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■ 武蔵野温泉 「湯らく」

<武蔵野温泉「湯らく」>(東京都武蔵野市、6:00~翌1:00、1,560円(タオル・バスタオル・館内着付)(6:00~8:00/22:00~翌1:00 1,050円)、0422-52-1611)
オフィシャルHP

2004/5/13にオープンした日帰り施設で、五日市街道「関前3丁目」交差点の北側、都道36保谷志木線沿いにあります。広々とした道路沿いに地味めな外観はあまり目立ちません。館内は和風でもなく洋風でもなく特徴は薄いですが、出来たてなのでさすがにきれい。B1F(岩盤浴など)、1F(ロビー、食事処など)、2F(メイン浴場)、3F(ボディケアなど)の4層構成ですが、B1Fと3Fは確認しませんでした。別館には障害者専用温泉もあるようです。

男女別の浴場には、高温槽(黒みかげ石枠タイル貼10人以上)&つながって洞窟状の瞑想浴槽(10人位)、中温槽(同15人)、ジェット浴槽(2人)、水風呂、サウナ?に露天(伊豆石枠鉄平石貼10人以上)。露天には休み処もあります。

高温槽は石の湯口から熱湯を投入で底面吸湯。中温槽は石の湯口から投入+側面注入で底面吸湯。
露天は岩から突き出た2本の塩ビパイプからの投入で、上面排湯口からの流し出し。塩ビパイプの1つはぬるめ、1つは熱めで、ぬるめの方がきもち透明感があって鮮度が高いように感じました。(浴槽側面に注排湯口ありましたが作動していなかったよう)
お湯の鮮度感は、露天 > 中温槽 > 高温槽 > ジェット槽の順かと思います。
カラン17、シャワー、シャンプー、ドライヤーあり。土曜13時で4.5人と空いていました。

お湯はかなり好みのものでした。
紅茶色透明のお湯(露天ではクリーム色&茶色の浮遊物あり)は、強塩味+微苦味。甲府エリアによくあるお香系のモール?臭+アンモニア臭+弱うがい薬臭。
高温槽ではうがい薬 or タール臭がかった薬品臭。はっきりとしたツルすべと強食塩泉らしい重厚な浴感があり、よくあたたまり発汗します。浴後はややベタつきが出て温まり感が持続するのでどちらかというと冬向きのお湯。
モール?泉系と強食塩泉系の特徴を兼ね備えた、かなり力のあるお湯かと思います。

ジェット槽のお湯はやや趣が異なって、赤味が弱くビール色で気泡で白濁。
モール?臭はほとんど感じられず、ツンとくるアンモニア臭が際だった印象。
やませみさんが、(お湯がくたびれて)他の臭い成分が抜け、しつこく残るアンモニア臭が目立っている旨コメントされていましたが、たしかにそんな感じかと。
でも、異臭ファン (^^; としてはこれはこれで嫌いじゃないです。
また、ここでは、たぶんかなりのアワつきがあります。おそらく人工的なものですが、これもこれで気持ちがいいです。

近場で力のあるお湯を楽しめるなかなかの施設かと思いますが、いかな高額所得者が多い武蔵野市とはいえ、どう考えても1,935円(しかも岩盤浴別料金)は高い! 客数を抑え客単価で稼いでいく営業戦略としても、土曜午後なのにこの空き方で大丈夫かしら?タオル・館内着なしの一浴コースを3ケタで設定してくれれば通いのお湯になるのですが・・・。
食事処はメニューが豊富で味も良く、値段もさほど高くないのでおすすめです。

Na-塩化物強塩温泉 36.2℃、pH=7.6、160L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=20.75g/kg、Na^+=7216mg/kg (89.90mval%)、NH4^+=104.0、Mg^2+=143.7、Ca^2+=232.9、Fe^2+=2.4、Cl^-=12040 (97.05)、HCO_3^-=564.4、Br^-=59.5、I^-=25.4、陽イオン計=7929 (349.2mval)、陰イオン計=12690 (349.9mval)、メタけい酸=90.7、メタほう酸=10.5 <H16.3.4分析>

〔 2004年9月2日レポ 〕

※当初入館料1,935円(タオル・バスタオル・館内着付)は、料金改定になっています。
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