世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

トヨタ社長、懺悔が先だろうが!

2009年10月03日 | 日記

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トヨタ社長、懺悔が先だろうが!

なんともはや銭儲け命のトヨタ社長らしいコメントだ。エコカー補助金で売れに売れまくっているのはトヨタのプリウスのみと云う現実を物語る。
エコカー補助が継続されれば、内需でもトヨタの独り勝ちが目指せる。何と言う厚顔な企業経営者などだろう。
輸出が厳しいから、奥田、張らが舵取りをした米国市場主義をあらため内需に目を向けると云う言い草は最もだろうが自力でやれよ。
トヨタ銀行と揶揄されるほどの内部留保を要するトヨタと云う一私企業に国民の血税をこれ以上使われることはまかりならぬ!ふざけるな!

派遣社員をキャノンとトヨタ等経団連大企業が、株主利益・企業利益一辺倒で切り捨て、マスメディアへの電通を通じての影響力を行使し、自民党を影に日向に応援しまくった悪の権化のような企業群に一滴の水も与えるべきではない。

奥田(トヨタ)前経団連会長などは、社会保険庁の「消えた年金問題」を執拗に追及するマスメディアに対し「広告やめたろか!」と公言し脅し言論封殺を試みた人間をトップに抱く企業、それがトヨタだ。
自社の利益追求の為に、下請けを徹底的に虐め、時間待ちの為にトラックに排気ガスをまき散らかせた「かんばん方式」(ジャストインタイム)、「カイゼン」など国内外の製造業に相当の影響力を及ぼしたが負の遺産も相当なのだ。
国内マーケットを無視し、米国市場一辺倒がおかしくなって、大政奉還で豊田家から社長が出たからと言って、そんなこと全国的な国民には関係ない!

輸出産業は歴史的に大大がつく踊り場に来ている。これからの産業と云うイメージを民主党は早く打ち出し、このような私企業を利する政策を平気で口に出来る情勢を打破させることが重要だ。
おそらく電通がらみで、各マスメディアはこれら大広告主の思惑ニュースを流すだろう。そして言うことを聞くか聞かないかで、民主連立政権へのマスメディア総出のネガキャンを加速乃至は低減する戦略に出てくるのだろう。

トヨタよ、自ら血を流し、人を人として扱う経営姿勢を先に見せろ!
信長方式がいつまでも通じると思うな。筆者はウイロウが大嫌いだ(笑)

≪『トヨタ社長「経営どん底に近い」エコカー補助延長求める』
トヨタ自動車の豊田章男社長は2日、日本記者クラブで会見し、同社の経営状況を「どん底に近い」と表現し、依然厳しい状況が続いているとの認識を示し た。そのうえで、来年3月が期限の政府のエコカーの買い替え補助制度について、「もうちょっと続けていただけるとありがたい」と話した。 豊田氏は自動車業界の現状について「100年に1度の変革を求められている。ハイブリッド車を普及させることが我々の使命だ」と述べた。 鳩山由紀夫首相が温室効果ガスを90年比で25%減らすと国連で宣言したことについては、「(産業界に)ブレーキとならないためには、(政策的な)お手伝いをしていただかないと難しい」と話した。 米国で販売した車で、運転席のフロアマットがずれてアクセルペダルが戻らなくなる疑いが発覚したことに関しては、「米当局と協力して、原因追及を やっている。今のところ具体的な対応は決まっていない」と述べ、米国で大規模なリコール(回収・無償修理)をするか、明言を避けた。 豊田氏は6月の社長就任以来初めて記者会見に臨んだ。(朝日新聞 2009年10月2日20時37分)≫

PS:以下のニュースは鳩山首相の25%削減とも相まって、嬉しいニュースだ。

≪『三菱のジェット機、海外から初受注 米へ100機』 国産初の小型ジェット旅客機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)の開発を進める三菱航空機(名古屋市)は2日、米国の航空会社からMRJを 100機受注した、と発表した。これまでの受注は全日本空輸からの25機だけだった。今後の受注拡大につながる可能性がある。…(朝日新聞)≫

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