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今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

四季焙煎・秋

2016-10-12 18:19:58 | Weblog
急に涼しくなった。
そうするとコーヒーがたくさん売れるようになった。
毎年のことだけれど、ホッとする。
シーズンに入るまではドキドキしている。
売れる保証なんてどこにもない。
今でも店を開けて一人目のお客さんが来てくれるまではドキドキしている。
きっとこれは店をやめるまで続くんだろうん。

季節により焙煎の方法は変わる。
変えるのではなく、変わるのだ。
焙煎はコーヒーが変化していくのを見守ることだと思っている。
焙煎人がどうこうするものではない。
コーヒーに無理な負荷がかからないように、見守るのが仕事なのだ。
だから季節によって、やり方は変わる。
誰に教わったわけでもない、コーヒーが教えてくれたこと。

秋は湿度も少なく雨の日も少ないから、焙煎が楽しい。
今、コーヒーおいしいですよ。
よかったら飲んでみてください。

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アアルトコーヒーという理由

2016-10-11 08:34:29 | Weblog
天気予報を見ると、この1週間が1年で一番過ごしやすいようだ。
暑くもなく寒くもなく、湿度もあまりなく雨も降らない。
いいなと思うこの時期に大抵体調を悪くするのは私です、はい、気をつけます。

昨日くらいからコーヒーの焙煎が変わりました。
って、私の焙煎は何にもしない、ただコーヒーの声を聞いているだけなので、
まわりにいる人が見ると、ボーっとしているだけに見えるようです。
実際そうなので、アレですが、焙煎は天気や気候にすごく左右されるんです。
大きな焙煎機ならそんなことはないのですが、私の相棒アアルト君のような小さな焙煎機は
もろに外気の影響を受けてしまいます。
だから、温度計や時計などの数字を見ていてもちっともうまく焙煎出来ません。
音を聞いて、香りの変化を感じなければなりません。
一番わかりやすい色は、一番信用ができないのです。
昼と夜、雨の日と晴れの日の光の具合で色は全然変わるのです。
音と香りは正直なのです。

季節ごとに焙煎方法が変わります。
これを誰かの教えられるっていうことはありません。
この焙煎機にしか通用しない方法なのです。
逆に言うと、この焙煎機なら誰でもアアルトコーヒーのコーヒーをロースト出来ます。
コーヒーは焙煎人のものじゃなく、焙煎機のものだと思っている理由はそれが一番大きいです。
だから庄野珈琲じゃなくアアルトコーヒーなのです。


ちなみにアアルト君って、うちにある焙煎機の名前です。

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最初から答えはこれしかなかったんだ

2016-10-10 09:41:23 | Weblog
5キロ釜で生豆6キロ焙煎をしている。
無茶苦茶だなあと思うのだけれど、アアルト君おいしく焙煎してくれる。
いい焙煎機だ。
連続して焙煎する回数を10回までと決めた。
焙煎しなければになってた自分をここらでちょっと諫めてみる。
焙煎しなければではなく、焙煎しようってなるように。

焙煎したくてもまったく売れないものだから、悶々としていた。
あのころから思えば夢みたいだ。
たぶん今の焙煎量になったら大きな焙煎機に買いかえるだろう。
だけど、アアルト君がローストするからアアルトコーヒー。
彼と添い遂げる覚悟です。
彼が終わったときは、アアルトコーヒーも終わるのです。

そんなわけで、ちょっと発送が遅れたり、店頭でも売り切れたりするときが
あるかもしれません。
ごめんなさいね。
いろいろ考えたんだけど、やっぱりこれしかなかった。
うん、最初から答えはこれしかなかったんだ。
そんなこんなでこれからもアアルトコーヒーよろしくお願いします。

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人生で最高の運動会でした。

2016-10-09 20:29:15 | Weblog
3時激しい雨音で目が覚めた。
運動会は中止かな、どっちにしても授業になるからと米を炊く妻。
6時に再度目覚める。
雨は降っている。
妻は弁当を作る、たくさんの弁当を作る。
中止だよな、それでも弁当を作る。
息子に続き、娘も眠そうだけれど起きてくる。
学校からのメールが届く。
決行。
息子は傘を差して登校。
運動会に傘を差して登校。
そうそうあることじゃないな。
止まぬ雨、10時に上がる予報を信じて最後まで協議しているであろう先生たち。
ごくろうさま。
そして下された決断は1時間遅れの10時開始。

雨は上がった。
運動場には土がまかれていた。
大人の競技がカットされてスマートなプログラムになっていた。
いい運動会だった。

判断は難しい。
もし、途中で雨が降っていたとしてもだ、決断したことに敬意を表したい。
運営のみなさん、ありがとうございました。

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木太聡 独奏会 ’不在の教会’

2016-10-08 19:46:39 | Weblog
2016・10・23 予約2,000円 当日2,500円 1ドリンク込
18:30open 19:00start

14gで2度目、木太さんの独奏会。
NHKの「日曜美術館」、ミナペルホンネなどの音楽を担当。
日々からの離脱するために。
ピアノの音に酔いしれにお見えください。

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本と音楽とコーヒー

2016-10-08 07:24:13 | Weblog
新刊も古本も図書館も電子書籍も青空文庫も本は本。

CDもレコードもダウンロードもレンタルもYouTubeも音楽は音楽。

リキッドもインスタントも缶コーヒーもコーヒー豆もコーヒーはコーヒー。

どれがいいとか悪いとかではない。
本が好きなら音楽が好きならコーヒーが好きであるなら、全部好きでたほうが人生楽しいじゃん。
それらのものをダメにするのはいつも偏屈な崇拝者。
楽しむより、貶めたいんだ、自分が認めないもの以外を。
小さな丘のてっぺんにいたい人。

本と音楽とコーヒーがあればいい。
だから、がんばる、うん、がんばるんだ。

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生きるうえで大切にしていること。

2016-10-07 14:59:03 | Weblog
勝つとか負けるとか、正しいとか間違いとか、合理的とか非効率とか、あまりにも世界が2分割されているように思う。
単純な世界はいいけれど、愚かな世界はちょっとイヤだな。
勝ったり負けたり、正しかったり間違ったり、合理的だったり効率的だったりするもんだ。
世界の話じゃないよ、人ひとりの話。
失敗しない人なんかいない(たぶん)と思うんだ。

太宰の「燈籠」読みながら、なんだ人の思っていることなど何もかわっちゃいないんだって思った。
昭和12年の作品が、今読むどの小説よりも今を書いている。
この世に新しいものなどない、新しいという概念はすぐに古びるだけ。
人は成長などしない、ただ、移動するだけだ。
っていつも思ってるんだけど、最近とくにそう思うようになっている。
って明日は知らないけどね。
そう、私はすぐに転向する、主義主張など自分の意見なんて無いし、たいしたことを考えられると思っていないから。
だからさ、一生けんめい好きなものを好きだということで手いっぱい、人のことなど意識しているヒマなどない。
って、自分のエゴサーチはしているけどね(笑

単純と幼稚は違うんだよね。

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もはや何者かわからなくなってきた庄野が11月にイベントやるってよ

2016-10-07 14:54:16 | Weblog
8月9月引きこもっていた反動で、10月11月はイベントたくさんです。
コーヒーロースターになるために懸命に日々を過ごしてきて、気付けば始めたころより自分が何者かがわからなくなってきた今日この頃です。そんな何者でもない私にも出来ることがあるんじゃないかなと思っています。
何者でもないみなさん、是非お見えください~



庄野雄治『コーヒーと小説』『誰もいない場所を探している』W重版決定記念
「お店を続けるためにずっと考えていること(コーヒーと小説の話もすこし)」

コーヒー業界が冬の時代に、何の経験もないまま徳島でコーヒー屋を始めたアアルトコーヒー・庄野雄治さんが地方でお店を続けながら楽しく幸せに暮らしていくために実践したアイデアを綴った書籍『誰もいない場所を探している』。発売からじわじわと売れ続けロングセラーとなっている本書の重版が決定しました。そして、10/1に発売したばかりの庄野雄治さん編による近代小説短編集『コーヒーと小説』が発売から5日目で重版が決定しました。この2冊の重版決定を記念したトークイベントを開催。
進行は、2冊の出版元であり、庄野さんがお店を始めたばかりの頃からアアルトコーヒーを見続けている出版レーベル「ミルブックス」を主宰する藤原康二。
10年前、飲食業の経験もないままひとりでアアルトコーヒーを始めた庄野さん、12年前同じく出版業の経験もないままひとりで出版レーベルを始めた藤原。ふたりがどうやって、お店と出版社を立ち上げ、続けてきたかを包み隠さず、全開でお話します。そして合間には、フリーランスでやっていく上で影響を受けた「すこぶる面白い」小説の紹介も。
さらにブレイクタイムには、庄野さんによる美味しいハンドドリップコーヒーのいれ方教室も行います。1粒で3度美味しいトークイベントです。
お店を始めたい方、出版に興味がある方はもちろん、何か新しいことを始めたいけどどうしていいかと思っている方にぜひご来場いただきたいと思います。


日時:2016年11月12日(土) 13時〜14時30分(12時30分開場)
会場:三軒茶屋 Nicolas (ニコラ)
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-28-10 鈴木ビル2F
電話 03-6804-0425 http://www.nicolasnicolas.com
出演:庄野雄治(アアルトコーヒー)、藤原康(ミルブックス)
料金:1500円(1ドリンクご注文をお願いします)
*お土産として、2人が選書した古書文庫の小説付き

◎予約方法|メールで受付します。
メール:millebooks@outlook.jp(ミルブックス)
件名に【11/12予約】、本文に【名前、予約人数、電話番号】を記載の上、送信ください。
・いただいた情報は本公演以外の連絡には使用しません。
・お子様料金はございませんが、小学生以下は入場無料です。
・予約後のキャンセルはご遠慮ください。


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木曜の午後、風を切って、走る、走る、自転車。

2016-10-06 18:32:11 | Weblog
焙煎と梱包を終えたあと、店番を妻にお願いして自転車に乗って近くの温泉へ。
自転車で10分足らずの場所に天然温泉の大型施設があるのはとてもいい。
露天風呂につかり、塩サウナと水風呂、高温サウナと水風呂、この3パターンを何度か繰り返す。
毎日バタバタしていてカチコチに固まっていた体と頭がスルスルとほどけていくのがわかる。
平日昼間、太陽を浴びて、露天風呂でうたたね、幸せは600円で手に入るのだな。
行く前と違っって驚くほど軽くなった体は風を切って自転車を走らせていく。
なんだかどこまでも行けそうな気がしている。
急げ急げ、家に帰ってビールを飲むのだ。

風呂上がりにビール飲みたかったけど、自転車で行ったから家まで我慢しました。
案外真面目なアルコール準依存症です(笑

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「皆さんのコーヒーと小説」大募集!

2016-10-06 07:44:51 | Weblog
庄野雄治・編『コーヒーと小説』重版決定記念

「皆さんのコーヒーと小説」大募集!


アアルトコーヒー庄野雄治・編『コーヒーと小説』、発売5日目にして早くも重版が決定しました。ツイッターやインスタグラム等SNSでも早速たくさんのご感想をいただきありがとうございます。その中に、「自分ならこの小説を、コーヒーを飲みながら読みたい」という書き込みをいくつか拝見しました。ぜひ皆さんが考える「コーヒーにあう、すこぶる面白い小説」をお聞かせいただき、それを共有したいと思います。参加してくれた方の中から抽選で10名の方に、アアルトコーヒーのコーヒー豆200gをプレゼントいたします。応募は下記の要領でお願いします。


*ツイッター、インスタグラムで募集します。

*「コーヒーにあう、すこぶる面白い小説」を1冊選び、おすすめポイントを投稿してください。

*ツイッターの場合、1回140文字で書き切れない際はできれば2ツイート内でお願いします。

*投稿の際、必ず書き込みに【#コーヒーと小説】というハッシュタグを付けてください。非公開にしている場合はハッシュタグを付けても書き込みが表示されませんのでご注意ください。

*インスタグラムは、書籍『コーヒーと小説』または、選書した本の写真とともに投稿してください。

*投稿いただいた感想や写真は、ミルブックスのHPなどで紹介させていただく場合もあります。転載NGの方は書き込みの際にその旨をご記載ください。

*募集期間は2016年10月5日~12月31日とさせていただきます。

*プレゼントの当選者には1月中旬頃にミルブックスからSNSを通じてご連絡させていただきます。発送先をお送りいただくメールアドレスをお知らせします。

*当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。


*特典冊子「皆が選んだコーヒーと小説」をご希望の方は、書籍『コーヒーと小説』を撮影した写真を投稿した後で、millebooks@outlook.jp まで、件名【コーヒーと小説特典冊子希望】、本文【お名前、郵便番号、住所、SNSでのアカウント名】を送信ください。確認後、冊子を郵送させていただきます。

★冊子プレゼントは『コーヒーと小説』を購入した方のみを対象とさせていただきますので、必ずご自身で購入された『コーヒーと小説』を撮影した写真を投稿ください。

★数に限りがありますので、なくなり次第、終了となります。

★いただいた住所は冊子の郵送以外には使用いたしません。

皆様のご参加お待ちしております。

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