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■ 宮の湯天然温泉 「小さな旅 むさしの湯」 (木の湯)

<宮の湯天然温泉「小さな旅 むさしの湯」> (さいたま市見沼区、10:00~24:00(土日祝9:00~)、600円(土日祝700円))、048-680-7634)
オフィシャルHP

スーパーマーケットチェーンのマミーマート系列が運営するスパ銭に7/21温泉を導入したもの。桃猫。さん、みみさんの速攻レポあり。
大宮駅東口から延びる県道214と第二産業道路が交差する「南中野南」交差点から県道を東に少し走った右手道沿い。右折in可です。大宮駅からだと3kmくらい。
2層の建物はさほど大きくはなく、とくに受付まわりはせせこましいですが、2階には休憩所もあって見た目よりはゆったりとしています。
みみさんご指摘のとおり浴場へのアプローチはいきなり和モード入ってなかなかのすぐれもの。脱衣所もまあまあゆったり。

浴場は「木の湯」「石の湯」があり、男女日替り交代制。偶数日のこの日の男湯は「木の湯」でした。
浴場はさほど広くはないですが巨大浴槽がいくつかあって圧巻。浴槽は露天も含めすべて木貼りです。
窓の広い開放的な内湯ゾーンに温湯(10人以上)、熱湯(20人以上)、ドライサウナ、水風呂(冷たい、カルキ臭)と座湯。内湯はすべて真湯ですがカルキ臭はほとんどなく、意外に入りごこちかいいです。
露天ゾーンは全槽温泉使用。大露天(20人以上、屋根付、適温)、杜の湯(10人弱、屋根付、ぬるめ)、満天の湯(大樽風呂、5.6人、ややぬる)、かわり湯(15人、この日はセラミド、一部屋根付、ややぬる)と寝ころび処。ベンチもあってそこそこなごめます。
カラン25(内セパ式4)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。週末19時で40人前後と意外に空いてました。

大露天は木の湯口から大量投入+側面注入で底面吸湯+軽いオーバーフロー。杜の湯は木の湯口から投入+側面注入で底面吸湯+上面排湯。満天の湯は木の湯口から大量投入でオーバーフローなくたぶん槽内排湯。

お湯は大露天・(かわり湯)と杜の湯・満天の湯でぜんぜん違います。
大露天はやや黄色がかった透明で味不明、かなり強いアンモニア臭+うがい薬系薬品臭はたぶん希釈循環でしょう。
杜の湯・満天の湯は茶色うすにごり、満天の湯は透明度50cm、杜の湯は60cmで満天の湯のほうがにごりが強いです。お湯の濃度感は、満天の湯 > 杜の湯 > 大露天の順では。

強塩味+薬品味にアンモニア臭+うがい薬系薬品臭、特別な湯ざわりはなく、かなりの濃度感とアンモニア臭とうがい薬系薬品臭が出張っているイメージは前橋の「七福の湯」や武蔵野市の「湯らく」に近いかと。塩味からすると高張泉的なイメージはありますが、何となく単調。総鉄は4.7mg/kgもあるのにほとんど鉄のイメージがないので、除鉄濾過はあるかと思います。「木の湯」だけみたら平野部の化石海水系では平均的なお湯かな。

一方、当日女湯だった「石の湯」ですが、連れによると露天の壺湯(1人×2、2人×1、計3)はやはりかけ流しだったらしく、ややぬるめの濃い茶系のにごり湯で塩と鉄のイメージ濃厚。そのわりにあまりほてらずじっくりと入れるなかなかのお湯だったとのこと。
で、温泉好きは「石の湯」狙いかと。次回は「石の湯」を攻めてみたいと思います。

Na-塩化物温泉 35.8℃、pH=7.3、461L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=14.403g/kg、Na^+=4742.3mg/kg (85.39mval%)、NH4^+=13.1、Mg^2+=243.8、Ca^2+=255.2、Sr^2+=1.7、Fe^2+=0.6、Fe^3+=4.1、Cl^-=8236.3 (97.38)、Br^-=30.7、I^-=5.7、HCO_3^-=356.3、陽イオン計=5318.2 (241.56mval)、陰イオン計=8629.0 (238.58mval)、メタけい酸=52.0、メタほう酸=24.9 <H17.9.29分析> (源泉名:宮の湯)

〔 2006年7月31日レポ 〕
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