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■ 安定の昭和品質?

10日午後、NHKが総合で放送した「伝説のコンサート”わが愛しのキャンディーズ”リマスター版」、見忘れたけどかなり反響が大きかったようです。
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■ 微笑がえし - キャンディーズ メモリーズ

※ 埋め込み不可なので、↑ リンクしてきいてね。

改めて聴いてみると、歌うまいわ。
ブレスがしっかりしているし、ビブラートもロングトーンも、ヒーカップさえ繰り出してる。

なんといっても、曲が抜群にいい。
メロディとハーモニーとリズムのバランスがしっかりとれていた時代。
この時代って、プロが2人以上で歌ったらハモりはお約束。
数十人で歌ってもユニゾンって、いまじゃふつうだもんね・・・。

そしてアレンジと演奏がしっかりしている。
プロがプロとしてきっちりお仕事してる。

だから難しい楽曲でも、難しくきこえずに自然に耳に入ってくる。
それと、ほしいところにほしい音を放り込んでくるこの感覚。

これが、安定の昭和品質のポイントなのか・・・? 

1970年代後半、これからピークに向かう日本の歌謡・ポップス界。
その1978年(昭和53年)4月4日のタイミングでの引退か・・・。
いまから考えると、いろいろと思うところはありますわ。

↓ こういうのも、安定の昭和品質ならではか?

■ 【高画質】 久保田早紀 - 異邦人 (シルクロードのテーマ) 【夜のヒットスタジオ 生演奏】 

1979年(昭和54年)10月1日リリース、登場2回目とのこと。

■ 世界でいちばん熱い夏 - プリンセスプリンセス 

1987年(昭和62年)7月16日リリース。
初登場?ではんぱじゃない安定感! ザ・ベストテンのスタジオを完璧にライブ会場化してる。
やっぱりこれを超えるガールス・バンドは出ていないのでは?

(キャスターさん)「今日は岐阜から小田原への移動中ということでお越しいただけませんでした。」
(徹子さん)「あらぁ、だったらどっかのフラットフォームで歌っていただくとか、できなかったんでしょうかね~」

↑ いまだったら、ぜったいあり得ない発言。

■ チェリーブラッサム - 松田聖子

これ、ほんとに歌ってるよ。
それで、この安定のパフォーマンス。プロだわ・・・。

↑ いまだったら、ぜったいあり得ない中継(笑)

■ みずいろの雨 - 八神純子

1978年(昭和53年)9月5日リリース。
伸びまくるハイトーン! そして透明感。
こんな強引なハイトーン連打、たぶん自作じゃないとつくれないと思う(笑)

■ Teenage Walk - 渡辺美里 

1986年(昭和61年)5月2日リリース。
初期の小室哲哉の作曲。
この意表をついた転調は、たしかにタダモノじゃない感を漂わせていた。

■ LOVE (抱きしめたい) - 沢田 研二

1978年(昭和53年)9月10日リリース。
この年の『第29回NHK紅白歌合戦』の大トリ曲。
そういえば、この頃の紅白って、ほとんどその年のヒット曲で構成できたもんな。
とゆ-か、だいたいの曲がスタンダード化してるし・・・。

■ YES MY LOVE - 矢沢永吉

1982年(昭和57年)2月20日リリース。
当時CMでヘビロテされてた。
オトナの余裕感。時代を物語ってる。

■ 君は薔薇より美しい - 布施 明(当時31歳)1979 OA

1979年(昭和54年)1月17日リリース。
声がいいわな。それと声量。

当時は 音楽的には、洋楽 > ニューミュージック > 歌謡曲 的なヒエラルキーあったような気もするけど、そいつはまちがいでした。
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