2021-12-12

12月だというのに暖かい毎日。
もう今年は20日もないだなんて信じられない。

ひさしぶりに行った飲食店、一歩入るなりなんだか違和感があった。
屋号も店構えも同じ。
だけど人が違った。
家族で営んでいたように思ったのだけれど、今までいた人はひとりもいなかった。
新しい人たちがぎこちなく動いていた、
引き継いだのかもしれない。
個人店が無くなっていく現状、とてもいいことだと思う。
がんばれと心の中でエールを送り店を出る。
きっとこれから先代と比べられていろいろあるかもしれない。
引き継ぐ大変さ、私の知らない世界。
とにかく個人店が続いていくのはうれしいんだよ。

町おこしやイベントに興味がないのは、そういうことなのかもしれない。
小さなキチンとした店があり、その連なりが町になる。
にぎわいがなくても、たくさんの人が集まらなくても、成功体験がなくてもいい。
達成感なんて一時の快楽より、日々の営みを大切にする人たちが増えるといいな。

個人店に行きましょう。
そして大型店にも行きましょう。
どっちかではなく、どっちにも。
いろいろあるほうがいいじゃない。