度も60cmほどと露天よりにごりは弱く、クリーム色の湯の花。
微苦味たまご味にしぶ焦げ&ラムネ系イオウ臭が香り立ち、塩分がほとんど感じられない上品なお湯です。
キシキシベースながらとろみがきいた湯ざわりやわらかなお湯で、温まりは弱いものの浴後ほこほこと温もります。
重炭酸土泉系のあとひき感もしっかりとあって、個人的には酸性硫化水素バリバリの湯本鹿の湯より、こっちの方が好みです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e8/9875ed75485a80b21a042195ccb998aa.jpg)
【写真 上(左)】 大露天の湯口
【写真 下(右)】 小露天
露天から内湯に移動してまったりしていると、ホロ酔い気分のお客が姿を見せはじめ、くるはくるは、あっという間に20人超の大混雑に・・・。たまらず撤収し、露天をのぞくと、そこでは酒盛りがはじまっていました(^^;;)
ロビーは団体向け巨大仕様、館内は簡素ながら集団移動できるようにつくられています。低価格で団体集客を狙う”おおるりグループ”ですが、ここまで徹底していると、もはや感動さえ覚えます。
なお、小露天は入りませんでしたが、ここは妙に開放的で、下手すると前の道から丸見えなので要注意(屋根はある)。お湯はいちばん白味が強いように感じました。
なにかと先入観が先立ち”スカ”と思いがちな施設ですが、なかなかどうしてお湯は一級品。800.01L/min自然湧出の底力をみせています。
混雑が難点ですが、昼食時を狙えばゆったり入れるのでおすすめです。
含硫黄-Ca・Mg・Na-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型) 40.1℃、pH=6.1、800.01L/min自然湧出、成分総計=1.333、Na^+=55.3mg/kg (20.05mval%)、Mg^2+=44.8 (30.73)、Ca^2+=108.5 (45.09)、Mn^2+=1.6、Fe^2+=0.1、Cl^-=44.8 (10.47)、HS^-=2.9、SO_4^2-=359.9 (62.02)、HCO_3^-=196.5 (26.66)、陽イオン計=227.4 (12.01mval)、陰イオン計=604.4 (12.08mval)、メタけい酸=208.1、メタほう酸=4.8、遊離炭酸=261.8、硫化水素=26.2 <H15.12.12分析> (源泉名:高雄温泉)
〔 2006年9月20日レポ 〕
オフィシャルHP
野湯派の間では有名だった露天よこに、かの”おおるりグループ”が旅館を建てたもの。
湯本から山道を登っていくと、あたりの雰囲気から浮きあがった白いアパート風巨大建物があらわれます。
館内は、”こまどり交通”で送り込まれたとおぼしき、お年寄りの団体客であふれています。12時ちょい前にいったので、ちょうどこれから昼の宴会(^^)がはじまるところ。
浴場は内湯、大露天、小露天の3ケ所。おそるおそるのぞくと、客はみな宴会場に集結してるらしく、内湯に2人、露天はどちらも無人。これ幸いと突入。
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【写真 上(左)】 泉源地帯
【写真 下(右)】 大露天
大露天は、那須野が原を見おろす好ロケ。露天の上手から幾筋もの湯川が流れ出し、このあたりが泉源地帯であることがわかります。
幾本かのパイプがここから引かれています。
手前に木製デッキ、その先に岩+石造25人くらいの露天。女湯とは木塀で仕切られています。
屋根はなく、木板の置き台が渡されているだけなので。内湯から脱衣カゴを持っていったほうがいいかも。
パイプ湯口からややぬるのお湯を投入でオーバーフローは、たぶんかけ流しかと。湯底はイオウの析出でぬるぬると滑ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/c5/3115e9fbb1a4b87106157920a589c774.jpg)
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【写真 上(左)】 大露天の湯色
【写真 下(右)】 内湯
窓の広い明るい内湯は、赤みかげ石枠石敷20人以上の浴槽がひとつ。パイプの湯口から42℃くらい(たまにもっと熱くなる)のお湯を投入で、手前への潤沢なオーバーフローはこれもかけ流しでは? カラン11、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
お湯は大露天でぬるめ33℃、内湯で40℃くらい。大露天は青味を帯びた濃いめの白濁湯で、緑白色の湯の花。内湯は青味うすく透明度も60cmほどと露天よりにごりは弱く、クリーム色の湯の花。
微苦味たまご味にしぶ焦げ&ラムネ系イオウ臭が香り立ち、塩分がほとんど感じられない上品なお湯です。
キシキシベースながらとろみがきいた湯ざわりやわらかなお湯で、温まりは弱いものの浴後ほこほこと温もります。
重炭酸土泉系のあとひき感もしっかりとあって、個人的には酸性硫化水素バリバリの湯本鹿の湯より、こっちの方が好みです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/97/f7915815c528b3ed22acf47ae759a4e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e8/9875ed75485a80b21a042195ccb998aa.jpg)
【写真 上(左)】 大露天の湯口
【写真 下(右)】 小露天
露天から内湯に移動してまったりしていると、ホロ酔い気分のお客が姿を見せはじめ、くるはくるは、あっという間に20人超の大混雑に・・・。たまらず撤収し、露天をのぞくと、そこでは酒盛りがはじまっていました(^^;;)
ロビーは団体向け巨大仕様、館内は簡素ながら集団移動できるようにつくられています。低価格で団体集客を狙う”おおるりグループ”ですが、ここまで徹底していると、もはや感動さえ覚えます。
なお、小露天は入りませんでしたが、ここは妙に開放的で、下手すると前の道から丸見えなので要注意(屋根はある)。お湯はいちばん白味が強いように感じました。
なにかと先入観が先立ち”スカ”と思いがちな施設ですが、なかなかどうしてお湯は一級品。800.01L/min自然湧出の底力をみせています。
混雑が難点ですが、昼食時を狙えばゆったり入れるのでおすすめです。
含硫黄-Ca・Mg・Na-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型) 40.1℃、pH=6.1、800.01L/min自然湧出、成分総計=1.333、Na^+=55.3mg/kg (20.05mval%)、Mg^2+=44.8 (30.73)、Ca^2+=108.5 (45.09)、Mn^2+=1.6、Fe^2+=0.1、Cl^-=44.8 (10.47)、HS^-=2.9、SO_4^2-=359.9 (62.02)、HCO_3^-=196.5 (26.66)、陽イオン計=227.4 (12.01mval)、陰イオン計=604.4 (12.08mval)、メタけい酸=208.1、メタほう酸=4.8、遊離炭酸=261.8、硫化水素=26.2 <H15.12.12分析> (源泉名:高雄温泉)
〔 2006年9月20日レポ 〕
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