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■ 東京五輪のセレモニーソング ~ 日本の歌うま女子の底力 ~(本編)

字数オーバーしたので、つづきをつくりました。

2021/08/09 UP

いや~、出てくる出てくる、閉会式関連のネットニュース、そしてコメント。
あきらかに提灯記事とみられるニュースも、すぐにNGコメントで埋め尽くされるという異常事態。

↓ こういうのがニュースになるって、どこかに救いを求めたくなるってことか。
【閉会式】日本国旗「ハートマーク」に写りSNS沸く「世界に愛を届ける感じ」「なんか平和を感じる」(スポーツ報知8/8(日) 20:45配信)

コメントで気になったのは、「世界に対して恥ずかしい。」「日本に自信がもてなくなった。」「日本の凋落を実感。」などという、この国に対する落胆の声。
五輪って国の威信を高めたり、国民としての誇りを高揚する場でもあったりするわけでしょう。(目的ではなく、結果として。フランスの映像なんて、まさにそういう感じだった。)
そんな場で、国民の自信失わせてどうする。

これを挽回する最後のチャンスが、じつはひとつだけ残されています。
パラリンピックです。

開催できるかわからんけど、開催できたとしても会場にたくさんの人間入れて長々とセレモニーはおそらく無理だと思う。
中止になったとしても、「パラリンピックへの日本からのメッセージ」というかたちで、ワールドワイドな場を設けることは可能だと思う。
だから、いずれにしても映像編集がメインになると思う。

となれば出演交渉も、リハもいらない。(著作権の問題はあるが)
これまで日本が蓄積してきた数々の名コンテンツを、それこそ「日本の職人芸」で編集かければいいんじゃね?

問題はコンテンツのチョイスだが、SNSで広く希望コンテンツ募ってつぶやいてもらい、人脈も思惑もなしに多い順に採用してったらいいんじゃないかと。

あまりにも時間がないが、それこそ日本の誇りをかけて、乾坤一擲の大勝負をかけてもいい状況かと。

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■ となりのトトロ (主題歌) さとのうた Totoro Theme


■ By Your Side - Wise feat Kana Nishino


■ 今好きになる。(HoneyWorks) ver かぴ(歌ってみた)


■ Dreaming Sheep - 中恵光城


■ Saikou no Kataomoi (最高の片想い) - SachiTainaka


↑ こんなキャラやクリップやパフォーマンス生み出せるのは日本だけだよ きっと。
勝負かけどころは、たぶんオペラやミュージカルじゃない。

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2021/08/08 UP(閉会式後)

閉会式。
ちょっと言葉がみつかりません・・・。

ど-してスカなんだ? ここはジャマイカじゃなくて日本だが。
宝塚の君が代はま-わかるとしても、前半のパフォのばらばら感と内輪ウケ感がハンパなかった。
「東京の日曜日の(いつもの)公園」って、んなもん世界の人々見たかないかと・・・。

誰かと思ったらmiletか・・・。
まぁ、人気あるみたいだし、ソニーミュージック系だからね(笑)
でも、この人の声に「愛の賛歌」は合っていないと思う。声が前に出ていなかった。
それにどうして「愛の賛歌」? シャンソンじゃん。
ことあとでフランスは自己PRかけるんだから、そこまで忖度しなくてもいいのでは。
んで、またまた評価の定まった「第九」か・・・。

坂本九さんの「SUKIYAKI」、曲としては悪くないけど、「いまだにこれしかないんか??」と思われる可能性大。
「SUKIYAKI」の全米ヒットは1963年。ここから日本でどれだけの名曲が生まれたことか。真面目に考えてほしい。

DJの切り口はあるのかもしれないが、この場ではもっと発信すべきものがあったような気がする。
「紅蓮華」、歌わないのか・・・、いろいろ小出しにすればいいってもんじゃないと思うが。
「東京は夜の七時」、この曲、イントロのナレーションからワンパケで完結してるんだから、アレンジかけちゃダメでしょ。

パフォーマーたちに罪はないし、それぞれにベストを尽くしたんだろうとは思うけど、それ、ここでやるか? ってのが多かった。
それに、とくにサブカル系はたいてい路上や小箱の会場で真価を発揮するもの。
それを、このワールドワイドの超大箱の場で成果出せって、期待する方がはなから間違ってる。

ほんとに、演出陣のセンス疑うわ。
発想が安易かつ凡庸すぎ。
(というか、いろいろ大人の事情が多すぎ身動きとれなくなって、投げちゃった?)
それに、??がつくパフォーマーの経歴みると、たいてい外国生まれだったり、海外のコンテストで受賞してる。
そこまで日本の文化に自信がないってことか?

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どうせスカでラテンやるなら、いっそのこと待望の声が高かった ↓ これやった方がよかったんじゃないの。理屈ぬきに楽しいし。
【公式】松平健「マツケンサンバⅡ」 MV

「多様性と調和」って連呼するなら、↑ こそ、そうなのでは?(笑)

空中五輪マークと和太鼓と(盆)踊りと東京音頭は悪くなかった。
とくに東京音頭の りお?ちゃんの綺麗なハイトーン、透明感あってよく通っていた。
(この子、カラバトに出てなかったっけ?)

(盆)踊り、アイヌと沖縄は「日本のなかの多様性」を示す意図かな?
秋田の「西馬音内の盆踊り」、岐阜の「郡上踊り」は「日本三大盆踊り」からのチョイスだと思うけど、「阿波踊り」が入っていなかったのは疑問。
テンポのある「阿波踊り」が一番外国人受けすると思うが・・・。

それと、踊りの映像が俯瞰的すぎていまいち迫力がなかった。
もっといい映像いくらもあると思うが、急いでかき集めたのかな?(笑)

いろいろテンコ盛りするんだったら、↓ この動画流した方が良かったんじゃね?
■ Bienvenido a Japón-YOKOSO! JAPAN-ようこそ日本


さきほど、メールでやりとりしたデザイン系の仕事してる知人からも、こんな感想が・・・。
「それにコスチュームがひどい。今回はメダル贈呈式の居酒屋服に象徴されるように全てが低レベルです。死者への追悼がなんで、あの彩度の高い服?? 逆に締めは地味過ぎて哀しすぎる。大竹しのぶの演技力も逆に作用した感じ。コシノジュンコ氏等世界的デザイナーも泣いているでしょう。」
演出や音楽だけでなく、コスチュームもダメダメってことか・・・。

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「コロナ禍のもとの東京五輪」は世界の共通認識なんだから、いっそのことお膝元の深川不動尊(成田不動尊)のお不動さまにスタジアムまで出開帳いただいて、コロナ鎮護を祈願するとか・・・。
(「ここ東京の地は、五色の目の色をもつ五体のお不動さまに守護されているという伝承があります。」というコメントを交えて。→ ■ 江戸五色不動の御朱印 ~ 江戸の不動尊霊場 ~、五色不動は青、黄、黒、赤、白、五輪マークは青、黄、黒、赤、緑で、こんなところからも話題が広がるかも。)

■ 成田山 東京別院 深川不動堂 お護摩修行 (深川不動尊公式Webより)

じっさいには宗教上の問題があるのでむずかしいとは思うけど、深川不動尊のお護摩、かなりのインパクトがあります。(ほら貝+太鼓四連)

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一番の見せどころ、ラストのメインは「星めぐりの歌」。
歌詞はさすがにうつくしいし、曲としても悪くないが、この場で演じる曲なのかな?
これから苛烈なコロナ禍との対峙に向かう日本国民のためにも、もう少し高揚感や明るさのある曲のほうがよかったのでは?

たとえば、(やっぱり)こんな曲 ↓
■ 夏の終わりのハーモニー - 井上陽水&安全地帯



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いまさらいっても詮ないけど、↑ や、さきほどUPした↓ の曲、どれか1曲でもフルで演奏したら、場の雰囲気も評価も変わっていたと思う。

だって、これほどのレベルの若いオーディエンス、いるんだよこの国には、たくさん・・・。 ↓
五輪のセレモニー、彼ら、彼女たちの落胆は大きいんじゃないかな・・・。
■ We are - ONE OK ROCK

↑ 唐突だけど、このLIVEビデオで流した方がインパクトあったのでは?

↓ ” 音楽の力 ”だと思う。
【18祭】ONE OK ROCK 『We are』| 18Fes | NHK

「閉会式の内容に酷評」を報じるニュースへのコメント。
「20代ですがパリ五輪の映像と閉会式のクオリティーの差に悔しさを感じました。自分たちの世代が努力して今の日本を変えていかないとと思わせてくれただけ開催した意義はあったと思います。」
こんな状況をつくりだした上の世代として、本当に申し訳ない。
この国にはすばらしい感性もっている若い世代、たくさんいるから、どうか頑張ってほしい。


五輪とはぜんぜん関係ないけど、
J-POPのレベルの高さをむりやり知らしめるとか(笑) ↓
【絶対女王・新妻聖子🎤「白日」歌唱動画】関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦


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それにしても、フランス空軍のトリコロール、圧巻すぎた。
それと国歌のアレンジメント。
カメラアングルも映像の質も抜群で、さすがに芸術の国だと思う。

でも、そんなフランスの人たちが愛してやまないのが、日本の文化なんだけどね。

■ 祈りにも似た美しい世界 - KOKIA Live in Paris 2007

↑ のライブに来てたパリの人たち、今日の閉会式視て、どう思ったんだろう。

コロナ除けの花火。
日頃、東京ってふつうに ↓ こんな凄いパフォーマンス繰り広げてるのに、
どうして五輪のセレモニーでできない??

■ ワンオクをBGMに盛り上がるフィナーレ!2019神宮外苑花火大会【日刊スポーツ】

「日本では古来から疫病除けに花火を打ち上げてきました。世界中のみなさまもコロナ収束を願って一緒にご覧ください」って、時節柄けっこう説得力あるかと。
それに、コロナ禍で困っている花火師さんたちの支援にもなるし、世界に向けて「繊細で美しい日本の花火」をプロモートできる絶好の機会じゃないの。

↑ こんなことしたら、観客殺到して密になる的なコメントあるかもしれないけど、
来る人間はなにやっても来るし(ニュース)、事前告知しないでこの時間(4分弱)だけなら、花火見物だけに来る人はすくないと思う。
スタジアムの花火(防火上の制約でたぶん大したことできない、それに欧州製らしい)と神宮外苑(尺玉はむりとしても、国産で↑ のようにテクニカルで繊細なやつ)の2ヶ所で花火の競演したら、かなり面白いことになったのでは?
それに、↑ こういうふうに、BGMでワンオク流したら一石二鳥だったと思う。

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デイリースポーツ8/8(日) 21:51配信
■ 閉会式 酷評続く 途中退場する選手も続出 SNSでは「つまんない」急上昇
さすがに今回は腹に据えかねたって感じのコメント満載。しかもどんどん増えてる。
「学芸会」っていうワードがやたらに目立つ。
コメントの「もう本当にやめて…」って、ほんと情けなくて涙でてきた。

別のコメントに「(おそらく日本の魅力をよく知っている外国人が)期待外れだったそうな。こんなはずは無い、いろいろ何かあったんだろうと同情された。」とありましたが、たしかに日本好き、日本通の外国人は等しくこんな感想を抱いたのではないか。
でも、日本に理解のある外国人はそう思ってくれるかもしれないが、圧倒的大多数の世界の人々はほとんど日本に対して関心も理解もないからね。
「ふ~ん、日本はこの程度か・・・」と思われて即終わり、ジャンジャンですよ。

だから、五輪は特別なのです。
ふだん、日本になんの関心ももっていない人々に、日本のコンテンツをほとんど強制的に発信できる唯一無二のチャンスだから。
でも、それだけにしくじると恐い。諸刃の剣。

こんなんだったら、結果論かもしれないけど、式典のコンテンツ内容国民の人気投票で決めた方がよかったかも・・・。
税金使ってるんだし、これだったら評判悪くてもあきらめつくかと・・・。(意外に受けると思う。冗談抜きで、業界人より一般人の評価の方が的を得ていること多々あり。)


日本に発信するものがなにもなければ、「やっぱりフランスすげー」でおわるところかもしれないけど、世界に発信できる優れもの、あり余るほど持っているこの国なのに・・・。

どうか、これを奇貨として、優れたものが正当に評価され、きちんと発信されていく、まっとうな社会になっていきますように・・・。

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2021/08/08 UP(閉会式前)

ついに閉会です。
この厳しい状況で、どういう閉会式ができるかわからんけど。
開会式でMISIAが示したとおり、やっぱり音楽の力は大きいと思う。

開会式では、ロクに日本の曲も歌手も歌わせてもらえなかったんだから、
閉会式くらいドメスティックに決めてもバチはあたらんと思う。
あっ、それと、異文化(ルーツの異なる芸術)を安易に組み合わせても、たいていハレーション起こすだけで「多様性の表現」にはならんからね。開会式でわかったと思うけど・・・(笑)

本当のところ、
よけいな演出もアレンジもなく、
腕ききのミュージシャンと観客が加わって生み出すシンプルなステージが、いちばん人の心を打つのでは?
(今回、”観客”はムリだが・・・。)

■ Credens Justitiam - Yuki Kajiura(FictionJunction)


■ 渡良瀬橋 - 森高千里


■ 夢の途中 - KOKIA


■ Goodbye Yesterday - 今井美樹


■ Endless Story - Yuna Ito


■ 時代 - 薬師丸ひろ子


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2021/07/31 UP

↓ 1990~2000年代の別記事書いてて、思いつくまま芋づる式に引っ張ってきたメジャー系の名曲たちです。
こういうメロディに満ちあふれた曲をチャート上位に押し上げてきた国。そして歌い継いでいる国。

■ アジアの純真 - PUFFY


■ Aitai - 加藤ミリヤ


■ Over and Over - Every Little Thing


■ SEASONS - 浜崎あゆみ


■ 君って - 西野カナ


■ Can You Celebrate? - Namie Amuro 安室奈美恵

J-POP史上屈指の神曲。
作者も歌い手もいまは一線を退いてしまった。

10曲の「CAN YOU CELEBRATE?」

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2021/07/29 UP

7/27(火) 21:12配信 Tokyofm plus(→ こちら
見出し:東京五輪、国立競技場に山下達郎、大貫妙子ら「シティ・ポップ」が鳴り響く!?
「開会式が始まる前と終わってからしばらくの間、会場内にBGMが流れていたんですけど、大貫妙子さんの『都会』や、山下達郎さんの曲とか、いわゆる邦楽のシティ・ポップが流れていたんです。」

まじか?
やっぱり似たようなこと考えてるスタッフもいるんだと・・・。
それに、ときどきスタジアム(アスリートの休憩時間など)でけっこういい音楽流れてる。
画面にクレジット流せばいいのに・・・。

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2021/07/26 UP

開会式で、海外も含め評価の高かったプログラムは、
・MISIAの君が代
・ドローンの空中エンブレム~地球
・入場バックのアニメソング
・人間ピクトグラム(一部でかなりの高評価)
あたりか・・・。

MISIAはいつもより、透明感のあるハイトーン繰り出してたと思う。
ドローンの空中エンブレム~地球は、シンプルに綺麗。

やっぱり求められているのは、問題提起よりもシンプルな美しさとか鮮やかさ、そして日本らしい繊細さのような気がする。
イメージからすると、こういう感じか? ↓

■ 心の糸 - 池田綾子 -Flower PS3 game-

映像に動きがあって綺麗。曲調も繊細。

■ ひらひら ひらら - ClariS

日本の国花は菊と桜とされています。
イラストもビジョンで世界に発信したいレベル!

↓ こういう曲は、ワールドワイドでみても貴重なので、閉会式とはいわないが、もっと発信してもいいと思う。
歌の女神が舞い降りた国 / 美メロ&ハイトーン&透明感の癒し曲50曲

復興五輪なら、この曲1曲だけで伝わるかも。 ↓
どうしようもない無力感と、つながって復興に向かう気持ちのうごき。
■ SUPER MOON - 藤田麻衣子


コロナに立ち向かうストーリー感訴求するなら、奇を衒わずにこういった切り口かも? ↓
民間企業のPVだから、これは使えないが・・・。
■ JAL 企業PV 「I Will Be There with You ~日本語版~」 All for sky


↓ スタジアムの空き時間にBGMでひたすら流しつづけるとか(笑)。やっぱりこれも使えないけど。
■【作業用BGM】JAL搭乗音楽 I Will Be There with You 1時間半耐久 JAPAN AIRLINERS Boarding music 1.5 hours loop


「イマジン」使わなくても、世界に訴えられる曲たくさんあると思うけどね。
この国には。

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2021/07/24 UP

開会式。
MISIAはさすがの安定感。
アレンジは賛否両論あると思うけど。

映像映えしたドローンの空中エンブレム~地球がかなり盛り上げてくれたけど、続くここぞのタイミングでイマジンかぁ・・・。
しかも日本人の歌唱なし。
んでもって、クイーンに点火前はボレロ!?

世界的・歴史的に評価の定まったものしか起用できない???って、
まさかプロ中のプロのディレクターの音楽観(というか文化観)が、じつは確立していないのではという肌寒い疑惑(笑)

世界的に評価の定まった曲を評価の定まった方々が歌うのは ”多様性” ではありません。
これまで、ずーと書いてきましたが、いまの日本は世界でも希な優れたコンテンツもってるんだから、
これを最高のかたちで世界に発信することこそが ”多様性” では?

音楽の小間切れ感がハンパなかった。
↓ 名手が集って名曲歌ってさえ、やっぱりひとりひとりのオリジナル曲の深みには及ばない。話題性はあるけど・・・。
■ We Are The World  アーティスト名&歌詞付 日本語訳付


伝統芸能にしても、わけのわからん演出は控えて、
「お勧めの演目をベストのメンバーでお願いします。」って一切任せちゃえば、
意気に感じる日本の才能たちは、最高のパフォーマンスを提供してくれると思う。


ほかにも思うところはいろいろあったけど、詮ないことなのでコメントはやめときます。

閉会式まではまだ時間がある。(開催できれば、だけど)
短くてもいいから、日本の文化や誇りをしっかり発信して、今回の愚を辱いでほしい。


〔しつこく、また書きます(笑)〕
いまのこの国って、音楽に限らずすばらしいものたくさんもっているのに、
ぜんぜん発掘できてなかったり、余計な手を加えておかしくしたり・・・。
いいものは、シンプルにそのまま発信するほうが伝わると思うが・・・。(オーバープロデュース不要)

■ Pray - 今井美樹


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2021/07/23 UP

2021年07月23日 10時44分 スポーツ報知配信 → 記事
見出し 「MISIA、東京五輪開会式で君が代歌う」

東京五輪のセレモニー関係でひさびさの(というか初めての?)納得のニュース。
不祥事で痛手を負った、日本のPOP音楽界の反撃ののろしとなるか。

アイノカタチ - MISIA feat.HIDE GReeeeN (from 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON Live Ver.)


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2021/07/22 UP

こんどは ”解任” だそうです。
でも、予定通り実施とのこと。

根源は "人脈" なのか?

それにしても、どれもあまりに問題がデリケートすぎる。
経済界(スポンサー)だって、もはや距離を置くしかない展開か?

日本は古来「言霊(ことだま)」の国で、「言挙げ」にはすこぶる慎重なはずなのに。
よりによって世紀の局面で、「言葉」によってここまで追い込まれるとは・・・。

覆水盆に返らず。
ここまで失墜した日本のイメージを、どこでどうやって挽回できるのか。
イメージすら湧きません。

ある有力広告代理店さんの調査です。
(→ リンクはこちら(PDF)/H24.7.4ニュース・リリース
今回のコロナと五輪の一連の不祥事で、日本や日本人のもっている強みや魅力が封じ込められ、毀損されてしまったことがわかる。

コロナも五輪も、どうかこの国にとってよい方向に収まりますように。
ただただ祈ることしかできません。

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2021/07/19 UP

辞任だそうです。
どうしても開会式やるなら、音楽は生じゃなくてビジョンでYouTube流したら?
これだったらアーティストの準備も感染リスクもゼロだし・・・。

個人的には、梶浦さんなんだよね。やっぱり。
梶浦サウンド総ざらい!(&「炎」-homura)

■ Everlasting Song - FictionJunction

YouTube Vers.
梶浦語も話題性あり?

振り付けて踊ってるんじゃなくて、おのおの勝手気ままな(?)自然なステージング。
でも、コーラスは一分の隙もないアジャストぶり。

〔 Solo Parts 〕
0:27~ / 3:47~ 貝田由里子
0:56~ / 4:15~ KAORI (織田かおり)
2:50~ / 6:26~ KEIKO (窪田啓子)
3:17~ / 6:57~ WAKANA (大滝若菜)
※5:44~ めずらしくユニゾン。強力すぎ。

ヴォーカルやキーボード(梶浦さん)だけじゃないよ。
ギターもドラムスもベースもバイオリンも、粒ぞろいの実力!

■ 夢の大地 - Kalafina

解散してしまった伝説のユニット。
梶浦さんならではの壮大感。

でもって、いきなりのシティ・ポップ。夏まっさかりだしね。コロナ禍だけど。
世界がどう反応するか・・・。
■ Sparkle - Tatsuro Yamashita


そして、ワンオクかな・・・。
■ TakaMC「親父に向けて作った曲です」 Nobody's Home - ONE OK ROCK

~ 僕らに出来ることは アルバムを作って ライブをすることだけです それ以外に出来ません ~

■ Wasted Nights - ONE OK ROCK [Official Video from "EYE OF THE STORM" JAPAN TOUR]

ワンオクのLIVEって、オーディエンスのレベル高くてリアクション抜群。
こんな素晴らしい曲つくれて、演れて、こんなライブパフォーマンス展開できる国って、そうそうないと思う。
takaのヴォーカルだけじゃなくてこの超絶アンサンブル。聴く人が聴けばわかる。

↓ これでとどめか・・・。
■ 時代 - 薬師丸ひろ子


音楽の神様がおわす国、日本。

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海外も含めて大炎上中。
内容が酷すぎるからね。

これは辞任不可避かもしれぬ。
で、どうするの?

結局グダグダの大崩れ。
重い十字架を背負ってしまった日本の音楽界。
挽回するには相当なパフォーマンスが必要だと思う。

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もう、演出なんていらないんじゃね?
日本のすぐれた才能たちが、淡々と自らのパフォーマンスを演じるだけでいいのでは。
余計な演出するよりも、インパクトあるかも・・・。
(すんません。開閉会式をついつい全世界向けのLIVE会場(てかプロモーション・タイム)にしちゃいました。って(笑))
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↑ 本当はいまこそこういう状況なんだと思うが、時間がなさすぎるし、敢えて火中に飛び込むアーティストがいるかどうか・・・。
歓迎会やってるんだから、主催者サイドには開会式中止の択はないと思うし・・・。

☆東京2020オリンピックの開会式でパフォーマンスしてほしい歌手/テーマ曲を歌ってほしい歌手(アンケート)
2019年11月Vers.
2017年7月Vers.
2016年3月Vers.
2013年9月Vers.
調査によってかなりバラつきあるけど、おおむねこんなところなのか・・・。
2010年以降、J-POPは「応援ソング」一色に染め上げられてきたから、応援ソング候補はいくらもあると思う(内容は別として)

■ カイト

メロ綺麗だし変拍子も渋くきまってるし、スケール大きいし。これはいいと思う。
ただし、歌い手の技量に思いっきり振られる曲なので、誰が歌うか・・・。

ピアノはハラミちゃんとか・・・
倖田來未との名競演

なんにしても、時間がなさすぎる。

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2021/07/18 UP

パワハラ、ルッキズムときて、今度はいじめかよ・・・。
もう、いい加減にしてほしい。

あっそ~、渋谷系だったの。そ~なの・・・。
渋谷系って、なんだか括り切れなかったし、ビジュアルだったし、いまもイメージ悪くないから使いやすかったのかもね。
オルタナとかサブカルとかインディとかのキャッチでたたみかけられたら、まぁふつうの人は反論できんからなぁ。

個人的には英国系のネオアコもどきにしか聴こえんかったけど・・・。
それにオリジナリティを否定するアーティストは信用できない。

↓ どうせやるなら、このくらいのインパクトがほしかった(笑)
「オリジナリティななななぁ~い」とかいいながらオリジナリティ感満載。
■ Plastics - COPY #1


だったら(渋谷系聴くなら)、本家聴く方がいいじゃんって・・・。
(この系統の曲、ほとんどこのブログでとり上げないけど、実はけっこう聴いていた)
■ Everything But The Girl - Missing (Official Music Video)


■ The Style Council - You're The Best Thing (Official Video)


■ Aztec Camera - Oblivious (Official Video) (REMASTERED)


エオアコとか、アンビエントとか、なんか音楽以外のファクター(ビジュアルとか思想性とか)で売っていくあざとさがあって、個人的にはあまり好きじゃなかったけど。
それと、とりあえずこれ流しとけば、てか、この系統のアーティスト好きとかいっとけばセンスいいと思われた安直さがね、ちょっとね・・・(笑)

でも、↓ これはけっこう好きだった。
■ PIZZICATO FIVE / 東京は夜の七時


なんにしても、このタイミングだし、(開会式やるとしたら)もはやこの布陣で突っ走るしかないのか・・・。

↓ にいろいろとあげさせていただいた優れもののアーティストたち、いまとなっては五輪と距離を置いて正解だったかも・・・。

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2021/07/14 UP

この感染者の急増ペースじゃ、どうなるかわからんけど・・・。

「東京五輪開会式まであと9日…式典コンセプトをやっと公表」(報道/スポーツ報知 7/14(水) 18:21配信)
↑の報道によると、「共通コンセプトを『Moving Forward』と定め、『スポーツの力で世界中をつなげ、未来に向かって希望を生み出す場にしていきたい。前を向いて生きるエネルギーを、一人ひとりに届ける時間にしたい』と込められた意図を説明。また23日の五輪開会式は『United by Emotion』、閉会式は『Worlds we share』と決まった。」とのことです。

なんだかよくわからんですけど・・・。
まぁ、セレモニーのコンセプトなんて大抵 ”あってなきが如し” だからね(笑)
(ここは日本なんだから日本語でつくったれ・・・と思うが、個人的には。小粋な意訳なんていくらでもできるだろーに。)

それにしても、9日前に発表って。ホントに大丈夫?
(この状況じゃ、決まってても発表できなかったのかも・・・)

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2021/07/08 UP

東京五輪の1都3県の首都圏会場が全て無観客となることが決まりました。
報道記事
セレモニーもかな?

いま、「東京五輪 セレモニーソング」でググるとこの記事が1位、「東京五輪 セレモニー」でも上位にいます。
この記事、正直たいしたアクセス数じゃないけど、それでもこの順位ってことは、
「東京五輪のセレモニー」自体、Web的にはさして注目されていないということ?

以前、↓ こう書きましたが、

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もう、演出なんていらないんじゃね?
日本のすぐれた才能たちが、淡々と自らのパフォーマンスを演じるだけでいいのでは。
余計な演出するよりも、インパクトあるかも・・・。
(すんません。開閉会式をついつい全世界向けのLIVE会場(てかプロモーション・タイム)にしちゃいました。って(笑))
**********

どだい無理なおはなしだとは思うけど、こうなっては本当にそんな感じがしています。
多くの犠牲を払い、多額の税金つぎ込んでいるんだから、せめてセレモニーくらいは日本のコンテンツのアピールに徹してもばちは当たらないと思う。

「スポーツの力」が偉大だとしたら、「音楽の力」「芸能の力」もまた大きなものがあるから。
■ "Audizione a Cremona" | Gabriel's Oboe - Ennio Morricone | by Lena Yokoyama(横山令奈さん) | PRO CREMONA

2020/4/16。パンデミックのさなかのイタリア北西部、ロンバルディア州の病院の屋上で、現場の人々を勇気づけた日本人アーティスト。

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ワールドワイドでは絶滅の危機に瀕している”女神系ヒーリング曲”&”メロ系ハイトーン曲”。
日本にはまだまだ健在。一周まわって世界の聴衆にジャストミートかも・・・。 ↓(再掲あり)

■ Ave Maria - 志方あきこ w/ 葉加瀬太郎  


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2021/07/11 UP

さきほどTVKでふたたび最新のビルボード(全米)視てみました。
やっぱり、どの曲も同じにきこえた(笑)。↓ この曲以外は・・・。
【和訳】Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic - Leave the Door Open【公式】


70年代を彷彿とさせるヴィンテージ・ソウルを踏襲か、やっぱり。
それでもこういう曲が全米1位とって、ロングヒットになってるってことは、こういう楽曲にもまだそれなりのニーズはあるということか・・・。
2021年のビルボードチャートで'70年代マナーのSOUL聴けるとは、感慨無量すぎる。

それにしてもこのレベルの高さ・・・。
Bruno Marsの声質がセクシーすぎる。
ギャラリーのおねえたまたちも格好よすぎだし。
やっぱり本場が30年振りに本気出すと(笑)、こういうことになるのか・・・。

ひさびさに驚きの1曲でした。

ps.
思わず往年の名曲、聴きたくなってしもた。
■ Switch - Love Over And Over Again (Remix Audio Original)


どうせならSilk Sonic、↓ こういうどグルーヴ曲もやってくれんかな。さりげにうけるかも。
リズムセクションがたいへんだけど(笑)
■ Luther Vandross - Never Too Much Live


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2021/06/19 UP

東京五輪のセレモニーには、もう興味を失ってしまったけど、
この前TVで超ひさびさに最新のビルボード(全米)視た感想を交えて・・・。

正直、どの曲も同じにきこえた(笑)
リズムのサンプリングとコード進行が同じようなパターン&単調なので・・・。

Olivia Rodrigoがわりと往年の洋楽的なサウンド創ってるけど、この程度なら日本のカラバトU-18世代でも対抗できるのでは?

■ [和訳MV] Olivia Rodrigo - drivers license / オリヴィア・ロドリゴ - ドライバーズ・ライセンス [公式]│📺7月期新ドラマ『イタイケに恋して』主題歌

・サビメロが誰かの曲(styx?)にすごく似てる感じがするけど思い出せない。

〔 日本の歌姫が歌った洋楽 〕
■ One Last Time - Ariana Grande(富金原佑菜ちゃんのカバー)

多彩な声色とケレン味のない歌いまわしは、洋楽でも充分に発揮されている。

💄カトレア(加藤礼愛) 小4『Never Enough』ローレン・オルレッド🚃

歌の力でざわつく人々を黙らせる・・・の図。
1:56~ 波に乗った。ここから人々が静かになっていくのがわかる。

■ 三阪咲「If I Ain't Got You (Alicia Keys)」2018/12/28 The BAND NIGHT Vol.2 ESAKA MUSE

声に雰囲気があって、強弱のコントロール&声のまわし方が抜群で、とくにR&Bでいい味出してます。

↑ 高校生以下のアマチュアでもこのレベルだもんね・・・

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BTSが何度か全米1位とってるけど、この手の曲なら米国でも世界中どこでも(言い過ぎか・・・(笑) )つくれると思う。

■ BTS (방탄소년단) 'Butter' Official MV


それに出だしのリズムパターン、↓ に似てね?
■ Queen - Another One Bites the Dust (Official Video)
 

でも、↓ こういう曲って、もはや日本でしか(というかペンタの呪縛から抜け出した日本のアーティストしか)つくれないのでは?
あーたらこーたら文句つけてますが、それでもいまのJ-POPの状況は、まだまともなのかもしれぬ。
歌うま女子だけじゃなく、グループ(ユニット)も絶好のチャンス到来かも。

■ 未来永劫 - 神はサイコロを振らない


■ I LOVE... - Official髭男dism


■ Clock Strikes 35xxxv Japan Tour 2015 - ONE OK ROCK


個人的には踊らなくてもいいから、こういうふうに ↑ しっかり楽器演奏してほしい(笑)

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2021/03/18 UP

あらあら、またかいな。
今度はルッキズムだって、情けなや・・・。
(関係者のグループLINEの内容が、このタイミングで公になることも不思議だが。)

〔報道/日刊スポーツ 3/18(木) 0:51配信〕
「開幕が4カ月後に迫る中、式典演出のトップが交代する異常事態に開閉会式担当者は『開閉会式は大変なことになる』と青ざめた。」
実務方や事務方の方々、ほんとうに大変だと思う。
こうなったら「日本の恥」をこれ以上世界にさらさないように、ただただ祈るだけ。

もう、演出なんていらないんじゃね?
日本のすぐれた才能たちが、淡々と自らのパフォーマンスを演じるだけでいいのでは。
余計な演出するよりも、インパクトあるかも・・・。

■ 本当の音 - KOKIA


2021/03/13 UP

コロナ感染者数リバウンドしそうだし、ほんとうに開催するかどうかわからないけど、海外からの観客入れないならよけいに音楽の役割が高まるのでは?

礼愛ちゃんの驚愕のJSフェイクとか・・・。
■ 加藤礼愛 (11)(小5) / Jupiter (Little Glee Monster)

4:28~ のアドリブ(フェイク)、小5の女の子のパフォーマンスとはとても思えず・・・。

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2020/01/07UP
【見出し】パワハラで式典演出担当者が辞任 五輪開閉会式、電通社内で処分(共同通信 1/7(火) 19:00配信)

あ~、あたまクラクラしてきた。
やっぱりというか、情けないというか・・・。

ほんと式典の音楽どうなるんだろう??
Web上では日本のPOP MUSICの質の高さや魅力が広まりつつあるというに、紅白はあのていたらくだったし。
たのむから、オリンピックで音楽レベルの低さを世界にさらけだすようなことだけはやめてほしい。
(地道に良質な活動してるアーティストも、それを支える音楽好きも、それじゃあまりに哀しすぎる。)

〔開会式〕
■ Everlasting Song - FictionJunction

YouTube Vers.

■ Wasted Nights - ONE OK ROCK


〔閉会式〕
■ 果てなく続くストーリー - MISIA


■ 夏の終わりのハーモニー - 井上陽水&玉置浩二(安全地帯)


↑これでいいんじゃね?(笑)
MISIAの「果てなく続くストーリー」、2002ソルトレイク冬期五輪のNHKテーマソングだったけど、も1回!

コロナ禍のなかの五輪だとしたら、こういう歌とか ↓
■ 時代 - 薬師丸ひろ子


あと、パートパートで、↓こういった実力派のパフォーマンス散りばめられたら、式典の質は一気に高まると思う。
(いまの日本のPOP MUSICのレベルはこれだけのものがあるのに、世界にアピールできる絶好の機会をミスミス逃す?)

■ 茜色の約束 - 森 恵

突き抜けた歌唱力!

■ グッドバイ - サカナクション

グループ系だと、楽曲やLIVEの面白さからしてサカナクションもありかもしれないが、彼らは日本人ならではのびみょ~な機微が魅力のような感じもあるので、むずかしいところか・・・?

■ I LOVE... - Official髭男dism

↑ ヒゲダンはメジャー・セブンスの裏拍系なので、こっちの方が入りやすいかもしれぬ。

■ SPARKLE - 山下達郎

いきなり、Webで注目度上昇中の”シティ・ポップ”に振るのもインパクト大かと・・・。
(KOKIAとの鮮烈なコントラスト。こんなの繰り出せる国ってそうそうないよ。)

■ ノーサイド - 松任谷由実

大御所ユーミンの名曲も・・・。

■ I CAN'T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME - 角松敏生・杏里

こういう「大人な曲」も・・・。
ふたりの余裕あふれるヴォーカルの掛け合いもだけど、バックの面々のつくり出す質感が凄い。
アンサンブルの大切さを実感する一曲。

■ 潮見表 - 遊佐未森

「場」をつくり出してしまう力なら、この人かな。
演奏陣のレベルの高さもハンパじゃない。
いるんだよね、この国には、こういう才能が・・・。

■ Butterfly(バタフライ) - 木村カエラ(カバー)

コード

イントロはカノン進行(15634145)で、そのまま予定調和でいくかと思いきや、やにわに転調してヴォーカル・イン、そしてすぐにサビ。
あとは転調まじりのドミナントモーションの渦だが、バロック系の音階(?)と安定感あるクリシェが効いて破綻しそうでしない。
転調は、0:10(F→E♭/イントロ→サビ)、0:51(E♭→B/サビ→Aメロ・Bメロ)、1:44(B→E♭/Aメロ・Bメロ→サビ)、2:09(E♭→B/サビ→Aメロ・Bメロ)、2:44(B→E♭/Aメロ・Bメロ→サビ)の少なくとも5回はあると思う。
でもって、出だしのF調には結局一度も戻ってこない(笑)

それと、Bメロの1:32~「太陽は沈み」、2:32「たったひとつだけ」の(G#m) C# F# Bmaj7 / (6)2 5 1 、ダブルドミナント使用説あり。
(この節、BがトニックなのでBトニックのドミナントがF(ダイアトニックの5番目)、さらにFのドミナントがC(同)。でもってC# F# Bmaj7は2 5 1進行。) 

あと、
・(今日は)今(Gm)まで(C#dim)の(C7)
・夜は眠(D#7)り(E)朝を待つ(A♭/B♭)
・青(A6)い(E)空(F#m7)を(Esus4)舞(E)う
のコード進行は、dim、オンコード、シックスス、sus4の威力を実感するところ。

1970~80年代は、こういうメジャー・セブンス絡みのオンコードやsus4なんぞは、米国が圧倒的にトップを走っていたけど、いまじゃメジャー・セブンスの代表ジャンルが日本の”シティ・ポップ”だもんね・・・。
こういう職人芸的な曲づくりも、日本がトップレベルでは?(アニソンやボカロ曲にけっこうこの手の展開あり)

■ NEVER ENOUGH - 新妻聖子

ワールド・ワイドのスタンダードナンバーだって、この仕上がりだもんね。

黄金の世代(カラバトU-18世代)、たとえば、佐久間彩加ちゃん、鈴木杏奈ちゃん、熊田このはちゃん、三阪咲ちゃん、富金原佑菜ちゃんあたりでユニット組んでソロとりあう楽曲かましたら、なにせ全員高校生だけに、決定的なダメ押しになるかも・・・。

まぁ、いまの業界の現状じゃ、妄想でしかあり得ないけど・・・。

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追加です。

日本だからね。やっぱりアニメ系はほしいところか・・・。
■ プラネテス - 黒石ひとみ(Hitomi)


そうなると、ゲーム系やボカロ系もいきたいところ(笑)
■ Pure Love,True Love - 中恵 光城


日本を代表する才能として、本来この人は欠かせないと思うが。日本での活動無期限停止中だから・・・。
でも、こういう才能を呼び戻せるのがオリンピックの場だとも思うが。
■ This Love - アンジェラ・アキ


切りがないので、もうやめます(笑)

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2019/08/22UP
東京オリパラ開幕まで1年を切った。
セレモニーについてはプロジェクトチームが組まれ、これとは別に、サザンの桑田さんが『東京オリンピック民放共同企画「一緒にやろう2020」』の応援ソングを担当することが決定している。

でも、これだけのチャンス。業界やプロだけに任せておくのはもったいない。
というか、もう1年を切っているのにプレの動きが鈍すぎるのでは?

■ 日本と西洋の音楽の違い PART 1:音符の数、メロディーのリズムと英語が使われる理由!Japan and Western music differences(音楽 ミスチル 米津玄師 j-pop)

う~ん、そこな! 
日本ではふつうに聴かれているヒット曲も、外から聴くと違和感か・・・。

たしかに現況、海外で人気が高いのは、KOKIAやKalafina(FictionJunction)など、フェミニンで符割りが自然な(ゆったりとした)アーティストのように思う。
そういわれると、梶浦由記さんは、音節を減らすために「梶浦語」をつかっているようにも思える。
(ただしアニソン系は音節の多さや滑舌が驚きをもって聴かれている可能性があるし、Perfumeはいかにも日本的なテクノ&ダンス&演出がアピールしているような気がする。)

■ 孤独な生きもの - KOKIA

海外で人気の高いKOKIA。(こういうアーティストって、世界的にもかなり少ないと思う。)

■ アレルヤ - Kalafina


■ Erato - 志方あきこ


J-POPのメロディのすばらしさや、アニソンをはじめとする透明感あふれるハイトーンボーカルに対する海外の評価は、ここにきてますます高まってきていると思うし、あくまでも個人的感想だが、癒し系ハイトーン曲のレベルの高さは、アイルランドと並んで世界屈指だと思う。

おそらくセレモニー系は「和様モード全開路線」で走ると思うが、アマチュアをふくめたいまの日本の音楽の底力や魅力は、それだけではとてもアピールしきれない。

1970~80年代のシティポップ、小室サウンド、宇多田サウンド、セツナ系、アニソン、ボカロ・・・。
幾多の変遷を経て、いまや世界でも稀なバラエティと質のストックを備えているこの国。(楽曲も歌い手も)
発信のしかた次第では世界中をあっといわせる可能性大だが、このチャンスをみすみす逃す?

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2019/08/24
そのままずばりの動画が見つかったのでリンクしてみます。

■ 東京オリンピック開会式で演奏するアーティストをチェックして見た!!!(Tokyo Olympics 2020 五輪 Opening Ceremony)


作者のリアクションが微妙で面白い(笑)
要は、日本国内での人気に拘らず、ワールドワイドレベルで実力のあるやつらをたくさん出せ!(日本にはいっぱいいるんだから)、ということだと思う。

異論ありませぬ。その通りだと思います。

海外のアンケート?(7:53~)で、ONE OK ROCKが1位になっているのも、そういう視点からだと思う。
Takaのボーカルのスケールの大きさはたぶん天性のもの。インストの技量もばっちり。
■ Wasted Nights - ONE OK ROCK


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本題に戻ります。
黄金の世代?(←みてね!)でも書いたが、名曲とカラオケに鍛えられた、とくに13~20歳くらいの女子の歌唱力のレベルは、世界的にみてもおそらく屈指のものでは?
全国各地で「ご当地48」が生まれたのは、おそらくそんな背景もあるかと思うが、現況、彼女らが「歌のうまさ」で語られる場面はけっして多くない。
外からみたら、いまの日本はもはや「音楽の女神たちが棲む国」かもしれないのに・・・。
↑これ、誇張でもなんでもなく、30年ほども世界中のハイトーン女性ボーカルを聴きあさったうえでの感想です。

■ Everlasting Song - FictionJunction

符割りが自然で、アルト~ソプラノまでの4人それぞれがソロをとれ、コーラスパートも秀逸。そして、高揚感ある曲調。

↑こんな曲が、オリンピックに向かって(応援ソングとして)各地の「歌うま女子4人組」で歌われるようになれば・・・。
たとえば、よけいなプロモかけずにオリパラ2ヶ月くらい前に予選~決勝とし、優勝したら開会式で歌える! とか。
これ、全国各地で盛り上がると思うし、海外からの注目も集まるのでは?
(審査員の選定がむずかしいと思うが、一部、機械採点もありかも・・・。)

でも、五輪絡みでは”大人の事情”があまりに多すぎて、音頭とれる人いないだろうな・・・。

いまのこの国って、音楽に限らずすばらしいものたくさんもっているのに、
ぜんぜん発掘できてなかったり、余計な手を加えておかしくしたり・・・。
いいものは、シンプルにそのまま発信するほうが伝わると思うが・・・。(オーバープロデュース不要)
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