藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

「安心な暮らし」を望むのは贅沢か

2023年07月07日 | 雑感
 確かにニュースや新聞記事は、そうそうノンビリ楽しいことばかり掲載はできないでしょうが。

 それにしても毎日恐怖や不安を書き立てるような内容のことが多すぎるこの頃だと感じています。

 いやいや、歌舞伎の方の自殺ほう助や女優の不倫のゴタゴタではありませんよ。

 ウクライナのザポリージャ原発の原子炉上に爆薬が仕掛けられたという、身の毛がよだつこと。

パレスチナ 自治区の難民キャンプがイスラエル側に襲撃される、フランスで17歳の子が警官に射殺されるなどの宗教や人種が根底にある事件。

 そして日本では・・。

 福島第一原発の処理水に関して、IAEA(国際原子力機関)が海洋放出に関して
「計画は安全基準に合致しており人や環境への影響は無視できるほど」という調査結果報告を出した、ということです(7月5日朝日新聞朝刊より)

 話は飛ぶようですがテレビで水戸黄門が「もういいでしょう」と言うと、助さんだか角さんだかが「これが目に入らぬか!」と、水戸家の印籠を差し出すと、
「へへえ~」と今まで刃を向けていた人間が土下座をしてへりくだり、「その悪代官を捕まえろ!」と言われると、今まで上司として仕えていただろう人間を縛り上げ、おまけに「キリキリ歩け!」みたいな扱いをするシーンがあります。

 岸田首相は、この印籠を手に入れたと思っているのではないか。
IAEAのお墨付きだぞ、者ども控えおろう!・・とまではいかなくても、これを根拠にして胸を張って海洋放出を進める事になるでしょう。

 ちょっと待って。

 国民の理解が得られるまでいかなることにも着手しません、と言いつつこの有様。
印籠を見せられたって怒りが収まり理解しました、とはいかないのです。

 それに、安全だ安全だと言いながら「夏休みは避けた方が良い」との公明党幹部の発言。
夏休みが終わって観光客がいなくなっても、そこに暮らす、そこで生計を立てる人たちがいることに思いが行かない。やっぱり危ないのかも、と思わせる発言です。

原子炉にあるデブリを補完する場所の確保という理由を挙げているけれど、まだ1グラムのデブリの採取も可能になっていません。

良い方法がほかにないのか、他の原発もやってるよ、ではなく考えて欲しいです。
頭の良い人はたくさんいるとおもうのだけれど!

 ほかにも不安なことが多くありますが、これって今の日本の国策がどこか生活者の思いとズレている事に起因しているように感じます。

 ただ毎日、安心して暮らしていきたいと思っているだけなのですが・・。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« そしてツバメはⅡ | トップ | [長期脱炭素電源オークション... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑感」カテゴリの最新記事